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木更津・「ふるさとを守る会」勝利! [残土埋立]

本日(13日)づけの朝日新聞朝刊に、木更津市で残土埋め立て事業計画中の高尾産業が、厳しい条例をクリアーすることができず断念したことを報じている。このスクープは堤記者の署名記事である。

 事業者は高尾産業(市原市)で、21万㎡の埋め立てt地に東京五輪関係の工事残土204万㎥を埋め立てようとするもので、用地の8割は買収済みであったという。ご承知のことと思うが、木更津市の残土条例は、事業地周囲2㎞の住民8割の同意が必要であるが、この事業に反対の住民が「ふるさとを守る会」を立ち上げ7割以上の反対署名を集めて市に提出。市議会も住民からの陳情を採択した。

 業者は、反対運動の差し止めを求める仮処分を千葉地裁に申し立てた。しかし最終的には取り下げた。断念したとある。

 房総半島内浦湾沿いでは、
館山市の坂田処分場の県条例にも違反すると思われる4年間の事業を終えたにもかかわらず、事業延長を許可したことでの、地元住民との争い。
② 鋸南町での、区長独断で印鑑を押したことで、許可の出た汚染土壌埋め立て問題での、町ぐるみの反対運動
③ 富津での太平興業残土問題
④ 君津での新井綜合の事業延長を求めることでの争い
⑤ 木更津での高尾産業と「ふるさとを守る会」との争い
と、残土問題の争いは軒並みに発生している。今回木更津市が、独自条例によって、業者を断念に追い込んだことは、今後の独自条例策定に向けた自治体の動きが、活発になることが予想される。

▼ 袖ケ浦はどうか、木更津、君津両市は、条例策定後の事業申請は、木更津のこの1件である。この間11件もの事業申請が袖ケ浦市に集中し、袖ヶ浦港の残土は港に山積みされている状況にある。発生源もこの山積みの状態では、めちゃくちゃになっているに違いない。残土条例再提出が予定されていると聞く。市議会議員選挙での選出される12月議会では、どのような判断を下すのであろうか?市民は新議員の動向に、厳しく注目する必要がある。

残土.PNG

                 kawakami


新井綜合アセスの誤り指摘 [残土埋立]

「小櫃川の水を守る会」では、10月6日、新井綜合第3期処分場計画アセスメント準備書の誤りを指摘する話し合いを、千葉県環境政策課と持ちました。以下その報告と千葉県知事あての意見書概要を掲載します。 kawakami

 新井総合の第3期処分場計画についてのアセス準備書に書かれた地層について、小櫃川の水を守る会が重大な誤りを見つけたのでそのことを指摘し、地層のボーリング調査をすることを求める意見書を出しました。環境部の職員と2時間半にわたり意見交換をしました。

 私達と対応したのは環境アセス事務を行う環境政策課です。担当者はこちらの詳細な資料を精査し必要であれば新井を指導するとのことでした。今後の県の対応をみていきたいと思います。

意見書の概要を添付します。

意見書の概要(知事宛)    2016.10.6

1.趣旨
 小櫃川はこの地域の30数万人の飲料水源である。また処分場の北6kmには「平成の名水100選」に選ばれた上総堀りの自噴井戸がある。
 処分場の地層はこの自噴井戸の地層と繋がっているのにもかかわらず、新井総合の説明は地層について重大な誤りがあるので、精密なボーリング調査を行い、安全が確認できないかぎり第Ⅲ期計画は不許可にしていただきたい。

2.新井はボーリング調査をしてないので私達の指摘のたびにころころ変わっている
① 処分場の地層(梅ケ瀬層)は上総堀りのはるか下を通る(第Ⅱ期増設時)
②上総堀りの取水層は国本層なので梅ケ瀬層はそのはるか下を通る(2015年3月)
③取水層は梅ケ瀬層最上部層(Ss0層)であるが、この層は上総堀りの最深井戸
 (670m)の10m下なので問題はない(今回準備書、下図参照)

3.地層についての新井の主張
取水層である梅ケ瀬層最上部層(Ss0層)の深さを601mから下としている。
(理由)
①久留里でSs0層より上の地層の厚さを601mとしている。
②国本層の傾斜を処分場近くは12度、それより久留里寄りで7.5度としている。

4.地層についての私達の主張
取水層である梅ケ瀬層最上部層(Ss0層)の深さは455m~474mから下である。
(理由)
①久留里でSs0層の上の地層の厚さは新井の示した根拠の論文を基にすると455m ~474mと考えられる。
②国本層の傾斜は処分場近くの露頭では12度が最大でそれより少ない数値(10度や 7度)もある。12度の根拠がない。
③久留里と浦田の2本の上総堀りのデータからこの地域での傾斜は6.6度である。
④新井が久留里の取水層であるとした梅ケ瀬層最上部層(Ss0層)が、新井の処分場 予定地の地面に表れている。

5.結論
 新井の地層の説明はボーリング調査をしたものでなく根拠が不明確であるので、実際に処分場から久留里までの連続ボーリング調査を行い、安全を確認すべきであり、それができないなら増設は中止すべきである。



▼ 「2時間半にわたって話し合いができたのは、担当職員が、環境政策課だったからでしょう。館山市の坂田は、処分場の許認可事務を行う廃棄物指導課です。その違いかと思います。これから処分場の許可に反対と言うことで廃棄物指導課と会う場面が出て来ると思います。そのときは坂田と同じような対応をする可能性は十分あります。」

 上記コメントは、関会長のお話です。


県民不在の県行政 [残土埋立]

県行政は何をしているのであろう

まず、県議会本会議で小宮議員の質問中、悠々と居眠り中の森田健作(本名・鈴木栄治)知事の姿がばっちりと写真に収められている。この写真は傍聴者が事前に許可を得て、腕章をつけると写真撮影が許可されたもので隠し撮りではない。(袖ケ浦市議会でも、良いことは真似するといい)

小宮議員は何を質問していたのか・・傍聴者の方のブログを鉄道研究家の山の井さんが紹介してくれた。確かにとても読みやすい優れたブログである。写真を含めて、その一部を紹介させていただく

「議場は、やはり県議会だ。市議会と比べると広いし天井も高い。小宮議員は最初の質問者だった。
県の残土条例によれば、許可期限は3年、延長しても1年、にもかかわらず新たな事業として県がさらに許可したのでは、県民の安全・安心を阻害するものであるという基本的な主張を行い、混じっていてはいけないはずの産廃が混入していた問題、ダンプの過積載問題、当該箇所の安全問題等、具体的に質問された。

「しかし県側の答弁は、「継続であっても申請は受け付けて審査する。その結果、安全性に問題はない」と、条例などあって無きがごとしである。
小宮議員は、「抜け穴条例ではなく、県民の安全・安心を守る県政を」と再質問したのだが、
「新たな事業として厳格に審査したので問題はない」との答弁。
その一方で、「もし土砂災害が起きた場合、県はどんな責任を取れるのか」には一切答えようとはしなかった。要するに、許可した責任は取りませんよ、という役人一流の無責任さである。」(泥子のブログさんから傍聴部分紹介)

と言った調子で、淡々とした文章でつづられている。内に秘めた怒りが読者に伝わってくる。
この間知事は、いい気分で居眠り中なのだ。

森田知事.PNG

聞いた話によると、残土・産廃関係担当課職員は、今年大幅に入れ替えが行われたという。良心的な対応の職員はどこかへ飛ばされたということだ。県残土ザル法ですら規制している事業を、簡単に無視して許可を与えるようなことを平然とできる職員が配置されたという話だ。

パネルを手に産廃を見せる小宮県議.PNG


千葉県の指標統計というのがある。恥ずかしい指標が次々と書かれてある。いずれも47都道府県の順位である。「老人福祉費」46位「児童福祉費」44位「社会福祉費」46位「民生費」44位と続く。一体この人何をしてきたのであろう?
県公報に、残土・産廃業者との親しげな写真が掲載されていた。環境整備とやらの寄付金受領の写真であった。

成果と言えば、アクアライン通行料800円実現(と言っても、千葉県負担額のみ、関係する横浜市川崎市の負担は拒否されたまま)これ一つぐらいであろうか?

来年は知事選である。県民のためにならない知事は必要なし・・「館山坂田残土処理場事業許可を巡る県議会での質問」を、傍聴した人たちの声であった。

kawakami


千葉県庁の県民に対する不当な対応に怒りを! [残土埋立]

 「館山の海と山の自然を守る会」からの緊急なお知らせを含めた訴えが届きました。 ぜひ目を通されてください。kawakami 


 2016年9月26日 — 千葉県廃棄物指導課は、私達住民との交渉を一方的に中断したまま、あろうことか平成28年9月26日に許可を出したのです!

 8月24日に提出した「質問状」( http://goo.gl/u3D29F )に対して、希望した9月2日の交渉を拒否され、1ヶ月近く催促を続けながら待っていました。
先日21日には千葉県議会がスタートし、そのタイミングで「無内容な回答」が返ってきたのです。

 廃棄物指導課の回答では、県民との交渉を拒否する理由など、一切理解できません。質問に対しても全く答えていない不誠実さで、直ぐに「再質問状」として、翌々日の23日に渡したばかりです。

 その再質問を無視をするばかりか、9月30日に行われる県議会での一般質問も待たずに、26日の許可…一方的すぎる、卑怯ともいえる対応です!!
私たちからの要望書には、条例を死文化させる許可判断をしないために、「条例の不備」を議会で審議するまで許可するべきではないと1番目に書いて8月4日に提出してあります。(https://goo.gl/jGkd9M


 千葉県廃棄物指導課がよこした「無内容な回答」は、リンク先の坂田・波左間・平砂浦の危機のページに示します。
https://www.facebook.com/bandazando/posts/1041457189285307 )

 あまりにもおかしな回答に、愕然とするのではないでしょうか?
県民に対して「説明責任」を放棄し、無視をするひどい内容です。

 私達は事業の許可取り消しを求めて、引き続き進めていきたいと思います。

 9月30日(金)には、小宮県議会議員が議会で質問してくださいます。
当日はたくさんの住民で傍聴席を埋めたいと思います。もし、急でもご都合のつく方は、千葉県庁隣の議会棟へお集まりください!
詳しくは下記リンクを、参照ください。

https://www.facebook.com/bandazando/posts/1040313789399647

残土条例2 [残土埋立]

「私たちは残土条例の独自制定を求めます」こういうパンフがある。「残土からの地域を考える会」という市民団体のパンフで、事務局は鴨川にありとてもよくまとまっている。
今日はその紹介を書いておこう。

 まず今の「千葉県残土ザル条令」の問題点を指摘しておこう。

▼ 隣地地権者の同意や、地域住民の承諾の義務もありません。
▼ 大規模埋め立てによる地下水や生物など環境への影響が懸念されますが環境アセスなどの義務もありません。
▼ 汚染物質、産業廃棄物などの混入の事例が、過去においても認められますが、これらのチェックや検査がとても甘いものになっています。また発生元の事業者に責任を求めていません。
▼ 業者提出の書類に不備があったとしても、業務の中止、停止をすることができません。
▼ 崩落や汚染など埋め立て事業終了後の責任の所在があいまいです。
▼ 改良土など全く対象外です。

以上が、ザル法と呼ばれている県条例の実態です。最近館山市坂田残土埋め立て場の事業拡張問題では、、県条例解釈を巡って、県の担当課が、市民団体との話し合いの日程を決めておきながら、一方的にキャンセルするといった不当な対応が問題になっています。

現在千葉県内では、17の自治体が独自条例を持っていますが、新しく「改良土」と呼ばれる土の埋め立てが不法に行われていることから、残土条例の項目の条件がさらに厳しく求められてきています。

★ 木更津市では厳しい残土条例を作りましたが、改良土と称する土の不法投棄が行われ、被害をこうむりました。改良土ついて茨城県阿見町の残土条例では次のように規制を強めています。「土砂等(汚泥を含む)または建設汚泥に、セメントや石灰を混合し化学的安定処理した、いわゆる「改良土」は、適用除外事業を含め、すべての事業に使用することを禁止とします。」

◎ では改良土も含め、新しい独自条例に欠けてはならない項目として、このパンフでは次のことを指摘しています。(骨組みのみ)
▼ 住民同意の義務付け・・地域住民同意の範囲を可能な限り広げること。
農業及び漁業などの水利権者、ダンプ通行の学校・PTA等)
▼ 検査体制を拡充すること(有毒物・放射能汚染物質等・・検査システムも強化)
▼ 罰則規定の厳格化と保証金制度の導入(袖ヶ浦資源開発社の収賄事件で有罪にもかかわらず事業は継続・・通常は考えられない)
▼県外残土の持ち込み禁止・・開発事業は該当県内で完結すること。

袖ケ浦市提案残土条例に、抜けている項目はないのかな???

  kawakami

袖ケ浦市「残土条例再提案に」 [残土埋立]

 9月23日、今日の朝日新聞千葉県版に「残土条例の改正案・袖ケ浦市再提案へ~改良土も規制対象に」という見出しの記事が掲載された。いつも鋭い記事を書いている堤記者の署名記事である。

 改正内容についても触れている。主要な事項として、次の4点が挙げられている。

① 事業区域から300㎡以上は市の許可が必要
⓶ 3000㎡以上は特定事業として許可基準強化
③ 事業区域から300メートル以内住民の8割以上の同意必要
④ 建設汚泥処理度や再生砂などの改良土も対象

 木更津市、君津市、共に厳しい規制を付けた独自残土条例を策定した。その結果、今年の3月時点で木更津市、君津市の規制対象の埋め立てゼロ。ところが袖ケ浦市は、改正案が否決された13年度以降、可決されていれば規制対象になった残土埋め立ては11カ所に上り、市民とのトラブルはたえない。

 今年11月ごろ条例改正に対するパブコメ実施、12月議会で可決されれば6か月の周知期間を設けて施行したいとのことである。

 以上が記事の概略である。この記事を読んだ方から、早速のメールが届いた。内容は
「市会議員立候補予定者全員に、残土条例賛否のアンケートを取ってほしい。その結果によって投票を考えたい」
というものであった。早速検討してみたい。

 残土条例については、ぜひ入れてほしい条項がある。そのいくつかを明日記述したいと思う。次の写真は、羽田空港に降りるときの空から見た自然破壊の無残な姿である。

自然破壊.PNG



kawakami




館山市坂田残土埋め立て場  その3 [残土埋立]

「ジャック・マイヨールが愛し、晩年を過ごした館山市坂田(ばんだ)の美しい海を守りたい。その海をはぐくんでいる山にこれ以上の残土埋め立てはやめて」という冒頭の文言がすべてを物語っています。

 ジャック・マイヨールは、フランスのフリーダイビング挑戦者。1976年11月23日人類史上初の、素潜り水深100メートルの記録保持者である。大の親日家であり、千葉県館山市坂田に別荘を設けている。フリーダイビングにヨーガや禅を取り入れていたという・・(解説文から)

◎ 反対理由

① この坂田の山にある残土処分場は、すでに4年間の事業を終えています。県残土条例は、許可期限は最長4年間と制限されているはずのものです。ここにさらに3年間の延長申請をすることは違法であり論外です。
② 海辺の森林に残土処分場を作ることは、自然破壊であること。
▼ 近年山崩れが多いが、ここも土砂崩落・流出の恐れがあります。
▼ 残土はたいてい出所不明の汚い土なので山・川・海が汚れます。
③ 周辺住民の唯一の生活道路であり、観光道路であるフラワーラインを過積載気味のダンプがひっきりなしに往来するのは、沿線住民にとって非常に危険であり観光地としてあり得ないはずです。

◎ 具体的不当な事実

▼ 残土埋め立て場からは産業廃棄物が埋め立てられていることが明らかになっています。
▼ 残土発生地追跡の結果、不明なものが現れています。
▼ 豪雨のたびに崩落を心配しています。
▼ 県は、質問に回答できず、交渉約束日をキャンセルし話し合いを拒否したままです。
県民と話し合いのできない県庁職員がいることなど考えられません。

◎ 陳情書  千葉県知事 森田健作

私たちの生活を脅かし、安全が守られない暮らしを招く残土埋め立てを許可しないでください。

以上が、館山市坂田残土埋め立て場・事業延長反対の訴えです。報告された方は、地元に住むフリーダイビングをされておられる方でした。お聞きしながら胸が痛くなる思いでした。ネット署名があります。下記URLを立ち上げ、まだなさっていない方は、ぜひ署名をお願いします。そして拡散してください。(ホームページ立ち上げに注意事項が出ますが、そのまま続行できれいなページが出てきます)

署   名   https://goo.gl/XtXiui
ホームページ  https://www.facebook.com./bandazando

館山坂田埋め立て地.PNG

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鋸南開発(株)の汚染土壌埋め立て その2 [残土埋立]

 鋸南開発(株)による汚染土壌埋め立て処理施設問題

 鋸南町には7カ所の採石場があります。その中に鋸南開発(株)という会社があります。この会社は採石場ですが標高13メートルまでの砕石が許可されていたものを、標高1mまで掘り下げ、深さ12mもの大きな砕石後の穴を作ってしまいました。この穴は、土を埋め立て元のように復元するはずのものだったのですが、埋め立て用の土は売り飛ばしてしまい、大きな穴が残ったのです。そしてこの穴に、汚染土壌を埋め立てる計画を立てたというのです。あきれた計画です。

 平成25年12月20日、県は業者と地元本郷区との間に「環境保全協定」締結の見込みありとして、町に事前協議終了通知を持参しました。町長は住民の合意はなされていないとして、受け取りを拒否しました。実は、本郷区元区長・金子庸一が区長印を独断で捺印し事業所に提出したことによる県の許可であったのです。拒否された県はこの元区長の印を有効とし、事業通知を郵送で、町と事業所に通知したのです。

 鋸南開発(株)は、この穴に、汚染土壌の埋め込みをするという計画でした。汚染土壌というと、放射能汚染のことを考えるのですが、ここの場合、有毒重金属です。これを聞いた町民をはじめ町も議会も怒りを込めて立ち上がりました。

 一方、業者は、この通知を受けて、「汚染土壌埋め立て処理施設」設置届を県に提出、次いで砕石事業完了検査、新事業許可申請と手続きを進めてきました。

 町民有志を中心に反対協議会が発足しました。この団体は7団体が結集しました。幾度となく業者と協議を繰り返しましたが、歩み寄りが見られず、司法に判断をゆだねます。

 その結果、あまりにもひどい業者のごり押しと、県の業者寄りの決定に対し、債権者17名と漁業者の訴えに、操業差し止め命令が木更津地裁において出されたのです。平成28年7月20日のことです。現在県は業者からの操業許可申請を見送っている状態にあります。

 この間町内・県庁へのデモ6回(県庁デモはバス5台)、県議会での質問、委員会での追及。汚染土壌埋め立て反対集会開催と、地域が結集した反対行動を続けてきています。

 現在、千葉県に対し、「汚染土壌処理業許可差し止め訴訟」という行政訴訟継続中です。
完全勝利までもう一息です。激励支援を強めましょう!


鋸南.PNG

kawakami


日本一のごみ捨て場市原市??? [残土埋立]

 今日⒑日「小櫃川の水を守る会」の総会と、川村先生の記念講演が行われた。川村先生の「景観の力とは何か」という記念講演にも、ひきつけられたけれど、そのあとの報告にも度肝を抜かれた感じであった。

 報告の第一は、市原市での自然破壊の現状と、市民団体の戦いを報告する。
報告は水野さんが行った。新井綜合とのたたかいでも奮闘されている方であると聞いた。
1枚に図面を表面に張り出した。「日本一ごみ捨て場・市原市」とその図面にはあった。
まずはその図面を見よう。(クリックすれば大きくなります)


市原市.PNG

緑色はゴルフ場  22カ所 44㎢
黒色は産廃不法投棄日本一   100万㎥
オレンジ色  残土・改良土埋め立て   310万立方メートル
ダイオキシン汚染港日本一   170万トン
このほかに
劣化ウラン貯蔵
射撃場鉛汚染・・等がある

 これらの荒れ果てた自然破壊に、市原の市民は次々と立ち上がっている。
今日の報告で、山本県議は、事前にせき止めた残土埋め立て事例について報告された。
人づてだけど、前市長の無策による荒廃との話が聞かれた。
今日の報告の方は「そうさせた市民に責任がある」と述べられていた。
わが身に振り返ってみなければならない言葉である…と思った。

kawakami
       


館山の海と山の自然を守る会 [残土埋立]

館山の海と山の自然を守る会」から送られた会報の中にある投稿記事です。 関巌 


 2016年8月31日 — 少し前の8月4日の記事になりますが、地元・ローカル紙の房日新聞に掲載された寄稿を、全文こちらに載せます。

 文中にもあるように、7月20日に掲載された寄稿「西岬の涙」(以前の進捗でお知らせしました)を読んでの寄稿のようです。ここ、安房の土地を愛する気持ちがよくにじみ出ている、優しい気持ちになる文章です。どうぞお読みください。

館山・西岬の残土事業「新たな申請」に驚き・・・鴨川 今西徳之

 美しく変化にとんだ海岸線をもつ海、そして緑豊かな里山。南房総の自然環境の魅力と大都市にはない生活のしやすさに惹(ひ)かれ、首都圏から多くの住民がこの安房地域に移り住んでいます。私もその1人です。放置竹林や害獣による田畑の被害など、里山はすでに荒廃の一途をたどってはいますが、森林や山からの湧き水は漁業や農業を支え、さらにはそこに住む私たちやこの地域を訪れる人々の心を癒し育んでいます。この素晴らしい自然環境は将来にわたって子孫へつないでいくべき大切な宝であり、安房の貴重な資源なはずです。

 そんな安房地域の自然環境をやすやすと潰してしまう、脅威と思われるもののひとつが残土処分場です。残土は首都圏の建設現場から排出され、埋め立てなどで再利用されないものが房総の山中のいたる所へ処分目的で運ばれています。館山市西岬地区の房の大山の谷あいにも残土処分場があります。

 本誌7月20日付の高山浩さんの寄稿「西岬の涙」を読みました。谷がひとつ丸々潰れたと聞き、私もグーグルマップの航空写真であらためて見てみたところ、山頂にかなり近いところまで残土が積まれている様子が分かりました。

 房の大山は歩きやすい山で、私も登った事があります。山頂からは富士山やその後ろの南アルプス、伊豆大島や三宅島などの伊豆諸島の大展望があり、足元には青い海が広がっています。そこから海までは500メートルもないかと思います。近年では特にゲリラ豪雨や大震災により、山の土砂が崩落するなどのショッキングな映像、画像をテレビや新聞でご覧になっていると思いますが、年々、特にその危険性は増しているように感じます。

 房の大山周辺を歩いて調査した地質学者によると、崩落の危険の高い地質(地滑りした跡が等高線に現れている)との意見もあります。万が一崩落があれば、住民の命はもちろん、土砂の流出により美しい海の環境も失ってしまうなど、取り返しのつかない出来事を危惧するのは、大げさな話ではないことを多くの住民が感じることと思います。

 そしてやはり、6月の千葉県議会においても「条例上新たな事業はできない、と指摘追及された」との新聞報道もありました。また、館山の海と山の自然を守る会という団体が、千葉県に対して新たな許可をしないよう求める要望書を署名3500筆以上とともに提出しているとのことです。

 都心に近いのに、海と山の自然環境が残されている貴重な安房地域が、「ごみ捨て場」になってはならないと思います。この地域の住民だけでなく、首都圏に住む住民にとってもかけがえのない財産である自然環境をより厳格に守ることが、千葉県、安房3市1町の行政の使命であることを強く訴えたいと思います。


館山の美しい海と山.PNG

《ずさんな残土規制と県の珍回答》 [残土埋立]

《ずさんな残土規制と県の珍回答》と題する文書が「館山の海と山と自然を守る会」から関会長のところへ届きました。少し長いのですが、ぜひ読んでください。   kawakami


 2016年8月15日 — 今回の残土処分場許可申請をした業者に対し、それを受付けた千葉県が、あまりにも苦し紛れでおかしな回答をしているので、ここで一度まとめてみたいと思います。

 そもそも私たち守る会は、千葉県の残土条例を読む限り「許可期限は3年間、延長しても1年に限る」と書かれているので、既にその3年と延長の1年を終えているこの事業では、今回の申請を受付してしまった千葉県の対応は間違っているんじゃないの?と、問いただ
している訳です。

 千葉県は、「一旦終了していれば、新規申請で新たに受付可能」と答えています。その見解はとうてい認められませんが、それならば、『本当にちゃんと終了しているか?』をチェックしてみなくてはなりません。7月19日の交渉の際に疑問点を指摘して、次の8月4日に返事を確認する為の交渉の場を設けました。

 そこでのやりとりは、驚くことに殆どを「審査中のため、お答え出来ません」として、県は回答を避けました。審査中なのは5月6日に提出された新規事業であって、質問しているのはその前の2月26日に終了確認を提出した過去の事業のことだというのに、先のような回答です。心理的に“答えたくないのだな”ということは、察しがつきます。

 しかし、『終了しているから新規を受付可能』と言っているのだから、正々堂々と終了していることを証明してもらわなければ、納得 出来ません。だからこそ、突っ込んで質問を続け、できるだけ具体的な内容と、核心を掴み取ろうとして、産業廃棄物の存在が「有ったか?無かったか?」「どこに?どの程度?」を聞き続けました。写真では広範囲に多くの産業廃棄物が写っていましたが、県は現地確認で「いくつかは」「数個は」見たとしか言いません。実際は、もっと見ているはずなのに。

 また、「勉強不足のため、認識が間違っていました」という回答方法も使っています。事業が終了した際には”撤去する事”と手引き書に書かれている『路盤材』については、県は7月19日の交渉で「終了確認時に、撤去を指導した」と言っていたのです。

 ところが8月4日の交渉では一転して「最終目的がみかん畑なので、利用目的に合っていれば撤去しなくて良い」と、明らかな言動の不一致があり、全く不誠実です。何でもかんでも「勉強不足でした…」と言いさえすれば済むのであれば、法令に則って行われているはずの、行政の信頼は台無しになります。 他に、こんなバージョンもあります。「また勉強不足ってことになるといけないので、発言は控えさせていただきます」「曖昧な事は答えられないので、今は答えられません」「(記録等の文書提出に関して)ちょっと…お約束は出来ないです」
最悪バージョンは、全くの無反応。つまり、沈黙です。何かしら答えを喋るのならまだマシですが、本当に窮すると、無言か、無反応になるので、とても困っているのは一目瞭然です。

 こちらからの、「産業廃棄物が入っているというのに、きちんと調査をするつもりも無いの?」「その予定や、話題すら上がってないのか?」「なぜ入ってしまったか原因を追求していないのか?」という質問や、「許可という権限を持っているにも関わらず、許可要件になっている土砂搬入計画の事後チェックを怠っているのは、業者とつるんでいるからなのか?」では、全く答えることすら放棄していました。

尚、産業廃棄物の混入は、事業終了前であろうが、終了後であろうが、そんな事には関わらず一切存在してはならないので、事業の終了云々とは直接関係無く、「審査中」だとか「勉強不足」で言い逃れ出来るものではありません。

このような状況で、この事業を許可するなんて、あってはならない事です。今後も、千葉県内が残土天国にならないよう、しっかりと千葉県の規制を強化してもらうために、追及を続けていきます。

キャンペーンの拡散、カンパの振込など、応援をよろしくお願いします!

《振込み先》郵便局口座/店番号:058店(ゼロゴハチ店)、番号: 1948265、
館山の海と山の自然を守る会、宛



「ふるさとを守る会通信」 [残土埋立]

「ふるさとを守る会通信」

 木更津「ふるさとを守る会通信」が届きました。木更津の自然豊かなふるさと、富岡地区。ここに厳しい「残土条例」に風穴を開けるべく乗り込んできた、高尾産業は住民の一致した反対運動になすすべなく、それでもあきらめず蠢動を続けています。今日はこの通信から「富岡の銘水物語」をお伝えします。    Kawakami

 久留里ほど有名ではないが、富岡地区は上総掘りによるきれいな水がこんこんと湧き出る井戸や、緑豊かな山からの湧水など、水が豊富な里です。その水は昔から飲み水として、また水田の用水として人々の生活になくてはならない「命の水」です。私たちはこのきれいな水の豊富な里を、将来にわたって守っていきたいと思います。シリーズで富岡の名水を訪ねます。皆様の地域の名水をぜひ幹事までご紹介ください。

◎ 上根岸の銘水

 富岡中学校跡地の、公園の先を左折し、左手に緑豊かな山、右手に穂の出かかった水田を見ながら500メートルぐらい行くと、農業用水の水門の手前左側に「上根岸銘水」の看板があり、左手の山の岩の割れ目から、きれいな水が湧き出していて、それを塩ピのパイプで飲みやすいように引き出してあり、緑色の桶にジャバジャバと溢れています。
手を入れるととても冷たく、そばにあった柄杓で汲んで飲んでみると、無味無臭とてもまろやかな美味しい水です。「銘水」の看板に偽りなしです。

 たまたま水田の草刈りに来ていた、小、中学校の同級生の広部一博さんに話を聞くと、
「最近はよそからも水を汲みに来るよ。横田の人は一日おきに来ていて、この水でお米を洗って一日乾かしてから炊くとすごくうまくなると言ってたよ」
また
「久留里まで汲みに行っていたけれど、ここの方が旨いと言ってくる人もいるよ。」
と話してくれました。

 この道の先が圏央道で、さらにそのすぐ先が高尾産業の残土埋め立て予定地です。この付近の水田の用水の一部はそこから来ています。この銘水やコメがどうなるか心配です。


浜宿団地裏山残土埋め立て~その3~ [残土埋立]

 昨年大雨で土砂が流れ代宿交差点周辺、特にコンビニの駐車場あたりは泥だらけになり、交通規制が行われ、回り道をせざるを得ない状況に陥った。この泥は浜宿団地裏山の残土埋め立て地域から流れ出たものである。

 この災害の後始末で、残土埋め立てを行い、その跡地に、太陽光発電施設設置した新昭和株式会社の態度はさすがであった。その後の災害に備え、排水管をきちんと設置したと市の担当課から聞いている。

 さて今回の業者・クレッシェンド株式会社は、本社が四街道市にあり、会社成立はH20年4月16日、目的事項に「開発地の残土処分による埋め立て工事の請負」の項目が登記されたのは平成22年6月5日になっている
(登記書類記載) 
 一般質問における市長答弁の中で、この会社が県に提出した埋め立て事業申請は23年12月14日、翌年6月18日許可が下り事業に入ったものの、26年4月10日には、なぜか事業廃止の申請を出し8月29日に廃止が確認されていたものである。勿論完了検査は行われていない。

 それが27年5月27日、改めて新しい計画を提起した。浜宿団地裏山残土埋め立てとしては、第4期の埋め立て事業に当たり、現在地元との協議続行中とのことである。しかしこの会社、資本金額はなんと300万円。説明会に社長の姿はまだ一度も見えていない。廃止した前事業の完了検査が終わらないうちは、次の事業に入ることはできないことから、現在その作業中であることは中川農業委員会委員長の答弁にあった。

 となみ議員の質問で、「このような会社は信用できるのか」という項目があったが、中川農業委員会委員長からの回答はなかった。なぜこのようなことをわざわざ書くのか。この会社が、土地を買い取り地権者として事業をするのであれば、冒頭に書いたように、災害が起きた場合、その損害賠償は地権者の責任であるのだから、会社に責任が生じることになり、昨年の災害に対し、地権者はその責任を果たしていることになる。クレッシェンド社はその負担に耐えることができるのか否か、非常に疑問である。

 また、土地を購入したのではなく、地権者からの借用による事業であれば、事業終了後に地権者に土地は返還される。その後の災害補償は地権者の責任になる。このことを地権者はご存じなのであろうか?今のままでは、災害の恐れは十分に想定されるといってよい。

 このままで本当に良いのか・・安全神話は崩壊した。当該地域住民の奮起を期待するしかない。

浜宿団地裏山残土埋め立て~その2~ [残土埋立]

昨日は排水の現実的状況を紹介しました。この点についてさらに今日は問題点を書いておきます。
◎ 図面を見て考えてみましょう。
下の図面にある赤い部分が今回行われようとしている第4期工事計画部分です。
面積66000㎡。ここに69800㎥の土砂を埋め立てる計画です。ピンクの部分が第3期計画途中で放棄され、現在完了検査期限があと3か月後に迫っていて、法律上は原状以上に回復されなければならない部分です。可能なのでしょうか?あるいは昨日の報告のように、適当な完了検査でパスするのでしょうか?さてこの計画で最大の問題点は、昨日も書いた排水の問題です。

① 赤い計画部分の先端がとがっています。この先端に向かって峡谷のようになっていて、三角形底辺にあたる広い部分との落差が35mもあり、その急な傾斜に階段状に埋め込んでいくという計画です。階段は5段になっています。それも徐々に狭まっていくことになります。

② 三角形の先端の方が低いわけですから、浸透した雨水は先端の方に集中することは誰が見てもお判りでしょう。この計画の許可条件は、雨量最大限50mmを想定し、浸透度を含むいくつかの条件による計算式に従い算出し、排水容量内であれば合格ということになっています。県条例がザル法と呼ばれる要因の一つです。

③ 先端の先に青い水たまりが見えるでしょう。小さな調整池です。この調整池にたまった水が浜宿団地住宅街を通る直径1mの排水管で、曲がり曲がって浜宿川に流れ込むことになっています。今でもあふれそうになった調整池の現状は動画で見たところです。第四期工事の排水すべてが、この調整池に集中するのです。

④ 問題は、それだけでは到底間に合わないであろうからと・・その上の方にもう一つ調整池を作ります。埋め立て終了後、この調整池はどうなるのか??今のままではつぶしてしまうと聞いています。それでよいのでしょうか。直径1mの排水管です。
おまけにこの排水管施設40年を経過しています。大丈夫なのでしょうか?
                      (明日に続く)

埋め立て地浜団.PNG

★ 今日はここまでにしておきましょう。私の目には一昨年8月に起きた広島市南区八木の地崩れの状況が目に浮かびます。友人の住居がすぐ近くだったからです。











浜宿団地裏山の残土埋め立て工事 [残土埋立]

 つい数日前の3月7日、この日は一日中雨であった。気象庁発表の記録によると、木更津市の雨量(袖ヶ浦市は記述なし)は、一日で70.5mmとある。この日の浜宿団地裏山から流れ出る水量は、第三期工事の完了検査延期期間中で、あと3か月を残すのみという状況になっているにもかかわらず(今年6月まで)、農耕可能な農地どころではない。水たまりがあふれ、その流水は調整池に文字通り怒涛の如く流れ込んでいた。
 この日の記録が、下記の動画である。浜宿団地にお住いの人たちはもちろん、多くの方々にぜひ見てほしいと思う。

https://youtu.be/n_0Q1E-xPK0

 県の残土条例での雨量は50mmを最大として、浸透度、排水量を計測することになっている。先日の雨量が70mmで、近年の異常気候では、50mmを超すことなどは想定外のことではない。雨水増量による地崩れで、大きな被害が生じていることは、全国各地の事例で明らかであろう。

 浜宿団地裏山は、第三期の残土埋め立て事業を進めていたクレッシェンド社が、途中で事業を廃止し、今回改めて事業申請を行ったものである。申請にあたって農業委員会に農地転用の手続きを踏まなければならないし、その過程で第三期工事の完了検査を済ませていなければならない。
 農地法では、残土埋め立て終了時点で、元の農地以上に利便性が増加することが条件になっている。この流水の状況で、埋め立て以前より利便性が高まったといえるのであろうか?

 10日の議会一般質問で、となみ議員は、この農地法に基づく農地としての回復はなされたのか。という点について追及した。答弁に立った中川委員長は、質問とは別の答弁書を読みあげ、職員が慌てて注意し答弁のやり直しをしたり、現地に行ったと言いながら、「工事ストップのため入いられない」「遠くの方から見たので末端の方はわからない・・」と、通常考えられない答弁をしていた。こんな検査をしているのでは、浜宿団地の人たちの安全性がますます不安になってきた。

 残土問題については、塚本議員も一般質問に登壇する。併せて浜宿団地裏山の残土埋め立てについて、さらに問題点を明らかにしていきたい。

kawakami
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鉄鋼スラグ問題 [残土埋立]

朝日電子版 昨年9/19群馬版に興味深い記事があったので参考送信します。朝日新聞デジタル

(記者報告)鉄鋼スラグ、不自然な取引 廃棄物処理法違反の疑い 大同特殊鋼/群馬県
2015年9月19日 東京 朝刊 群馬全県・2地方

この記事の新聞切り抜きを見る
 大同特殊鋼(本社・名古屋市)渋川工場から排出された鉄鋼スラグの一部を、県は廃棄物と認定し、廃棄物処理法=キーワード=違反の疑いで県警に刑事告発した。大同は、建設資材として再利用するため有償で取引された「製品」と説明したが、県は、環境基準を上回るフッ素などが含まれ、不自然な取引だったことに着目し、最高裁の判例を参考に判断した。長年、県内に拠点を置く大手企業に何があったのか。

 ■県「基準超のフッ素知り出荷」
 「29万4330トンを廃棄物と認定した」。18日の県議会一般質問で青木勝・環境森林部長は答弁した。
 県によると、大同は1937年ごろから鉄鋼スラグを再利用してきたとみられる。スクラップを溶かして鉄を取り出す際に不純物を取り除くため、フッ化物を添加したが、これが基準を超すフッ素につながった。

 フッ素は自然環境に存在する物質で、環境基準は1リットルあたり0・8ミリグラム。この濃度の地下水を1日2リットル飲み続けても健康に影響しないよう設定した。

 海水は適用外だが約1・3ミリグラム、お茶には0・3?1・3ミリグラム含まれる。0・8ミリグラムを上限に低濃度のフッ素を適量使えば虫歯予防に有効とされ、海外では水道水に混入する事例が、国内ではうがいに利用する学校もある。とはいえ、濃度が高いものを体内に取り込むと歯にシミのようなものができるなどの研究報告もある。

 県によると、大同のスラグが使用された県内225カ所のうち環境基準を超えたものが使われたのは93カ所、その周辺の土壌では54カ所で基準を超えた。濃度は最も高いスラグで1リットルあたり5・5ミリグラム、土壌は8・7ミリグラム。周辺の地下水では基準を超えた箇所はなく、0・18ミリグラム以下だった。
 県は、大同はスラグの大半がフッ素の基準を超えていることを承知した上で出荷を続け、土壌を汚染させたと認定した。

 ■業界団体も金の流れ問題視
 県がもう一つ着目したのが金の流れだ。3社間の契約は、排出側が処理側に支払う代金が、処理側が購入する代金を上回る「逆有償取引」だと結論づけた。

 県によると、大同特殊鋼は2009年7月?12年6月、100%子会社の「大同エコメット」(愛知県東海市)に鉄鋼スラグ1トンあたり10円で販売する契約を結んだ。さらに大同エコメットは地元の建設会社「佐藤建設工業」(渋川市)に1トンあたり100円で販売していたという。

 一方で大同特殊鋼は2社に対し、スラグの購入代金を上回る金額を支払っていた。大同特殊鋼は「当社に代わって生産・販売業務を行ってもらう対価の趣旨だった」と説明しているが、県は調査の結果、「実際は廃棄物の処理委託だった」と判断し、廃棄物処理法違反の疑いがあるとして県警に告発。11日、県警は同社などを同法違反容疑などで家宅捜索に入った。

 鉄鋼業界関係者によると、スラグを廃棄物として処理すれば、1トンあたり数万円の費用がかかる。しかし、逆有償取引ならば排出側の負担が減る仕組みだ。今回の動きを問題視した業界団体の「鉄鋼スラグ協会」は今年1月、ガイドラインを改定した。「鉄鋼スラグ製品の販売で名目を問わず、販売代金以上の金品を支払わない」と明記し、逆有償が疑われる取引の禁止を徹底した。協会は「業界全体で信頼回復に取り組む」としている。

 ■県、最高裁判例基に産廃認定
 工業製品の原料などがそうだが、スラグの一部に有害な物質が含まれるだけでは廃棄物と認定できない。値段がつき、取引が成立している以上、価値のない廃棄物とは言えない。逆有償取引は、自ら損するが、法律違反ではない。

 そこで県は、おからを産業廃棄物と認定した1999年の最高裁判例を参考に廃棄物処理法を所管する環境省と協議した。取引価値や所有者の意思などを見る「総合判断説」の判例だ。
 おからについて被告側は食用や飼料として利用されている資源で、産廃処理業の許可は不要と主張。判決は、食用など有償取引はごくわずかで、大部分は無償で牧畜業者に引き渡されるか、有料で産廃業者に引き渡されている現状から廃棄物にあたるとした。

 大同のスラグが廃棄物なら子会社は、県内で廃棄物処理の許可がなく、廃棄物処理法の無許可営業の疑いがある。大同は無許可業者への委託が問われそうだ。

 一方、県は、県内の公共工事で使用された基準値を超えたスラグの取り扱いを協議するため、10月にも関東地方整備局、渋川市と3回目の連絡会議を開く。

 渋川市は、72カ所全て撤去した場合の費用は約8億6千万円と試算。ただ、県は現時点で地下水に影響は見られず、直ちに撤去することは必要ないとの立場だ。県は毎年151カ所で地下水を調査しており、スラグ周辺地下水を含めて常時監視は続ける。(長屋護、仲田一平)

 ■「粉飾決算」の見方も
 <産廃実務に詳しい行政書士・尾上雅典さんの話> 「逆有償取引」は、コストのかかる産廃の処理委託を避けるため、「資材の販売」や「管理業務委託」などに見せかけた「粉飾決算」との見方もできる。大同特殊鋼は、環境基準に適合しない製品を出荷しない、とする鉄鋼スラグ協会のガイドラインを逸脱した状態が続いていた。今後は業界として外部からのチェック機能強化が必要だ。スラグの工程上、有害物質の混入をゼロにはできない。ガイドラインの改善を続け、スラグに含まれる有害物質や取り扱いの注意点などの情報公開を積極化すべきだ。

 ◆キーワード
 <廃棄物処理法> リサイクルされないスラグは産業廃棄物の「鉱さい」にあたる。都道府県などの許可を得ずに業者が産廃を処理したり、無許可の業者に産廃の処理を委託したりすることは廃棄物処理法が禁止している。違反すれば、個人は5年以下の懲役または1千万円以下の罰金、法人は3億円以下の罰金となる。

 ■大同特殊鋼渋川工場から排出された鉄鋼スラグの使用箇所
工事実施主体      施工箇所数 土壌環境基準等の超過箇所数
                     スラグ 土壌
国土交通省        65       27  5
独立行政法人水資源機構  16        8  1
県            58        1  0
渋川市          72       49 41
前橋市          14        8  7
計           225       93 54
 ※県まとめ(9月11日時点)
 
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「製鋼スラグ」埋め立て~その2~ [残土埋立]

 昨日は、「製鋼スラグ」埋め立てに対する、市の対応の無責任さを証明する「市の見解」を掲載しました。今日は、「大同特殊鋼」の「製鋼スラグ」問題で、被害を受け係争中の安中市の市民団体から、直接現地調査に来られて精査されていった報告を掲載した、市民団体のブログを、そのまま掲載します。写真がどっさりあり、びっくりする内容です。  事務


http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1892.html

浜宿団地裏山の残土埋め立て計画~投稿~ [残土埋立]

浜宿団地残土問題

 浜宿団地のすぐ上に谷津田があり、そこに残土問題が起こっています。この谷津田には、始め市内の北袖商事が残土を埋め立てました。その後三和という会社が更に残土を埋め立てましたが、鉛が検出されたり、残土埋立が完了しないまま倒産してしまいました。
その事業をクレッシェンドという会社が引き継ぎ、昨年11月に完了検査を受けました。

 そのクレッシェンドが同じ場所に、今度新たに面積6.6万㎡、埋立残土60万㎥ の計画をしていて、2月に埋め立て工事申請、4月に県の許可、8月に搬入開始、工期は3年を予定しています。
 この会社は2年前に残土事業の登録をし、残土埋立事業はここだけで他では行っていません。本社は四街道市にあり、資本金300万円の零細企業です。
何か事故や被害があったとき、改善や補償などできる資金は全くありません。三和と同じように倒産しておしまい、となることでしょう。

この場所は浜宿団地に接しており、集中豪雨による土砂流失、水質汚染、谷津田からの排水は団地の地下を通っている直径1mの排水管で流すことになっていますが豪雨の時は流しきれず団地に水が流れ込むなど、近年の異常気象でこのようなことが起こることがもはや想定外ではなく、住民は多大な心配をしております。

 袖ケ浦市の独自の残土条例があれば、このようなとき住民が安全、安心できるような取り組みができるものと思われます。条例の早急な制定が望まれます。

     一会員より

「残土条例」再提案を [残土埋立]

私の手元にある書類は平成25年1月31日現在で少し古いが、『土砂等の埋立等による土壌の汚染及び災害の防止に関する条例許可事業場一覧』というものである。

この一覧表は、かって、農業委員会委員に対する贈収賄疑惑で逮捕起訴され、有罪判決の下りた(有)資源開発社もきちんと掲載されている。年度ごとに分かれていて総数この時点で32事業所があり、そのほか申請中の事業所が5事業である。ただしこの書類は平成25年以前10年間の事業所数である。因みに、有罪判決を受けた(有)資源開発は、判決は判決、事業は事業という県官僚の不思議な判断で、休まず事業は継続され今日に至っている。

 この間、木更津市、君津市と「もう自然破壊を許さない」と立ち上がった市民の声に押され、成立したそれぞれの市の「残土条例」は、有効に効果を発揮し、その後の残土埋め立て申請は1件もないし、木更津市の残土条例に風穴を開けようと企画した業者も、市民の反対活動に阻まれ断念せざるを得なかった。さらに鋸南町では、町行政・全市民挙げて不当な埋め立て施設建設申請に対する反対運動が、裁判闘争となり、争われている状況は、このブログで報告した通りである。

しかし、袖ケ浦市では、木更津市よりも数段緩い「残土条例」(案)であったが、なぜか議会では採択に至らなかった。かくて残された残土埋め立ての絶好地、袖ケ浦市と、市原市では、現在、数か所の施設建設計画がささやかれている。

 最も新しいものでは、浜宿団地裏高台地の埋め立て地がある。ここでは、さらに事業の拡大計画申請を出すべく、地元自治会を含めた関係者との話し合いを進めているという。昨年、大雨の時、浜宿団地下の十字路を土砂でうめ、幼稚園わきの土砂崩れを起こした埋立地である。
 
 自然豊かな袖ヶ浦市のはずである。下の写真をご覧になるがいい。このまま自然破壊を放置しておいてよいのか?千葉県残土条例がまったくのザル法であることは、だれもが知っていることなのだ。市民意識の高まりと、議員各位の調査・学習とで、まずは「残土条例」再提案を期待したい。

自然破壊.PNG

羽田空港に降りるときご覧ください。自然破壊の状況です)
 

 

木更津市下郡地区残土処分場建設反対運動 [残土埋立]

6月21日、木更津市下郡地区に計画された、巨大な残土処理場建設に反対する「ふるさとを守る会」の集会に参加してきました。
 この日の集会は、反対運動の現状報告と、千葉県弁護士会から4名もの支援の弁護士さんたちが来て、業者が反対運動に脅しをかけている「反対運動差し止め訴訟」をどうとらえたらよいかの学習会でもありました。会場の富岡公民館は、地元の人たちを中心に、応援の市民も交え満杯になりました。

 反対運動の報告では、すでに対象者の71,5%、842名の署名を獲得していること。現在もこの署名は増えつつあること。議会請願が通っていること。そして、業者からのゆさぶり、脅迫的賠償訴訟等に屈することなく、組織分断を狙う業者に対して毅然と対応することが訴えられていました。

 弁護団からは、「反対運動差し止め訴訟」の申し立ては、裁判所に提出されたものの、申し立て内容がずさんであり、裁判所としても必要書類不整備ということで、ひと月たっても連絡なく、裁判不成立の可能性も状況として考えられること。組織分断に乗ることなく、足をすくわれるような行動を慎み、正常・まっとうな反対運動を、胸を張って進めていくことの大切さを、法的側面から、明快な口調で話してくれました。

 袖ケ浦からの参加者からも、激励の言葉が飛び、大きな拍手に包まれました。

 産業廃棄物や、放射能汚染物質の埋立には厳しい規制の法律がありますが、残土には法律はありません。県が作った条例と、この条例では甘すぎるということで、自治体独自に作った「上乗せ条例」と呼ばれる条例が最高の法規になります。木更津市の条例は先進的な条例で、それを支える市民の着実な運動とあいまって、今回の業者のごり押しを完全に断念させるでしょう。皆さんの応援を呼びかけます。


弁護士.PNG

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残土問題その3~袖ヶ浦市の場合~ [残土埋立]

残土問題・袖ケ浦市の場合~その3~
   
木更津の条例に風穴を開けるべく挑戦してきた高尾産業(株)という企業は、確かに土木関係業務の実績は高いものがあり、近辺におけるその道の大手と言ってよいことは、企業実績を調査してみると明らかである。だからと言って、単一の企業で地方自治体の条例に対抗するだけの力はあるのか?背景にどのような力が働いているのか興味深い。

いずれにせよ、首都圏の残土の捨て場が枯渇してきているようだ。だから残土運搬料金も徐々に高騰しつつある。そうなると、次に目を付けるのは容易に認可が下りるであろう袖ケ浦市、市原市である。その袖ケ浦市内での業者の動きが活発になってきた。
その1例を紹介しよう。

蔵波調整池の上端に当たる上蔵地区で、残土埋立処分場の計画が下記の事業体から提起されている。この地域は以前から適合地として、2回にわたって計画され、廃案になっている地域である。この計画の概要をお知らせしよう。

事業社  長浦土木建設(株) 26年11月28日設立
社長  渡辺俊行   事業面積  約6ha  残土埋立量 40万㎥~45万㎥
★ 長浦港から最短距離の地へ埋め立てることができれば、利益率は高い。

この事業の説明会が5月9日に上蔵公民館であった。ここには企業側からは、なぜか社長は欠席し、コンサルタントとして、戸田プロ設計会社・社長が説明に当たっている。地権者32名中16人の出席であったという。

説明後質疑に入り、地権者からは、地元の企業として最初から最後まで、事業を完結し、後始末を契約通りきちんとできるのか・・という点が、危惧される点として質問されている。近辺の残土埋立で、途中放棄の事業者を、結構見てきているからであろうか。
この疑問には、会社自体の株数からの不安もあるようだ。発行可能株が2000株中、なぜか、事業主体である長浦土木建設(株)自体が持っている株数は500株しかない。あと1500株は、未発行のままになっている・・・事業途中での転売や、第3者に委ねてしまうのではないかという疑念である。「最後までやります」と答えていたが、信頼してもらえたかどうか疑問であった。

★ この席に某市議会議員が参加。地権者に挨拶をしていたのが目立った。市議会議員だから事業をしてはいけないということにはならない。だがこの様子を見聞きした地権者たちは、一様に不審の目で見ていたことを、本人は気づいたであろうか?

★ 代宿・野田地区(上蔵波の隣接地・約4ha)での計画の話も伝わってくる。事業者は市の頭越しに、県へ直接計画書を送る。県の残土条例は『ザル法』であることは、長い経験で周知しているところだ。市長は残土条例の再提出を諮らないのか?
こぎれいな小都市・袖ケ浦市の自然破壊が、これ以上進まないことを祈るのみ・・・。

kawakami

木更津残土問題新たな展開~その2~ [残土埋立]

木更津残土問題新たな展開~その2~

 皆さんは「スラップ訴訟」という言葉をご存知かな?
SLAPP、strategic lawsuit against public participation、威圧訴訟、恫喝訴訟。(定訳はないが「市民参加を排除するための戦略的訴訟」というのが語感に近い。)は、訴訟の形態の一つ。大企業や政府などの優越者が、公の場での発言や政府・自治体などの対応を求めて行動を起こした権力を持たない比較弱者や個人・市民・被害者に対して、恫喝・発言封じなどの威圧的、恫喝的あるいは報復的な目的で起こす訴訟である。(ウイッキペディア参照)

日本にはこれを規制する「反スラップ法」はない。最近この種の訴訟が増えている傾向があり、高尾産業株式会社という会社も、いよいよ本性を現したもののようだ。
聞けば、18日以降この訴訟の提起が具体的になってくるという。

(私個人の考えを書く。スラップ訴訟を財力を背景に行おうする企業は、企業倫理ゼロとみる。政治権力を背景に行おうとする者は、民主主義の破壊政治勢力であるとみる。)

このことに対し、「守る会」は千葉県弁護士会に相談した。千葉県弁護士会は、産廃や残土問題に深い関心を持ち取り組んできた弁護士会である。1昨年は「かずさアカデミアパーク」で、全国規模によるシンポジュームも開いていて、その道では注目されている弁護士会である。
5月12日、「ふるさとを守る会」「小櫃川の水を守る会」会員と弁護士会での話し合いには、11名もの弁護士が参加した。もし訴訟になるとしたら、真っ向からの勝負ということになる。

提出する訴訟の紙面内容は不明であるが、対象は個人なのか、条例自体を問題にするのか等、自治体の権限も争点になるとしたら、ますます目が離せないことになってくる。
この処分場が実現したら、袖ケ浦市の道路を1日350台、往復700台のダンプが往来することになる。市では木更津市を通して高尾産業に説明を求めたが、一切返答がなく無視されっぱなしである。
今後とも、よそ事としてではなく、自分たちの問題として考えていきたいものだ。




木更津残土問題新たな展開~その1~ [残土埋立]

 木更津の「残土条例」はご存知のように、事業現場周辺2㎞に住む住民の8割同意が許可条件になっているという厳しいものである。条例成立後、「改良土の不法投棄」はあったが、正式な事業計画提出は一件もなく、木更津では残土埋立処分という仕事は不可能になったと思われていた。

 そこに、あたかも挑戦するかの如く昨年10月15日、事業社高尾産業株式会社から木更津市長に対し「特定事業事前計画書」が提出された。その計画によれば、木更津市下郡地区に事業面積  217,525㎡   埋立残土量  2,045,452㎥  という大規模なものであった。

今年に入り1月18日、富来田公民館を会場に「残土埋立事業に伴う全体説明会」が開催され、参加者から、「区長会が主催というのはおかしい」という疑念が出され、急遽学習会に変更、参加者からの質問続出で、同意書についても変更者については、返還を認めさせた。この会議には木更津市議会議員7名が参加していたという。

住民間には、この会議で状況が判明するにつれ、反対機運が盛り上がり、富岡6地区による「ふるさとを守る会」が結成された。これが2月1日のことである。会ではただちに活動を開始、チラシ配布による住民への宣伝と、あわせて住民の不同意確認を、1軒、1軒訪問集約し、不同意数が過半数を超え7割~8割に達したという。

更に会では、「富岡地区の豊かな自然を守り、地域住民の命と生活を守るための請願書」を2月12日に市議会に提出した。
議会では、委員会審議採択の後、3月20日木更津市議会・本会議において賛成が圧倒的多数(反対は大野市議1名のみ・ちなみに大野市議は県議に立候補したが落選)で、この請願を採択した。

かくて勝負は決まったかに見えた。しかし業者は、「地域の利益なのに反対とは百害あって一利なし!」と見出しのついたチラシを、住民に配布。
その上、高尾産業株式会社代理人として、3人の弁護士名で「守る会」役員7名他数名の者に対し「当方としては貴殿に対し、損害賠償訴訟の提起を考えておりますが、場合によってはこれ以外のあらゆる法的措置を講じるつもりです」との脅迫的言辞による通知書が4月17日付で送られてきたのである。(明日に続く)


24年度総括討議~その5・木更津残土処分場討議~ [残土埋立]

 大規模な「残土処分場」を、木更津市富岡地区に建設するという計画が持ち上がってきた。木更津市の残土条例は「事業所の周囲2km以内8割の住民同意を得ること」という内容の厳しいものである。木更津市では「改良土不法投棄」があったが、条例成立以降1件も事業計画提出はなかった。そこへこの計画である。

 この大型事業計画は業者自体が主張するように、「地域に貢献し、未来を築き、地方再生」に役立つための地域開発事業なのか?背景にどのような力が働いているのか?業界の先兵として木更津の残土条例に風穴を開けるための挑戦か?等々・・噂話には事欠かない事業計画でもある。

 地元では、「ふるさとを守る会」を結成。この会には立場の違う議員も含めて、7名の市議会議員が参加したと聞いている。自治会主催の説明会を、学習会に変えさせ、すでに同意を表明した地元住民が、同意書の返還を求めた場合、無条件で返還することを同意させた。以降、地元住民の住居を一軒一軒訪ね、過半数を超える反対世帯を組織した。

 一方議会には、会から事業計画反対の請願書を提起し、1名を除く全員賛成で採択されている。(ちなみにこの議員は今回の県議選落選)この段階で地方選に突入。市議選結果の出る4月後半あたりから、今後の動きが出てくるであろう。

 この問題は、袖ケ浦にとっても、市内が搬入路になっていることから、1日350台、往復700台ものダンプが通ることになる。それでなくても狭い道路である。危険、粉じん公害、道路破損等の問題が多発することは目に見えている。市として何らかの措置を取ったのか・・という篠崎(典之)議員の質問に「木更津市が対応しているので、木更津市を通じて説明を要請しているが、今のところ返事がない」とのことである。
 会では、袖ケ浦市無視の業者に対し、その実態を市民に報告すべくチラシ原版を作成したが、請願採択の状況を見て配布をとどめたままの状態にある。

 業者発行の事業説明書、住民あてのチラシが手に入った。「地域の利益なのに反対とは百害あって一利なし」との見出しである。業者はこれだけの地元の反対があっても当初計画を強行する意図である。当然裁判も視野に入れているのであろう。今後の動きが注目される。

kawakami


木更津市「残土処分場」設置反対請願採択 [残土埋立]

木更津市高尾地区に計画されている、残土埋立処分場計画について、地元を中心とした市民団体「ふるさとを守る会」から提出された設置反対請願を、委員会は満場一致で採択、20日の本会議では反対1名を除く全員賛成で採択しました。この結果を受けて、業者はどのように対応してくるのでしょう?
 この業者は大手の業者であり、資金力もあり、このまま引き下がるとは思えません。裁判に持ち込むことも予想されています。今後が注目されます。

袖ヶ浦市議会では、この件にかかわって篠崎典之議員が質問しています。傍聴記で書きましたが、以下再度掲載します。

 環境問題とかかわって木更津市高尾地区に計画されている残土処理場についての項目もあった。これが仮に設立されると、1日往復700台もの残土搬入ダンプが、袖ケ浦市内の道路を走ることになる。危険性・粉じん被害・道路損壊等、袖ケ浦市も直接被害を蒙ることになることから、業者の直接説明を求めるべき・・という当然の質問もあった。
 市としては「木更津市を通じて、業者に説明を求めているが現在の所回答はない」とのことで、直接業者へ要請するかどうかは今後の問題としている。はっきり言えば無視されているのである。行政としての毅然とした態度を求めたい

kawakami



身近なニュースから [残土埋立]

昨日の「東京新聞」には、目を引くいくつもの、身の回りの記事があった。

★  鋸南町の「汚染度処理場問題」許可差し止めを求める行政訴訟を地元住民と、漁協が
一体となって、千葉地裁に起こしたことである。この問題はよく調べてみると、とんでもない話であることが分かる。町民がバスを仕立てて、県に直接交渉に行ったという怒りの気持ちが伝わってくる。
鋸南町採石業者が採石後の穴に、汚染土壌の残土埋立を計画し、地元の自治会長は親戚で、勝手に同意の印鑑を押したという・・・県は、文書が整備されていれば、途中経過がどうあろうと許可をする。これを知った地元住民が怒るのは当然である。
県の残土条例がザル法と呼ばれ、各自治体で独自の条例策定に至っている理由が今回も浮き彫りされた。この根底に知事の姿勢があることもこの記事では指摘されている。県広報に、知事が業者から献金を受けている写真が掲載されていたことを思い出す。

★「やっぱりここもか・・水郷・・湖沼や川にたまる放射性セシウム」という東京新聞独自の調査結果が第一面と最終面に図入りで大きく報道されている。東京新聞のスクープである。これを見ると霞ヶ浦・牛久沼・利根川流域といたるところに高濃度のセシウムが底土に累積されている。東電は、これも「無主物」で関係がないというのであろう。

★ 議会傍聴での「白杖問題」、八千代市での「事業仕分け」問題等袖ケ浦市につながりそ
うな記事が、目立っていた。同じようなことを感じられたのであろう。鉄道研究家の山の井さんも同様の問題を指摘したメールを寄せられている。

kawakami


木更津市富岡残土処理場問題 [残土埋立]

 先に木更津市の残土埋立処理場設置問題について幾度か報告してきた。この処理場設置に伴い、木更津港から搬入される残土は、途中袖ヶ浦市内の上宮田、下宮田、吉野田、大竹、下根岸など、富岡地区、中川地区の道路を、1日350台、往復で700台のダンプが通過することになる。これらのことについて、袖ケ浦市には残土条例がないので、業者からの説明会もなければ、当該自治会への何らかの申し入れも聞いていない。市としても関知せずの対応のまま過ぎ去ってしまうのであろうか。

 処分場から出る排水は、1km下流の木更津市上根岸で小櫃川に流れ込む。そこからすぐに袖ヶ浦市内を流れる中川地区の広い範囲で農業用水などに、この水が利用されている。さらに合流地点から数km下流では君津水道企業団の取水口があり、君津4市、市原市など数十万人の水道になっている。

 この処分場は、木更津市下郡郡高尾で、久留里線下郡駅の西側2kmほどのところである。大きな谷津で、長さ1km位、深さは20m~30m位、ここに250万㎥の残土を埋めるという。 さらにその上流に、広さ50㎡(50町歩)の計画も上がっているというのだから驚きである。

 木更津市では、「ふるさとを守る会」がすでに結成され、反対運動に立ち上がり、結成大会には7人もの議員さんたちも参加した。

 さて、わが袖ヶ浦市民は、ただただ手をこまぬいて傍観しているのであろうか???

 kawakami 

「ふるさとを守る会」結成集会 [残土埋立]

富岡残土処分場

 昨日(2月1日)木更津市富岡の残土処分場建設反対の住民組織「ふるさとを守る会」の結成集会に参加してきました。

 参加者は60名でした。会則、活動計画、役員選出などを行い、今後早急に反対の署名集めやチラシ配布、各方面への働きかけなどを行うことが満場一致で決まりました。この集会には木更津市議が6名も参加していました。さすがに処分場周囲2km以内の8割の同意を必要とする残土条例を作った市議会であると感心しました。

 袖ケ浦で同様の市民集会があったとき、袖ケ浦の残土条例を否決した袖ケ浦市議会は果たして何人の市議会議員が集まるであろうか。多くの市議が関心を持って欲しいと思います。

 集会後現地を見てきました。大きな谷津で長さは1kmくらい深さは20~30m位、ここに200万m3以上の残土を埋めるということでその規模の大きさに驚きました。さらにその上流に広さ50町歩(50万m2)の計画も上がっていると言うことで参加者は絶対に反対をしなければ、と思いを強く持ったところです。

 この処分場のすぐ下流は袖ケ浦市に近接しているというのに、袖ケ浦市からの参加者が2名しかいなかったのが残念です。この会は地元民にこだわらずどこの人でも会員になれるということで、ぜひ袖ケ浦市民も会員になって一緒に反対をしていきたいものです。
                                 関   巌

残土埋立処理場現地調査報告 [残土埋立]

今日の記事は火葬場問題の続きの予定でしたが、昨日行われました、木更津残土処理場建設にかかわる、田中さんの「現地実情調査」の報告が届きましたので、急遽その報告を掲載いたします。
なお先にもお知らせしましたが、2月1日は、地元の反対組織設立の集会があります。


本日、残土埋め立て計画のある富岡地区に行ってきました。地元の方、水を守る会の方が、多数参加されました。

予定地は、深い谷津になっており周囲の道路と同じ高さまで埋めると、約200万立米の容量があり、とてつもなくおいしい、業者にとっては、まさに宝の谷です。

現在の水質の調査を、簡易キットをもちいて測定しました。木更津市では、残土条例ができて、初めての申請ということで、試金石になります。住民側にとっても同じです。
地元の方は、周囲2kmの方の、3割りを超える不同意が確保できれば、建設を阻止できるとして、民意の掘り起こしに意気込んでおられます。

木更津だけの問題ではありません。我々袖ケ浦の問題でもあります。支援も大切ですが、自分たちの問題として関わっていきたいものです。

写真を撮ってきました。ご覧ください。
尚,2/1の発会式には多くの方が参加されて、地元の方を勇気づけることが必要です。沖縄の問題と全く同じ構図です。地元のかたを孤立させないようにしなければいけません。

 
ざんど2.PNG

残土1.PNG



小櫃川の水質検査 [残土埋立]

 先にお知らせしてありますが、28日、2月1日と、木更津の巨大残土処理場建設計画に対する、二つの抗議活動が予定されています。参加可能な方は、ぜひ積極的参加を要請します。
 事務


富岡の残土埋め立てに反対する住民組織から本日招請が来ました。あらためて連絡します。

①小櫃川の水を守る会の運動方針に基づき、
 残土埋め立て計画地の事前調査(地形・水質)を行います。

 1月28日(水) 9:00 富岡小学校前集合 11:00終了予定 長靴、防寒でお願いしたします。

 
②残土埋め立てに反対する住民組織の発会総会に際し、
 小櫃川の水を守る会に対して参加要請がありました。

 2月1日(日) 13:30~14:30 富岡公民館 
 
 なお、当初予定されていた酒井さんの講演はありませんが、
 総会終了後、予定地見学会兼学習会を行うそうです。
 (14:30~15:30?)


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