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課題山積 [市政全般]

 広域化の波がどんどんと各自治体に押し寄せています。火葬場・上下水道・介護保険・おまけにリニア新幹線の残土が、川崎港からすでに富津に入り、虎視眈々と袖ケ浦、市原を狙っています。
もう袖ヶ浦港には入っているのかもしれません。先月当たりの発生源調査をする必要があると思っています。(もちろん、木更津、君津はなし)
 JRの内房線合理化は、すさまじい勢いで進んでいます。各地で本気になって取り組む自治体や、市民の運動が高まってきています。今日からこれらのことについて少し書いていきたいと思っています。最初は山の井さんのメール紹介です。袖ケ浦も登場するのですよ。 kawakami

今年10月予定でした千葉県内5駅のみどりの窓口、11駅の駅の営業時間の縮小は12月に延期
姉ヶ崎駅と八街駅の業務委託格下げは10月20日以降に あらたに、内房線の浜野・八幡宿・長浦の3駅で、本年12月より始発から3時間程度、駅の改札に駅員を配置せず、五井駅で遠隔監視する合理化を予定が追加袖ヶ浦市民は知っている人だれもいない????怒る人もいない??) > これら国労千葉より報告がありました。>
>
> 沿線議会対策
> かずさ住民の足を守る会で富津市と君津市に、内房線と地域を守る会で鋸南町と鴨川市にそれぞれ、陳情書または請願書が提出をされています。
> 内容は内房線または久留里線の現状低下を避けるための取り組みを求めるものになっています。> いずれも9月の定例議会にかかります。
>
> それ以外に
> 合理化の対象になっている総武本線飯岡駅がある旭市の商工会などの各種団体が、問題改善のための取り組みをしているようです。
>
> かずさ住民の足を守る会として上記の議会への取り組み以外、各市町村長への要請活動を計画予定
>
> 国労千葉と会社側の労使交渉の中で、ダイヤ改正や合理化などの自治体への事前説明は、必ずしも、義務ではないとする会社側の発言があったようです。これは明らかに上から目線そのものです。
>
> 昨日の会合の配付資料の中で、鉄道ジャーナリストの梅原淳氏の富津市とJRについての取材した内容をまとめたペーパーがありました。
> 一言で、JR側のダブルスタンダードの応対がかかれています。
> 本日、館山市・君津市・富津市の各担当部署と梅原氏のペーパーについて、確認をいたしました。
>
> 私の方から、参院国土交通委員会所属の青木愛議員の本年3月22日の同委員会審議の議事録の一部を説明。
> 一年前、内房線の仲原踏切で事故がありましたが、同踏切に隣接している踏切が、4種踏切のため、統廃合をJR側から南房総市へ協議を求めている点。 →残念ながら、南房総市から私へのこの話はいただいていません。
> ほか、石井大臣の答弁で、鉄道事業者と地元と一体となってとする趣旨がかかれています。
>
> 以上が、昨日23日のかずさ住民の足を守る会の会合についてになります。
>
>> 富津市の住民団体・富津のまちづくりを考える会の会合に招待を受けました。
> 来月13日13時30分から富津市市民会館で。
>
> 2ヶ月延期になりましたが、駅の合理化の時間縮小は、あける時間は7時間30分の範囲で、対象駅の営業時間を決めるようです。
> しかしながら、内房線と地域を守る会の署名簿提出の場面で、先方へ再考を求める機会を得たものと考えますので、しっかり訴え、少なくとも一時的な待ったがかけることができればと思います。
>
>
>

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「広報・そでがうら」8月1日号 投稿 [市政全般]

広報・そでがうら」8月1日号が出ました。路線バスの無料お試し券がついていることにびっくりしました。でも大胆にこのような企画を実施に移していることは、今までにないよい試みであると思いました。「夏休み」が、明るくなったようです。

 今回の広報で注目したことがもう一つあります。それは「火葬場整備事業の状況報告」です。木更津市主体の建設状況報告ですが、ちょっと気になったことが2点あります。

① PFI (公共施設などの施設や維持管理、運営などを民間の資金・経営能力、技術的能力を活用して行う手法です)とありますが、簡単に言うと民間に建設・維持管理一切を委ねる方式です。まだ調査段階とありますが、受注業者がいるのでしょうか?一番心配されることは、高額な維持管理費が予想されることです。金額は、当然のことながら、判明次第公開されるべきだと思います。

② 火葬場予定地は、周辺道路の整備が必須要件になっています。その事業費は約10億円かかると言われています。説明では、土地取得は木更津市負担、道路整備費は協議事項とのことです。道路整備費は当然のことながら木更津市負担と思っていましたが、協議事項とは・・・・

 以上2点。重ねての要請ですが、経費負担額は決定後ではなく、試案時点で市民に公開することをお願いいたします。
                                一市民

虫食い都市の誕生・・・投稿 [市政全般]

 数年前蔵波台の坂を上る脇道にミニゴルフ場があった。お客さんは少ないようであったが、いつも芝生はきれいに整備され、遊びに来た孫を連れたりして、よく行ったものだ。
オーナーのおばさんは、気さくな方で、お茶を出してくれてよくおしゃべりをした。

 それがある日、「お客さんが少なくなってね。整備の経費ばかりかかるので、ここも閉じることになったの・・すみませんね。せっかく来てくれていたのに・・・」そう言って孫に「ほしい道具があったら好きなの持っていきな・・・」と言ってくれた。

 それから数か月で、ミニゴルフ場一帯は住宅地に変わった。小さな新興住宅地である。土地一帯を業者に売却したものらしい。気を付けてみると、街並みがいつかかわっていたりする。特に蔵波台を中心に、ミニ開発が行われ、いつの間にか新興住宅地に代わっているのである。その売れ行きがまた良いのだという。

 市街化調整区域で住宅は建てられないのではないのかと思ったら、市街地に隣接しているところは、一定の手続きをとると開発行為が容易なのだそうだ。
かくして、ミニ開発はどんどん進み新しい街並みができてきて、蔵波台の小学校は1000人を超す児童数になりプレハブ校舎を付け足す状態であるという。

 「これじゃ、せっかくの海側区画整理の土地も売れないね・・」
との声が聞こえてくる。まだまだ土地の余っているところがありそうだ。今のうちに、きちんとした都市計画を立案しておかないと、虫食い都市の誕生になる。皆さん気が付いていらっしゃるであろうに・・・・。

                      虫食い都市誕生杞憂の一市民

広報そでがうら2月1日号 [市政全般]

広報そでがうら」2月1日号が新聞折り込みで入ってきた。あわせて「議会だより・そでがうら」も入っている。

 今回の広報には必ず入っているであろうと思っていた「火葬場建設」についての記事がない。市民の間であれほど論議されているのに、議会一般質問で「市民に謝罪する意思はないのか?」とあれほど厳しく批判されていた重要事項なのに・・・いつ情報は公開されるのであろうか。

 二つ目は、袖ヶ浦海側開発区画整理における残土埋め立てについて、毎日新聞のスクープとして、全国版一面トップに報道された「製鋼スラグ」問題である。もともとは産業廃棄物であったものを加工し、舗装道路等の埋め立て資材に活用しようとしたものだが、水分を含むと膨脹したり、高濃度のアルカリ汚水(PH12 程度)が滲出するなどの問題点があるという。それを区画整理組合や、総代会等の承認を得ないまま埋め立ててしまったという重大問題である。

 市はそれを、管理組合と代行業者間の問題で、市としては関与すべき問題ではないとでも思っているのであろうか。議会には、全員協議会で説明したようだが、全員協議会は質問できないことになっているそうなので、疑問は疑問のままで残っているし、市民には一切報告はない。

 残土と言えば、昨年大雨で土砂が、浜宿団地裏山の残土埋め立て地から、平成通交差点まで流れ込み交通渋滞を起こした。その埋め立て地の拡張工事計画が、地元自治会に示されているとのことである。別にこのことを公報に掲載せよとは言わないが、残土条例がないばかりに、市の担当職員が、すべてを背負わねばならないようで、何か気の毒な感じすらしたりする。

 議会だよりが出たので、12月議会の議事録も、もうできているのかなと思ったが、議会だより掲載記事とあわせて、議事録で検証することはまだできない。議事録が掲載されるまで3か月がかかるという。せめて2か月程度でできないものであろうか…といつも思う。

 今回の広報・議会だよりに対する感想である。  kawakami

2015年を振り返る~その2~ [市政全般]

 2015年後半は、どのような課題に取り組んできたのであろう。大きく分けて2点である。

★ 7月15日強行採決された「安保関連法案」(通称戦争法案)である。中央行動報告を始め、木更津駅頭で行われた「総がかり行動」関連記事には、アクセスが集中していた。
 その日当日〈赤かぶ〉さんは、次のように述べている。

今日は 『戦争法案』が 強行採決される日である。 憲法違反と 多くの学者が言い、 国民は 「理解できない」というが、 公共放送 「NHK様」は 相撲中継はやっても、 国会中継はしないのだそうだ。

★ もう一つは、市政の課題。つまり10月25日に行われた市長選挙、並びに市議会補欠選挙である。この選挙と直接関連した事項としては、次のようなものがある。
① マニフェスト検証会議
② 財政破綻の実態
③ 裸の王様・出口市政の光と影(連載)
④ 朝日新聞報道

★ 個別記事で多かったもの
① なんといっても火葬場建設問題であった。木更津市との共同建設協議は、一方的に破棄され、新たな木更津市建設案からは、『共同』の文字が消え、『連携』の文字が登場した。実質的には木更津市建設、連携市は共用させてもらう関係となった。
 市原市との連携をかたくなに拒否してきた理由はすべて崩壊した。(12月議会では過ちへの謝罪すら要求されている)木更津市、市原市、いずれも共用案である。さてどうしようとするのか。木更津では地元の反対活動も起きている。注目していきたい。

② 議会の動きにも注目
・ 火葬場問題で、市民の声を聴く会が創袖会主催で開催されたこと。
・ 議長選で予想された二人の候補者は当選せず、田辺議員が当選したこと。

③ JR各地での合理化ニュース、中でも駅舎の「遠隔操作管理」には驚いた。JR関連記事を送ってくださる、鉄道研究家の山の井さん。「足を守る会」の石橋さんには感謝申し上げたい。それにしてもひどい合理化であると思う。電車に乗るのが怖くなるくらいである。

④ 農業問題への関心が強まった。TPP協定の日本語訳がないこと、地元袖ヶ浦市の耕作放棄地の実態、農業委員会の「建議書提出」等のニュースへのアクセスが多かった。

⑤ 「袖ヶ浦HR会議」これは若い人たちが、袖ケ浦市活性化を目指す会議である。「久留里線プロジェクト」の活動など、目立たないが一生懸命努力している人たちがいることにも注目したい。

★ 次年度は必ず問題になると思われる「市内乱開発」や、「残土埋め立て地の増加」「指定廃棄物施設設置問題」等々、袖ケ浦の生活環境はどんどん荒らさせれていく。

 新しい年を希望の年にしたい。希望の年は黙って待っていてはできない。あなたの一歩を期待しながら今年のブログを閉じる。      kawakami

2015年を振り返る~その1~ [市政全般]

 2015年もあっという間に今日・明日で幕を閉じようとしている。今年1年私たちはどのような取り組みをしてきたのか。ブログ内容を読み返し、年の瀬にふさわしくまとめてみたいと思う。

 5月22日のブログに、2015年1月~5月までの前半部分のブログで、3ケタ以上の読者数のあった記事が掲載されている。これを読むとよく見えてくるというものだ。

木更津市に巨大な残土処分場建設
② JR問題 その1とその2
③ 袖ケ浦駅海側開発
④ 袖ケ浦駅北側開発・住民投票研究論文
⑤ 脱原発・袖ケ浦・木更津・君津・富津
⑥ 朝日新聞・袖ケ浦議会特集
⑦ 議会一般質問傍聴記6人分の中で3議員の傍聴記(田邊議員・篠崎典之議員・福原議員)
⑧ 石炭火力発電所
⑨ 奈良輪雨水ポンプ場完成
⑩ 火葬場建設問題~市民の意識調査結果

★ トップに木更津市の残土埋め立て施設建設反対運動が登場したことは意外であった。袖ケ浦市民が隣接市の残土問題に深い興味と関心を寄せていたのだ。事業地周辺2km以内住民の8割同意が条件という条例のある所に、風穴を開けるべく乗り込んできた業者であったが、地元「守る会」と議会、行政が一体となってこの意図を粉砕した。見事であった。私たちは「守る会」設立当初から積極的に参加し、その状況をブログで報告してきた。市民の関心の強さがそれを支えてくれたものであることを、あらためて深く感じている。

★ 北側開発住民投票の取り組みを卒業論文とすべく、市原市在住の法政大学学生が訪ねてきた。彼の論文は賛否両側に目を注いだ内容で、しっかり組み立てられていた。見事合格。彼の希望は市原市の職員になることであった。こういう青年がいることはうれしいことだ。希望達成を祈念する

★ 議会傍聴記もよく読まれているようだ。よく活動している議員の読者数が高い。

★ 火葬場建設問題は、現在も続いている。隣接市は、木更津市と市原市があり、市原市に8割もの市民がお世話になってきたというのに、建設(あるいは共用)についての打診もしようとしない。袖ヶ浦市民の希望も聞いて進めればよいものを、木更津市に前のめりになり、前途暗澹である。この後どのように進むものやら・・・新年度、会としてあるべき姿を市民に訴えようと思っている。


袖ケ浦市議会・市長演説 [市政全般]

 27日、袖ケ浦市議会本会議である。冒頭、出口市長の3選目に当たっての施政方針演説があった。
演説内容は、選挙の折の公約の柱をそのまま話された感じであった。しかしいくつか、具体的事項に触れた部分がある。例えば次の項目である。

1、残土条例の再提出を検討
2、子育てにかかわって、第2子、第3子の無料保育実現を目指すこと
3、地域包括ケアシステムの構築では、医療機関と行政との話し合いができたこと

 上記3項目は、新しい方針である。1,2点についてはぜひ実現を目指していただきたいし、3の点については、大きな前進である。更に発展の道をまさぐっていただきたい。

 火葬場問題の項目は出したけれど、内容については一切触れなかった。ということは、3月議会まで結論先延ばしなのか・・・木更津案の内容に発展はないのか・・負担額は最低はっきりしないうちに合意などということはないだろうが、議会討議、選挙前に慌ただしく行った「市民説明会」は、会場数は不明だが総数で50人ほどであったという。木更津案を明示し、あらためて市民の声に耳を傾けることだ。それが、新しく提起した
「市政の見える化」の内容でもあるはずだ。

 石炭火力は、決定までまだまだかかりそうである。これも一切触れることはなかった。

 柱の具体化は、予算編成で具体化する。3月議会を今議会に引き続く形で注目したい。
                            kawakami

市政に対するアンケート [市政全般]

 9日(昨日)の新聞折り込みで入っていた「袖ヶ浦民報」号外が目についた。日本共産党袖ケ浦市議団・篠崎典之議員、励波久子議員編集発行による「くらしと市政」アンケート集約結果の報告であった。

このアンケートには383通の返信結果が盛られている。383通の返信ということは、少なくとも500人を超える人たちにお願いしての返信の数であろうと思う。その努力にまずは敬意を表したい。

 内容を見る。

1、「生活が1年前に比べて苦しくなった」と答えている人たちが56%。私はアンケートにかかわりなかったが、答えるとなったらこの53%の中に入ったであろうと思う。
数日前のブログに「永田町恐怖新聞」というのが掲載されている。消費税が上がり、高齢者医療費は上がり、介護保険料が上がり、国民健康保険料が上がり、年金が下がり、生活保護費が下がり、児童扶養手当が下がった。収入格差の増大を意図しているようにさえ見えるこの現実の中で、苦しくならない方がおかしいくらい。

2、市政で実施してほしいことを挙げてみると
 福祉・医療・介護の中では、国保料の引き下げ、介護保険料・利用料の負担軽減、高齢者医者医療費の軽減と続く。

3、子育て・教育では
 通学路等の安全、18歳までの医療費無料化、不登校・いじめ対策

4、環境・くらし・まちづくりでは
 上下水道料金の値下げ、指定ゴミ袋代金の値下げ、防災対策

と続いている。友人が国保税について調べてくれた資料がある。国保税は市町村で金額が違う。県内で最高は九十九里町の27万円、最低は浦安町の14万円だという。袖ケ浦の位置づけを今度聞いてみたいが、要望トップということは重い。

 裏面には火葬増問題の回答がある。共同建設をよいとする者が47%で最高であるが、木更津市、市原市両方合わせてなので、これも分類したら市民の意向がさらにはっきりしたのではないのか・・と、ちょっぴり思った。

 共産党市議団は、この後、このアンケートをもとに、例年通り、次年度予算要望書をつくり、市長に提出するのであろう。このアンケート結果を見せていただき、ご努力に感謝すると同時に、今後とも一層のご活躍を期待したい。    kawakami


あるガウラーの独り言 [市政全般]

 今月10月30日でガウランドの11年目が終わり、12年目が始まります。年間20万人もの愛用者が利用してきましたが、この11年を俯瞰してみると・・・。

 建設当時の崇高な目的を見失い、11年目の春に利用料金の大幅値上げ4割、しかも利用時間の実質1時間の利用時間の前倒しを10月よりスタート。

 愛好者のガウランド離れが深く静かに進行しています。 この10年の間、値上げは2回くらい、利用者の差別化で定期利用を市民利用のだけに限定、市外愛好者を切り捨て、年間3万もの固定客を失ってきました。 今では一回の利用で千円札を出さなければ利用できない、「高額娯楽施設」に変身してしまいました??

 今までを見て感じられるのは、行政側の運営の基本姿勢の欠落と施設運営者任せのお任せ行政の典型という感じでしょうか?? まさに「仏作って魂入れず!」の典型のようです。そもそも利用者の声を聞き、運営に愛好者の力を活用して、利益率を上げていこうという姿勢が欠落しているようである。

 利用者の目で見ると近隣各市の中で、最高の施設ではないかと思われます。 利用者と施設運営者と行政の3者による運営会議を設立し、もっと中身のある健康施設としての運営へと舵をきるべき12年目の秋がもう始まっている。 「ガウランド」は10年以上前に将来到来するであろう高齢社会に備えるために、残してくれたすぐれた施設、この施設を有効利用して次の10年、20年と袖ケ浦市の市民資産として残していくのが現在の利用者の義務ではと思う。

                          値上げの秋に思う愛好者の独り言!! 


ガウラーの嘆きとインフルエンザ料金と~投稿~ [市政全般]

★ ガウランド愛好者を通称「ガウラ―」と呼んでいます。その人たちの嘆きの声が届いています。

 本年4月から利用料金の改正で、4割もの大幅値上げが実施されました。また10月1日から、月~土まで9時~20:30。日曜・祝日は9:30~19:30までになりました。
平日午後8時半までとなると、実質8:00までしか使われません。また、浴室も平日の終了時間は同じですが、日曜祭日は7:30までです。

 日中働いている人たちにとって、トレーニングルームにしても、浴室利用にしても、利用料金の4割アップと時間の短縮を求められたことで、定期有効期限の終了に伴い他の施設への転出が深く静かに進行しているようです。~通常4割一気に値上げなど考えられません~ 

 行政側は4割の料金値上げで赤字を解消しようとしているようですが、利用者減による減収になるだろうと、愛好ガウラーの一人として心配しているところです。 

★ インフルエンザの時期が迫ってきました。市では「持続的財政構造・・・」とやらで、今まで無料であったインフルエンザ料金の援助が有料になりました。その上今日の東京新聞(10月5日)では、インフルエンザ接種料金が倍額になるというニュースが掲載されています。接種者が減ることは目に見えています。ひょっとして、今年は患者急増になるかもしれません。おそろしや・・・

                               ~投稿・一ガウラ―の独り言~

市の財政構造 [市政全般]

  皆さんは市の予算書とか、決算書などを見たことがありますか?相当に分厚いもので、中から必要な事案について取り出すのは非常に難しい。これを議員さんたちは、どれほど詳しく調べていらっしゃるのかな…と、時々思う。

 さて、会員から、次のようなメールが入った。
「現在電気代は東電にいくら払っているか調べてください。 これを東電以外の新電電からの契約に変更すれば、2割程度のコストカットになるはずです。世田谷区は新電電と契約して8000万くらい節約に・・・・」

 本当は、ご本人が直接電話をかけて聴けば一番良いことだけど、お上に電話をかけにくい方も結構いらっしゃる。そこで電話を財政課にかけて聴いてみた。

 ところが担当のご本人は、時間をかけて調べてくれたのだけど、結局
「総額と聞かれても、物件費の中の分類では電気代だけが特記されているのではなく、ほかの光熱費(たとえばガス)も含まれているので、それだけを抽出するのは不能」
との返事である。 その上に、
「予算も決算も『総務課』とか『企画課』とか、分掌ごとにくまれているので、一つ一つ取り出さねばならず、取り出して計算しても、それが正確かどうかとなれば自信がない答えになる」
というのである。

 「実は新電電とか、来年から始まる電力自由化についての学習資料に使いたいと思ったのだけど・・」
というと、
「課によっては、すでに東電以外のところと契約しているところもあるのですよ」
というので意外であった。

 予算説明会もあるけれど、細部を調べることは不可能に近い予算構成、決算構成であることを、改めて痛感した。いつぞや決算審議で、実質赤字決算であるものを、数字の上だけの判断で賛成討論していた議員さんがいた。
「代表なんだからもっとしっかり勉強してほしいものだ」
とは思ったけれど、職員でも整理できない予算、決算構成ということになれば、新人の議員さんにそれを注文することは無理なのかもしれない・・・素朴な感想である。

   kawakami

ガウランド利用者の現状 [市政全般]

 ガウランド 毎日800人くらいの人が利用しているとのこと。この人たちを通称「ガウラー」と呼んでいます。この「ガウラ―」に異変が起きています。それは使用料の値上げ問題です。

 4月に4割値上げ、10月から営業時間の前倒しで閉店が9時から8:30に 日曜日は8時から7:30の終了に変更です。 この変更に伴い若い人のガウランド離れが急速に、深く進行しているようです。 値上げや、利用時間の変更は一方的です。少なくても、もっと利用者の声に耳を傾けて、もっと有効に利用できるように、事前に綿密な分析を行うべきだったのではないでしょうか?

 これは利用者から届いたメールです。「持続的財政・・・」とは、利用者の実態にかかわりなく、一気に4割も値上げすることで、6億余もの収入増を図る結果になり、集めすぎたとあわてている状況は見苦しいというより、江戸時代の悪代官を見ている無様な政治風景です。
今からでも遅くない・・過ちは直ちに糺すべきです。

kawakami

奇妙な「地方創生説明会」~投稿~ [市政全般]

 奇妙な文書が手元に届いた。上欄に回覧と書いてあるので、間もなく自治会の回覧で回ってくるのであろう。見出しは「まち・ひと・しごと創生総合戦略策定にかかわる市民説明会」とある。その呼びかけ文書で、4会場がセットされている。

 この「地方創生戦略」については、すでに審議会報告が出て、確定したものだと思っていたら、急になぜか今までにない説明会を開催するという。
「ああそうか、市長選の選挙活動か?でもこれじゃ、地位・権力を利用した悪質な選挙活動になるだろうに・・・」

 そう思って友人にそのことを話すと、友人はすぐ担当課に問い合わせをした。答えは????
「市長は出席しません。部長・担当課で行います。」
との返事であった。ますます不思議に思った。担当課に任せるなんて考えられないのが、日常の市長の姿である。

 このことを先ほどの友人に話すと、
「選挙がまじかになって、市民の声に耳を傾けることをしない市長だ…などと言われていることが気になったのだろう。そのアリバイつくりと考えればつじつまが合うだろう・・」
との話であった。

 選挙になれば、変なことが次々と起こるものだ・・・率直な感想である。

                                選挙嫌いな一市民

裸の王様・出口市政の光と影(連載その11最終回) [市政全般]

検証のまとめ  裸の王様化した市長・自立しない行政

まとめ1、 ハコものつくりと財政ひっ迫をもたらした出口市政

 豊かな財政に裏打ちされていた、小泉市政がやり残したハコものつくりを、従前どおりの甘い財政見通しのまま突き進んでしまった。その結果、財源58億円不足の事態が到来することに驚き、あわてて行政サービスの削減で乗り越えるべく、26年度だけで1世帯約27000円もの支出増を行った。古今東西、悪政の最たるものとして指摘されている増税の道に踏み込んでしまったのだ。過ちの一つである

まとめ2、 市政運営の硬直、その中心理念は「由らしむべし、知らしむべからず」

 市政運営が、形式化し、手続き自体が目標化するような運営に陥った。市民の声に耳を傾けると言いつつ、行政の失速を一方的説明、弁解で乗り切ろうとしているのが現状。
 それをいさめとどめるブレーンがいない。ますます独善的政策策定に走り、美辞麗句で飾っても、市民はその変化を素早く見抜く力を持っている。今や裸の王様と化しつつある出口市政は、袖ケ浦市の未来を暗くする。まだ間に合うかもしれない。本当の意味での市民の声に耳を傾けていただきたい。過ちの二つ目である

まとめ3、 自立が一番遅れているのが行政

 「自立と協働」が、民間機関に作らせた総合計画のうたい文句であった。その内容は決して悪いものではない。ただ、自分たちの知恵と力を結集したものでないため、最も大事な地方自治体としての「自立」の意識が自らのものになっていないことを、随所であらわにした。
 地方分権と言いながら、国、県の政策に発言することを聞いたことがない。発言がないから、全国への発信もない。袖ケ浦はいつまでたっても、「ああ、木更津市の一部だと思っていた」と言われることになる。

 火力発電所が建設されるという話は、市長にとっていいような、悪いような話であったろうと思う。それも出身母体の東電の隣にである。この火力発電に圧力がかかった。さて市長は地元自治体の市長として、なんらかの意志表示をしたのであろうか。関知せぬ立場である。

 原発災害による「放射能汚染物質最終処分場」設置案が、国から千葉市に提案された。
蘇我と市原の境にある東電火力発電所の跡地にである。これにも発言はない。9月議会で、戦争法案含めて篠崎典之議員が、市長としての意見を求める。おそらく関知しない態度を表明することであろう。

 日本の未来に自らの意志表明ができないで、袖ケ浦市の未来を言う資格はない。なぜなら、日本の平和が失われて、袖ヶ浦市民の上に放射能の灰が降って、市政などどこかへ吹っ飛んでしまうからだ。これは失政というより、市長の資質と言った方がよい。資質は欠けていると言わざるを得ない。

まとめ4、 ただ一つ耀いているもの

 ただ、出口市政の中で、一つだけ耀いているものがある。それは、袖ケ浦市政裏面史の中に常にうごめいていた、利権をめぐる噂のないことであった。南袖高額購入価額11憶五千万円。土地開発公社をめぐる信じられない土地の売買。君津中央病院建設を巡る逮捕者等々。
 しかし、出口市政にはそれがなかった。惜しむらく謙虚さが失われ、暴走を抑える者もなく、箱モノづくりに走り、財政ひっ迫状況へ落ち込ませてしまった。他人に心を許さない潔癖なまでの閉鎖性が、周辺都市との連携を妨げ、一人孤独の道をゆく。

 11回にわたる検証連載は、あくまで個人的な検証である。しかし、この検証に拍手を贈ってくれる人たちが結構いる。
 先月はこのブログに18700余のアクセスであった。多い時は45000に上ったことがある。劣化ウラン問題であった。今回も出口市政の一つの節として、この記事も、結構な数の人たちに読まれているようだ。

 今日も次のようなメールを送ってくださった方がいる。
「自分のまわりや空気が読めないというのは、一番、いたいところ。気づかないというのは不幸なことです。千葉県議会の水野ゆうき議員が口にした、基礎自治体の近視眼感覚。という言葉からすれば、出口市長はかなり、陥っている感じがします。」 

 検証最後に一言。「人は引き際が大事」という言葉がある。さわやかな後味が残る程度で退くことをお勧めしたい。妄言多謝!(この稿を終える) 

裸の王様・出口市政の光と影(連載その10) [市政全般]

検証その10 市政運営の硬直化・・弱体化した市長ブレーンに囲まれて
 
1、本当にイエスマンしかいないのか?~例えば火葬場建設問題で考える~

 不思議な火葬場建設問題・・袖ケ浦市単独建設予定で購入した南袖の土地はあっさり断念。市内適所建設を明言していたが、木更津市から共同建設の打診があると、それにすぐ飛びついた。「対等の共同建設」を夢見ていたがあっさり木更津市から梯子を外された。
 ついで、4市合同の共同建設案が提起されている。それも、「すべて木更津でやるので、ほか3市は応分の負担を・・」という、木更津市の建設費用、完成後のランニングコストすべての軽減を狙っての建設案であることがありありと見える。木更津市の、木更津市による、木更津市のための、あきれた『共同建設案?』である。さすがにすぐOKを出してはいないが、市民への説明のための保留という。しっかり説明してもらいたい。
 それにしても、JRにせよ、火葬場問題にせよ・・したたかな渉外力のなさが目立ってならない。いつまでたっても市外への発信力がない。

 この流れを見ると、いくつもの疑問が出てくる。
① 政策立案過程で、市民の置かれている現状、意見、実態などについての調査分析をした形跡がない。
② 南袖用地についての、念書なるものについての責任の所在を明確にせず、地元に拒否されたから、建設断念を簡単に決定したとしか思えない。
③ 火葬場用地は林区にもあり、地元自治会は賛成しているのに、なぜか話題にもしない。
④ 一番お世話になっている市原市は、火葬場に余裕があるというのに打診さえしない。

▲ 政策決定は、すべて市長独断で行われているとしか思えない。周りの副市長、部課長に骨太い現状分析のできる、大胆にものの言える職員はいないのか?(あるいはいても、除外されているのかもしれない・・・)
 愚痴を長々と私たちに話す副市長の姿にあきれた。市長独断にならざるを得ないのか?

2、形骸化した手続き政治

① 形式だけのパブリックコメント
 26年度のパブリックコメントは17の実施件数に対して11人の意見提出者があった
意見総数は62件である。この62件の意見の内
☆ 原案を修正したもの・・・・・・・・・0
☆ 原案に盛り込んであるとしたもの・・17
☆ 意見を反映しなかったもの・・・・・19
☆ その他の意見・・・・・・・・・・・26
    
 政策決定後のパブリックコメントは、してもしなくてもいいようなものである。パブコメで原案を完全修正した事例を聞かない。修正しても文字、小さな文言程度しか見ていない。
 流山市では、政策策定時点でのパブリックコメントに変えている。本市とは内容が全然違う。本当に市民の声に耳を傾ける姿勢が見える。

② 審議会、委員会、等々・・市民公募枠の狭いこと
 審議会、委員会等は政策決定にあたって、一応ご意見をうかがうための機関である。
始めに書こう。流山市の審議会市民公募枠は39%。10人の内4人は市民公募である。袖ケ浦市は13%。委員15人でようやく2人。充て職というのが問題。一人でいくつもの委員を兼任している。会議に出てきても、何も発言なし。一度傍聴に行かれてみるがいい。

☆ 審議会の形骸化、形だけのパブリックコメントについて、議会でも問題視し意見が上がっているが、まったく改善の跡は見えない。形だけ整えて市民の声を聴いているというアリバイ作りに使われているようなものだ。これを手続き政治という。(続く)

裸の王様・出口市政の光と影(連載その9) [市政全般]

検証その9 「市民との対話を大切に」は虚言

たしかに出口市長は、自分なりに学習はよくしている。議員4期と市長2期を積み重ね、行政経験も豊富である。市長の意見にまともに答えたり、反論できる職員は、年を追って少なくなってきていると聞く。
議会においても、市長と対等に討論、あるいは理路整然と反論できる議員は、新人の増加もあり、数少ない状況にある。そのような状態の中で、市長就任初年度の謙虚さが、少しずつ薄れるとともに、自信過剰からか、独善的傾向が強まってきたような気がしてならない。

 今回は、市民の声を直接聞くという鳴り物入りで始まった「市長とのふれあいトーク」と、「予算説明会」について報告しておこうと思う。

 「ふれあいトーク」26年度5団体99名と行ったとある。このうち1度は私たちの会で50名を超す人たちが集まったので、残りの40数名で4回ということになる。人数が少ないからいけないとは言えない。それだけ密接な話が交流されたのかもしれない。「ふれあいトーク」という企画は、決して悪いことではなくむしろ市長の積極的姿勢を評価するくらいである。

 問題は何か。市民との話し合いだから、その中には聞きづらい問題や、反対意見もあるであろう。ただ出口さんという方は、そういう意見が出ると、謙虚に耳を傾けるということができない方である。必ず自説の主張、説得あるいは弁解が始まる。

  私たちの主催したJR問題を中心にした「ふれあいトーク」でも、私たちはJRのかたくなな、合理化経営方針の壁を崩すには「法律順守」を表面に据えて、障害者団体の協力も得て「バリアフリー法」の活用を提案し、会場からも同感の拍手が沸き起こったりした。私たちは「建設的提言」として発言したつもりなのだ。しかし、この発言に戻ってきた言葉は、私たちの問題提起に対する意見交流的発言ではなく、行政として取り組んできたあれこれについて繰り返しの説明であった。

 なんといっても、火葬場建設問題に対する市民の反対意見が、特に長浦地区を中心に大きく膨れ上がった時点で、私たちは「市民集会」を開催した。ところが「ふれあいトーク」なら参加するけれど「市民集会」には参加しないという市長の姿勢には驚いた。「以前はこれほどではなかったのに・・出口さんはこんなに変質してしまったのか」というのが、率直な感想である。

 蛇足であるが、木更津市との共同建設は、市民集会で参加者が指摘したとおりの結末になっている。

 「予算説明会」は、26年度3回95名の参加者があったという。参加者の86%の方が「関心を持てた」という反応である。その自己評価はそれでいい。ただ「もういいわ」と言っていた参加者が結構いたことも伝えておきたいと思う。なぜか1時間半の予定の中、50分を超える時間が一方的説明で、意見交流の時間が30分よりない。質問者が次々と立ったのでやむなく時間を延長した・・というのが私が参加した説明会の実態である。

 要するに、市民の声に対し謙虚に耳を傾けるのではなく、「市民に、行政の意図をわからせる予算説明会」になっていることだ。市民との話し合いはディベートをするためのものではない。
この特集冒頭の『嘆きのロード』に戻る。袖ケ浦市民は「由らしむべし知らしむべからず」の対象ではない。

 今回の出口市長立候補決意の中に「三つの基本姿勢」を謳っている。その二つ目に「市民との対話を大切にした市民参画の市政」とある。私は、「市民集会参加拒否」これ一つでなんと理由をつけようとも市長の資格欠落と見る。(続く)


裸の王様・出口市政の光と影(連載その8) [市政全般]

検証その8 唯一の「子育て環境日本一」政策の破たん

今回の、出口市長立候補決意表明と基本政策(6つの柱)の中から、従来あった「住みやすさナンバーワン、子育て環境日本一」のキャッチフレーズが消えた。
消さねばならなくなった決定的要因を、検証その8で明らかにしたいと思う。

 出口市政8年間の政策の一連のハコモノつくりは、前・小泉市長が、袖ケ浦市最盛期の豊かさの中で生み出した政策で、状勢の変化にかかわりなくそれをそのまま実行してきたことに基本的な過ちがあったことを、ここまで指摘してきた。
 さて、出口市長独自の、あるいは唯一と言ってよい政策であった「子育て環境日本一」が崩壊したことを、決定的にしたのは、今年の6月議会で、笹生猛議員がこの問題を追及されたことによる。その時の私の傍聴記に付加事項を付けて記載する。
 
 笹生猛議員は大綱2点について質問したが、その中の1点目は「子育て環境日本一」についてである。この部分についての、討論的質問は聴きごたえがあった。その内容を報告しようと思う。

 笹生議員は、出口市長の公約である「住みやすさ№ワン・子育て環境日本一」がどのように進化発展してきたのか・・その評価を正面に据えて質問を行った。いわば市長との正面対決である。

 「子育て環境日本一」についての市長の戦略的構想について、私が答弁を通して理解したことは、次のような段取りを取る。
1、行政的取り組み
① 中学性までの医療費無料措置
② 保育園の充実
放課後の学童保育
④ 学校校舎の耐震化
⑤ 給食センター
⑥ 通学路の安全
⑦ 身近な相談所の設置

2、市民との協働で取り組まれるもの
 ① ファミリーサポート
 ② その他さまざまな学校支援等

 これら様々な施策を通して、実感した市民の口を通し『袖ケ浦の子育て環境はいい』という声が広まり、その成果が、実質的に微増ではあるが人口増にもつながってきているとの自己評価である。

 笹生議員は、これらの事業は効果は上がっているかもしれないが、その評価の仕方は、内部の自己評価であり、相対評価上では必ずしも自己評価程の位置に至っていないことを、公的な機関における自治体の評価位置づけを例示しながら迫った。また、市長の「子育て日本一」についての理念共有についても、部長幹部職員間でもあいまいなものであることを具体的に追求した。

 この追求の中で決定的であったものは「市民意識調査」の結果である。平成23年度、26年度の調査結果を見ると、児童福祉や義務教育の項目で満足度は下がっているのである。これで「子育て日本一」などと言えるのか。「日本一という言葉は外してはどうか」と畳みかけた。市長は「市民に伝わっていない。成果を『見える化』しなくてはいけない」と答えたものの事実として認めざるを得なかった。

 「行政改革審議会」の傍聴に行ったことがある。行政改革についての膨大な文書があった。すべて一つ一つの事業に対する取り組みと、結果、そして到達点についての自己評価で構成されていた。「これは行政の効率化で行政改革ではない」と思ったし、パブコメで指摘した。「無駄なことをしているものだ。これこそ改革すべきことではないのか」とも思った。
そのことと同じことを、笹生議員は相対評価の必要性を説きつつ、具体的事実を示しその破たん状況を追及、市長は答弁不能的状態に陥った。

 市長の戦略的構想の破たんを明らかにした質問であったと思う。このようになった背景には、冒頭から指摘しているように、市民の意見に耳を貸さない独断的傾向が生じてきた反映と私は見ている。市民意識調査における市民参加の項目が下がったことがその証明になっている。

 出口市長が、外部からの評価を求めたことを聞いたことがない。流山市長とは、ともに学習した機会があるということを答弁で話されていた。ご承知のこととは思うが、流山市行政の実績は、全国レベルの各種統計で上位に位置づいている。単純な自己評価は自己満足に過ぎないことを銘記すべきである。(続く)

 

裸の王様・出口市政の光と影(連載その7) [市政全般]

検証7 着任以降値上げしてきた事項を並べてみる
 
 検証6では、「持続可能な財政構造確立のための集中的取り組み」で、行政サービスは一気に落ちこんだことを報告した。しかし、58億の財源不足が明らかになり、急遽取り組みを開始する以前は、何も手立てを打っていなかったと言えばそれは嘘になる。いったい出口市政担当時点から、どれ程の行政サービス削減が行われてきているのか?そんな疑問を持った私たちの会の会長が、情報公開を求めてみた。そうすると次のような回答が戻ってきた。
その報告が、2月1日付のブログに掲載されている。それをそのまま掲載する。

市の財政は歳入が減っていて厳しい状況にあります。
しかし、この根本原因は箱物行政にあります。JR長浦駅・袖ケ浦駅の改修に数十億円、袖ケ浦海側開発にやはり数十億円の支出、さらには火葬場建設で木更津市との共同建設に向かっていますが、現状と同じ市原市との共同運用を考えれば10億円も節約できます。

 このようにチマチマと市民の負担を増やす一方で大きく税金を使っていては財政が健全化になるわけがありません。実質賃金や年金は下がり物価は上がっている中で、市長や特別職の給与は上げている。一方で市民には負担増を求めている。誰のための市政かと思います。
ちなみにここ数年間で市民の負担増になったものを調べると下記のようになります。『チマチマと木っ端を集めて材木を流す』のたとえの通りです。

市民の負担増の項目(出口市政以後)    2014.12現在

★ 2009年度(平成21)
国民健康保険料の値上げ
学校給食費の値上げ
し尿くみ取り料金の値上げ

★ 2010年度(平成22)
国民健康保険料の値上げ
後期高齢者医療保険料の値上げ
水道料金の値上げ
ガウランド使用料の値上げ

★ 2011年度(平成23)
国民健康保険料の値上げ
下水道使用料の値上げ
事業者の一般ゴミ料金の値上げ
児童扶養手当の減額
犬猫の赴任去勢手術の助成金廃止

★ 2012年度(平成24)

★ 2013年度(平成25)
水道料金の値上げ
粗大ゴミの有料化
市内一斉清掃報奨金の減額
図書館購入図書の縮小
小中学校のワークブック購入の縮小
袖ケ浦美術展を主催者負担へ
学校音楽鑑賞会の規模縮小
パソコン講座の規模縮小
人間ドックの助成金減額
身障者に対する医師診断書作成費用の助成金廃止
障害者、高齢者の理容師派遣助成金減額
自走式草刈り機貸し出し有料化
草刈り機貸し出しの刃を自己負担
花作り事業の花苗配布を種配布へ
今井公園プールの廃止

★ 2014年度(平成26)・・・総数66項目略
敬老祝い金の一部廃止と減額
重度身障者の支給額の減額
心身障害児童の支給額の減額
難病患者療養見舞金の減額と支給基準の絞り込み
市営墓地公園使用許可証手数料の値上げ
肺癌、大腸癌検診の有料化
以下の各種使用料の値上げ
市民会館、各公民館、図書館、臨界スポーツセンター、総合運動場、今井野球場、のぞみ野サッカー場、各運動広場、多目的広場、小目的広場、百目木公園の野球場、同ソフトボール場、同ゲートボール場、小中学校体育施設、袖ケ浦健康支援センター(ガウランド)、農業センター講習室




裸の王様・出口市政の光と影(連載その6) [市政全般]

検証その6 「持続可能な財政確立のための集中的取り組み」 2年間の結果

  新聞にすっぱ抜かれ。あわててものものしい表題のプランを出した。
なんのことはない。「持続可能な財政確立のための方法」は、昨日紹介した故事の最悪の方法に走ったのだ。「苛斂誅求」(かれんちゅうきゅう・租税などを厳しく取り立てること)の道である。つまり税額を上げて厳しく取り立てることは目立ちすぎる。その代わりに、今までの行政サービスを大幅にカットする方法を取り上げた。実質値上げと同じことだ。

 手元に一つの文書がある。「持続可能な財政構造確立のための集中的取り組み」(平成26年度実績)という文書である。ここに書いてあることを紹介しよう。

 まず冒頭の記述に注目。
「『持続可能な財政構造確立のための集中的取り組み』で、効果見込み額合計5億2272万円の所、実質は6億9032万2千円となり平成26年度の取り組みは、見込額と比べ1億6760万2千円上回る効果を上げることができました。」
とあるのだ。

 その上、次ページには、これ以外に「未確定事項多し」等の理由で算定できなかったものも含めると、平成25,26年度の2か年間の効果見込み額合計8億221万7千円の所、10億7104万8千円となり、当初予定より、合計で2億6883万1千円上回る効果を上げた・・・と誇らしげに書かれてある。

 この間、次から次へと値上げやら、今まで行われていた行政サービスの廃止等がどれだけあるのかご存知か?上記前段26年度に絞って、表に出ている項目を数えてみると66項目に上っている。公民館、図書館会議室、臨海スポーツ運動広場等の使用料値上げから始まって、福祉事業関係の扶助費削減、中には障害者高齢者への理容師派遣事業の廃止、敬老祝い金の対象見直し等、よくぞまあこんなところまで・・と、感心するほどであった。逆に言うと、袖ケ浦の行政は、このようなところまで行き届いた行政サービスを行っていたということになる。それが次々と削られてしまった。26年度1年で世帯数(25502世帯・27年8月1日現在)1世帯平均年間約27000円程度の行政サービス削減という数字が出てくる。

 財政の鉄則「入るを量りて出を制す」の「入るを量り」は全くなかった。早くから収入減の予測があったにもかかわらず、収入増の手立てを打つことなく、ハコモノづくりに狂奔した結果がこんな形で出てきたことになる。このままだとあと3年、退陣せぬ限り、あのものものしい表題の苛斂誅求財政政策が続くことになる。(5年計画)

 忘れていた・・・こんな財政状況でありながら、苛斂誅求の対象から除外されている聖域があった。一つは自らを削る努力がないこと(職員定員変わらず、報酬ラスパイレス指数全国市区町村7位)一般職員はよしとしても、特別職の報酬改善まで通してしまった。もう一つは議会費用に変化なし。(続く)


裸の王様・出口市政の光と影(連載その5) [市政全般]

検証5 当然のこと財政の逼迫化

1、当然、財政のきびしさが迫ってきた。

 ハコものつくりすべてが悪いわけではない。当然必要なものには必要な対処をしなければならない。所詮、政治とは入ってくる金額をどのように配分するかの判断の世界なのだ。
その時に「入るを量りて出を制す」という中国の故事を正確に思い出すがよい

 「礼記・王制」には「三十年間の平均で、国の予算を組み立てるようにし、まず収入の方をよく押えてから支出の方を計画する」と記されている。
 この言葉に続けて次の言葉も忘れてはならない。悪政の典型は、徴税を強化することで収入を賄い、人民の血税をしぼる、殷の紂王のようないわゆる「苛斂誅求」(かれんちゅうきゅう・租税などを厳しく取り立てること)をいう。そこに走ってはいけないという先人の教えである。

 さて、市の収入の状況をしっかりと見据えての「海側開発」であり「駅舎建設」であり、未着手ではあるが「火葬場建設」であったのか・・・これだけなのかと言えば、決してそうではない。2010年時点で私たちが指摘したハコものつくり(公共事業)には次のようなものがある。「学校給食センター」「公共下水道」「横田3番線」「平川中体育館」「公民館改修」「市庁舎改築」海側開発にかかわって「奈良輪雨水幹線工事」「都市計画道路」「アンダーパス」等々。中でも、「なぜ今、しなければならないのか?」と思われるものに「電線地中化(4,2億)」これにはびっくり、財政出っ放し・・・どうなるのであろうか??との疑念をぶつけていた。

2、財政の状況~その結果どうなったのか~
 ここに市政最高収入時の平成9年度と、平成27年度を比較してみる。
市税収入  167億に対して128億。最高時より39億減(24%)
財調    41,5億に対して37億。最高時より10億減(22%) 
借金    250億に対して305億。最低時より55億増(22%)
財政力指数 1,47に対し、1,085・・・首の皮1枚で繋がっている状況

 税収がどんどん減ってきているのに、(税収を増やす手立てのないまま)大規模な公共事業を次々と展開、借金が増え今後の財政計画を圧迫している。
 そして、ついに2013年11月8日の朝日新聞は、市の財政状況の悪化から、このままいけば2017年には58億の財源不足になる可能性があることを市がまとめたことを報じた。(クリックで拡大)

袖ケ浦市の財政危機朝日.PNG


 財政悪化の理由は税収不足と高齢化とある。ハコものつくりに没頭したことには触れられていない。ここでも高齢者は悪者になってしまった。そして市長は
「将来的に市財政は深刻な状況になる。市民にも負担を強いるが理解と協力をお願いしたい。」
と結んでいる。誰がそうしたのか?「入るを量りて」の部分を見落としたまま、ハコものつくりで出しっぱなしの状態が今日を生んでいることに、この理由づけは触れていない。
 なにか社会情勢がそうさせて、自分には関係がないもののようである。(続く)   

裸の王様・出口市政の光と影 [市政全般]

検証その4『朝令暮改』あきれた火葬場建設狂想曲③

1、火葬場問題の概要

火葬場建設問題は、なんと1977年(昭和57年)以降38年間にわたる袖ケ浦市政懸案の問題である。従来財政の豊かさから一貫して単独建設が計画され、建設箇所をめぐって地元の反対による挫折が繰り返されてきたことは、このブログでも何度となく紹介してきたところである。ここでは出口市長就任以降に絞っての取り組みの経過と問題点を書く。

① 前小泉市長は、平成11年に、地元との合意のないままに、火葬場建設予定地として南袖地区の土地購入を決定し、土地開発公社が16528㎡を11億5000万円という巨額で購入したことはご承知であろう。この時「地元の同意のないまま建設に踏み切ることはしない」という、不思議な念書を差し出していた。

② 19年10月に当選した出口市長は、この懸案を解決すべく平成20年に入ると地元との交渉に入ったのはいいが、あっさり断念。その結果を3月議会で、「市内の適所に建設」を表明する。市民の税金11億5000万円は、どぶに捨てられたような結果である。

③ 驚いた議会は次々と立て続けに抗議したが、歯牙にもかけぬ態度を貫く。
・平成20年9月議会で「火葬場の南袖計画の断念撤回を求める決議」可決
・平成21年3月議会では、議長から市長への質問書提出、市から5月には回答が出た。
・さらに21年9月議会には(仮称)「メモリアルパーク検討特別委員会」設置、2年8カ月の討議を経て24年9月議会に報告。

④ 出口市政2期目(23年10月)が始まった直後の11月14日、木更津市から、火葬場老朽化に伴い新規建設にあたって、共同建設の打診が舞い込んだ。しかし、議会は(仮)「メモリアルパーク検討特別委員会」開催中である。その最中に態度を明らかにするわけにはいかないが、この提案にあっさり飛びついたことは、議会特別委員会の報告が終わった直後の25年2月15日の全員協議会で木更津市との共同建設に踏み切ることの表明がなされたことだ。
  「議会特別委員会の結果がどうあろうと関係ない」という態度であった。議会も甘く見られたものである。

★ 以上の経過の過程で、徹底的に抜けていたことは何か。前小泉市長の念書問題の解明である。議会も、市長もそのことに触れようとはしない。それでなくても、購入額の実質は8億円であったとの噂すら巷間流れている。市民の疑念は誰も晴らそうとはしない。

2、木更津市との共同建設を巡って

 共同建設への夢はあえなく消えた。簡単に言えば木更津市に梯子を外されてしまったことにある。袖ケ浦市は対等な建設を夢見ていた。木更津市は、共同建設によりいくらかでも建設費の軽減を図るのが目的であった。このことは、私たちが企画した市側不参加の「火葬場問題市民集会」で、参加者から当然のごとく指摘されていたことだ。
 木更津市は、君津市、富津市からも共同建設に参加したいという申し出でがあったことから、あっさり袖ケ浦市との共同建設協議を破棄し、新たな建設案提示に至ったのである。
 それは簡単に言えば、「木更津市が建設、運営、管理すべてを行う。他の3市は応分の負担を願いたいという」という内容のものだ。袖ケ浦市は茫然・・何事もなすすべなしの状態に陥った。

▼ さてどうなるのか?これでも一緒に後をくっついていくのか?決定的弱点は・・

① 市民が実際に利用している実態に立っていないこと。
現在、近隣都市の火葬場を使わせてもらっている。25年度はお隣の市原市の火葬場で410体(78%)、木更津市で88体(17%)その他の地域の火葬場で31体のご遺体が荼毘に付されている。合計529体で1日平均1,4体という数である。使用料は市原市が1体6万円、木更津市が4万円。袖ケ浦市では、ご遺族負担を一律5000円とし、あとは市が補助する仕組みを作っている。市の年間補助金合計は約2800万円これが実態なのだ。共同建設に踏み切るのであるのならば、なぜ一番利用させてもらっている、市原市の意向を聴こうとしないのか・・何度申し入れても打診さえしない。理由不明。

② 火葬場問題も、市民の実態から離れて、密室協議で政策決定
重要政策策定のすべてが密室で行われている。市民の声を聴いているという理由づけの各種審議会の形骸化はや、政策決定後に行われているパブリックコメントの無残な実態。これも改善しようとはしない。市民の声は全く無視し独善的に進めてきたことを証明した火葬場建設狂想曲である。

③ さて、このような状況になっても、市民の声も聞かぬまま、恥も外聞も捨てて、木更津市案の後にくっついて行こうというのか??9月議会一般質問11名の議員さん方で、この問題に触れる方は残念ながらいらっしゃらない。市民への説明は一切ない。当面して見守ることしかない。

▼「火葬増問題は解決すべき市政最大の課題である」と述べたのは、南袖地区購入の際の小泉前市長であった。ここでも小泉市長の政策継承に取り組んだが、小泉市長の誤りを正すことなく進めたための破たん状況に陥っている。それが現実である。


裸の王様・出口市政の光と影(連載その3) [市政全般]

検証その3 なんとまあ・・ため息のでる駅舎建設②

 悲惨というか、足元をすくわれたというか、長浦駅舎・袖ケ浦駅舎の建設というハコものつくりは、結果から言えばJRのしたたかなたくらみに引っかかったようなものだ。まずはそのために費やされた費用と利用者の数をお知らせし、本当にこれほどの施設建設が必要であったのかをお互い考えあいたいと思う。

★ 両駅の使用者数(1日の乗降客数/平成25年度))
  二つの駅を合わせて  10,839 人

★ 建設費内訳・・  (ホームページから)
① 袖ケ浦駅
袖ケ浦市負担分   22億3772万4千円
JR負担分        7068万7千円
合計額        23億841万1千円

② 長浦駅
袖ケ浦市負担分   25億1306万6千円
JR負担分         4644万円
合計額        25億5950万6千円

◎ 総計金額   48億6791万7000円

 駅舎というのは、JRの出店と言ってよいはずのものなのではないのか。しかし駅舎建設となれば、そのほとんどが自治体負担なのだ。この数字を見ればわかるようにJRの負担額は総額の約2,4%に過ぎない。普通では全く考えられない金額である。独占企業体に対する利益供与的法律が背景にある。しかしこの法律があったとしても、自治体から進んで駅舎改築を申し出るうまい話はそうあるものではない。一方この時期JRは、自治体に頭を下げて頼まなければならない事情が生まれていた。

 それは「バリアフリー法」制定により、各駅ごと障害者が車両を降りてから駅舎外に出るまで、段差なく移動可能な設備を、一つ以上自治体と相談し、設定することが義務付けられていたのだ。内房線はアクアラインの通行料金値下げで、急速に高速バスがいきわたり、鉄道は減収への道を進みつつあった。そこにバリアフリー法は「泣きっ面にハチ」のようなものだ。

 そんなところに、舞い込んだのが袖ケ浦市の駅舎建設の話。カモがねぎを背負ってきたようなものでJR側は、さりげなく建設計画過程にある文書の中に、人員削減合理化のための「みどりの窓口」閉鎖数行と、バリアフリー法のマイナス部分「一つ以上あればよいと書いてある。一つあるのだからエスカレーターは必要なし」をこちらは大きな顔をして主張する始末であった。
 もう一つ付け加えると、長浦駅当初予算は18億円。JRの主張に負けて上記金額になった次第。

 気が付いてみた時は遅かった。「みどりの窓口」閉鎖について、私たちが指摘してあわてて申し入れしたものの、すでに説明済みということで相手にされなかった。
「私がJRとの交渉の先頭に立つ。」と胸を張った市長であったが、変わったのは、袖ケ浦駅の券売機が、他駅で使っていた少しましだという多機能券売機に変わっただけであった。 

 JR千葉支社長は今年8月人事で栄転した。駅舎建設のご褒美が含まれていたのだという噂である。

 JR東日本社千葉支社管内はもちろん、この後一気に「みどりの窓口」閉鎖へと突き進み、最近は無人化から、駅の遠隔操作管理にまで手を伸ばしている。詳細は7月24日付ブログをご覧になるがいい。そのようなJRの経営姿勢の見通しもなく、6万の人口にふさわしくないような、豪華な駅舎建設に走ったハコモノづくりのつけは、すぐ身近に迫ってきた。

 そして、このことも小泉市政のやり残しの政策であったことを指摘しておきたい。




裸の王様・出口市政の光と影(連載その2) [市政全般]

検証その2 海側開発に始まった箱ものつくり①

 袖ケ浦市に劇団「ザ・ニュースペーパー」が来たことがある。公演の中の一幕。
「前の市長の実績はどういうことがありましたか?」
「それはもう・・健康で美しく長生きできる街をモットーに、健康施設ガウランドを作ったことです。」
「第二は?」「第二もガウランドを作ったことです」
「第三は?」「第三もガウランドを作ったことです」
これで会場はわっと湧いた。

 そのガウランドは、狙い通り、昨年度は23万人の利用者があったという。不思議なことに、それほどの利用者があったにもかかわらず、年間1億もの赤字が出ている。その解決や見通しについての前進的なルールを敷くことなく、民間への譲渡を謳っている。現実的には引き取り手はないというのに・・・では小泉市政は何もしなかったのか?

 袖ケ浦駅北側開発は、圧倒的差をつけて住民投票が成立した。このことで小泉市長は政治生命を失い退任した。市民の殆どはこれで北側開発計画は消滅したものだと思い込んだ。ところが就任早々の出口市長は、地権者組合が区画整理を行うことで、事業を復活した。意外と思った市民の方が多かったであろうと思う。そう、市民は首をかしげたのだ。こんなはずではなかったのではないのか?住民投票はこんな形で捻じ曲げられたのではないのか??
 小泉市政ができなかったことの形を変えた継承ではないか…と。

 この区画整理の基盤整備に総額61億(広報2010/7/15号。ここにはなぜか都市計画道路については公表されていなかった)の予算が組まれている。私たちは総額222億このうち市税支出75億と試算し会報で報告している。これが箱ものつくりの始まりであった。

 あれから5年、事業のめどは一応着いたが、そこに東北大震災が起き、東京湾直下型地震の恐れが高まった。市内高台でのミニ開発による住宅建設が次々と販売されていて好調であるという。
 一方、保留地へのマンション建設計画は、資材・人件費高騰とあいまって、延期の状況にある。完成した土地の売れ行きはどうなのであろうか・・・また一方、三井アウトレットの建設が、低地であることと関わりなく進み、週末になればアクアラインが渋滞するほど好調である。この状況をどう見るか…市としても気になるところであろう。

 当初から、私たちはこの後続く公共事業についての警告を発していた。明日もハコものつくりの裏側を探ってみたいと思う。


裸の王様・出口市政の光と陰(連載その1) [市政全般]

検証その1  嘆きのロード
 市庁舎新館エレベーターに乗る。3階で降りると真直ぐ30メートルほどの通路がある。この通路の突き当りに秘書広報課、そして市長室・応接室等がある。この30メートルほどの通路を、ここに来る市民は『嘆きのロード』と呼んでいる。なぜか?

 この呼称が生まれたのは2013年5月、袖ケ浦市残土条例策定をめぐる市民からの切実な要望に対する市長の対応にある。その時のブログには次のように書かれてある。

 残土条例原案に対し、まず、二つの陳情がなされた。一つ目は前平川地区自治連会長、露崎氏を筆頭に3地区長、5団体連名の陳情で「市民が安心できる残土条例を作るために継続審議を求める陳情」であり、その後中川地区・中富地区全区長連名による陳情があり、その趣旨は「木更津並みの条例策定」を要望するものであった。一つ目の陳情は、結果として継続審議になったことから、慎重審議の要望はひとまず受け入れられたことになる。二つ目の陳情は、継続審議として常任委員会の付託されている。

 さて、さらに大きな要望書が市長あて提出されている。それは全市の自治連絡協議会から、飯野会長を含む15名の理事全員署名による要望書で、内容は木更津市同様に「事業実施に当たっては、事業所周辺2km以内8割の住民の同意を求める」というものである。

 市長の対応は、この重要な要望書提出であるにもかかわらず、市長のみの対応であったという。その上「すでに議会に審議をゆだねているので、市長が現段階で意見を申し上げるのは不適切」という態度であったとも聞いている。全市180余ある自治会代表による要望書を受け取る市長の、このような姿勢に、首をかしげざるを得ない。市長のこのような冷たい対応に唖然とした代表各位は、口々に不満を述べながら3階の市長室を去ったという。だれが名づけたか、市長室からエレベーターまでの通路を「嘆きのロード」と名付けた方がいたそうな・・・(以下略)

 出口市政の決定的問題点は、この呼称が示すように、市の問題提起に対する市民からの率直な反応(それが建設的意図で提出されたものであっても)に対しては、かたくなと言ってよいほど、一切耳を貸さないその姿勢にある。事例には事欠かない。火葬場建設問題における市民集会への不参加、予算説明会での一方的説明と答弁等々・・この姿勢の根底には、「市民は法律に従わせておけばよいもので、その意義や道理を理解させる必要はない」という故事「民はこれに由らしむべし、之を知らしむべからず」を思い出させる。
 今回3選を目指しての立候補決意表明の中の3つの基本姿勢中、2つ目にある「市民との対話を大切にした市民参画の市政」という言葉がなんとむなしく聞こえることか。

 ある青年が呟くように言っていた。「あの人言葉だけなんだよな・・・」

 この姿勢が、どのようにこの8年間の市政に反映してきたのか。具体的事例を引きながら検証していきたいと思う。(続く)   

kawakami


市政放談~その6・嫌いな言葉と使い方~ [市政全般]

 官僚用語という特殊な日本語使用法がある。その中から特に、私の「嫌いな言葉」と、「言葉の使い方」を一つずつを紹介しておきたいと思う。

「受益者負担の公平化」~特に福祉行政で使われることが多い。福祉行政は物言わぬ弱者を対象としていることが多い。「あなたたちは、特別な扱いを受けているのだから、ほかの人たちとの公平化のために、ちょっぴりお金をいただきます。」と言われているみたいで、気の弱い人は、何か自分が悪いことをしている感じまで受けてしまいそう。

 それが福祉行政のみならず「持続的財政構造・・・」の取り組みでは、一般市民にまで広がってしまった。粗大ごみの有料化から、公民館、スポーツセンター、ガウランド等々66項目の値上げである。これが「受益者負担の公平化」という言葉でくくられる。福祉行政が他市に比べて優れていたら、平準化することではなく,誇りに思っていいことではないのか??こういう言葉を平気で理由に使う行政は信用できない。

 出口さんは、安倍総理に似てきたようだ。言葉を平気で意味を変えてもっともらしく使うすべが、年々上達されているようだ。「火葬場共同建設」という問題がある。「共同」を広辞苑で引いてみると「二人以上の者が同一の資格で関わること」あるいは「二人以上の者が力を合わせること」とある。最初の木更津との話し合いは、袖ケ浦は正直だから、「同等の資格」で考えていたけれど木更津側は、少しでも経費を軽くすることを意図していた。
 あっさり交渉は決裂、すぐに「木更津中心の案についてきたかったらついてきな・・」と言った調子の木更津案が提示されてきた。

 このことに対し、議会では「これも共同というのか」という質問が出て、担当がうまく答えられないでいると市長は「共同ということにはいろんな意味がありまして・・・」と、「同一の資格で関わること」を抜きにした答弁をしていた。安倍晋三流のごまかしである。
 こんなやりかたでも「共同建設」と言いたい裏の気持ちがすぐ見え見えである。こういう日本語を大事に使おうとしない態度は許せない。

 「市政放談」まだまだある。しかし、市長選が近づいてきた。改めて「裸の王様・出口市政の光と陰」について、気が向いたら書きたいと思う。

                          Kawakami


市政放談~その5・ラスパイレス指数~ [市政全般]

 「ラスパイレス指数」という言葉がある。この言葉もよく聞く言葉だが、あらためて何を意味する言葉かと聞かれると、なかなか正確には答えられないものだ。例によってウイッキペディアから、その正確な意味を紹介したいと思う。

 「地方公務員給与額を、同等の職種、経歴に相当する国家公務員の給与額を100として比較した場合に算出されるもので、単純に地方公務員の給与総額が国家公務員の給与総額の何割かを表す。」

 「国家公務員と地方公務員の比較では、上記のとおり国家公務員が幹部や高給のスタッフ職の給与を除外しているのに対し、地方公務員が幹部の給与を含めているため、あたかも地方公務員の給与実態が国家公務員に比べて高いとの誤解を生む原因となっている。」

 ウイッキペディアの良いところは、後半のような説明が付加されていることだ。

 さて、それでは、わが袖ケ浦市の職員給与は、このラスパイレス指数では全国でどの程度の位置にあるのかを確かめたい。ここに「市区町村(指定都市及び中核都市を除く)全1679団体のラスパイレス指数の上位50団体一覧表」がある。なんとこの中の上位10団体の中にわが袖ヶ浦市は、しっかりと位置づいている。松戸市、市川市、そして袖ケ浦市が同位で7位を占めているのだ。ちなみに上位10団体の内5団体を千葉県内の都市が占めているのには驚いた。

 私はこのことを悪いこととは思わない。地方公務員は一般的に、民間の景気が良い時には低く抑えられ、景気が悪くなれば高給・・ひどい時には税金泥棒とまで言われる傾向があるからだ。可能であれば、厚遇しその分精一杯働いていただく。だから、横並びで考えるのではなく7位が5位でも3位でもいいと思っているくらいだ。

 問題は「持続的財政構造」改革に取り組んでいる財政状況である。その中でこの状況でいいのかという疑問は湧く。その時に、私は先に紹介した定員数変化なしの状況に目が行くのだ。その中で、行政事務の中で冊子作りが目的のような仕事はカットすればいい。ペーパーレスの運動を庁内に徹底することで、2割業務は減ると見ている。少なくとも3年間新採用を停止しても、無駄な業務を減らすことで定員減は実現する。スパイレス指数上位を保っていても、この実現で市民の不満は起きてこないであろうと思う。

 念のために書いておこう。国家公務員給与額を100として、袖ケ浦市職員給与水準は103,4である。皆さんのお考えはいかがかな?  

 kawakami

市政放談~その4・財政破綻 [市政全般]

 袖ケ浦駅海側開発、長浦駅舎、袖ケ浦駅舎、電線地中化等々、大型公共事業が続き、これに加わって、更に市庁舎、議会改修・建設・・と続く。

 平成19年度小泉市政当時、142億あった市税収入は、平成25年度決算で133億円に落ちている。税収増を目指す取り組みのないままに、このハコモノつくりは、市債の発行を4億9千万から、24億と増やし、財調は46億5000円あったものが、33億円に減小した。そして、93億7千万円の借金は106億円と急速に増加したのである。

 浦安市1,49 成田市 1,27 そして袖ケ浦市 1,07 と続いていた財政力指数も 1,05と、首の皮1枚で繋がっている程度までおちてしまった。

このままでは、58億円の赤字が出てくることになるという新聞記事が躍ったのである。

 そこで、あわてて取り組んだのが「持続可能な財政構造確立」という物々しい名称の、行政サービス総値上げの取り組みであった。26年度1年間で66項目にわたる値上げを行い金額6億9千32万2千円を生み出したが、それは大雑把でいうと、1世帯当たり27000円程度の、行政サービスのカットであり、別な視点から言えば増税に当たる。

 項目の中には、「高齢者祝い金」とか、「要介護の方々の理髪料金援助」とか、びっくりするような項目がある。予定より1億6760万2000円上回る効果を上げたということだ。

 言わせてもらえば、効果を挙げたのでなく、必要以上に搾り取ったということだ。

 電線地中化など、それもなぜか袖ケ浦駅前通りだけ・・なぜ?5地区平等のまちづくりではなかったのか?JR駅舎は、両方で60億近い金をかけ、JR自体が払った金はいくらであったか確かめてみられるがいい。その上JRの巧みな落とし穴に引っかかり、駅舎はきれいになったが「緑の窓口」は閉鎖され、JRは不便になってしまった。JR東日本千葉支社長は、過日の人事異動で栄転。

 火葬場建設問題については、木更津市にはしごを外され面目丸つぶれの現状・・

 出口市政最大の問題点は「入るを量りて出を為す」という財政の原則欠如による、財政破綻状況を、市民への福祉を含めた行政サービスの削減によって解決しようという姿勢である。そして、その削減の対象から除外されている聖域は、職員定員と報酬、議会費というのも不思議なことだ。市民に負担をかぶせるのであれば、自らも身を刻む姿勢があってしかるべきではないのか?  kawakami

市政放談その3・・市民とのふれあいトーク [市政全般]

 今回は、市民の声を直接聞くという鳴り物入りで始まった「市長とのふれあいトーク」と、「予算説明会」について記録しておこうと思う。

 「ふれあいトーク」26年度5団体99名と行ったとある。このうち1度は私たちの会で50名を超す人たちが集まったので、残りの40数名で4回ということになる。人数が少ないからいけないとは言えない。それだけ密接な話が交流されたのかもしれない。「ふれあいトーク」という企画は、決して悪いことではなくむしろ市長の積極的姿勢を評価するくらいである。

 問題は何か。市民との話し合いだから、その中には聞きづらい問題や、反対意見もあるであろう。ただ出口さんという方は、そういう意見が出ると、謙虚に耳を傾けるということができない方である。必ず自説の主張、説得あるいは弁解が始まる。

  私たちの主催したJR問題を中心にした「ふれあいトーク」でも、私たちはJRのかたくなな、合理化経営方針の壁を崩すには「法律順守」を表面に据えて、障害者団体の協力も得て「バリアフリー法」の活用を提案し、会場からも同感の拍手が沸き起こったりした。私たちは「建設的提言」として発言したつもりなのだ。しかし、この発言に戻ってきた言葉は、私たちの問題提起に対する意見交流的発言ではなく、行政として取り組んできたあれこれについて繰り返しの説明であった。

 なんといっても、火葬場建設問題に対する市民の反対意見が、特に長浦地区を中心に大きく膨れ上がった時点で、私たちは「市民集会」を開催した。ところが「ふれあいトーク」なら参加するけれど「市民集会」には参加しないという市長の姿勢には驚いた。「以前はこれほどではなかったのに・・出口さんはこんなに変質してしまったのか」というのが、率直な感想である。

 蛇足であるが、木更津市との共同建設は、市民集会で参加者が指摘したとおりの結末になっている。さてこの後はどうなるのか?

「予算説明会」は、26年度3回95名の参加者があったという。参加者の86%の方が「関心を持てた」という反応である。その自己評価はそれでいい。ただ「もういいわ」と言っていた参加者が結構いたことも伝えておきたいと思う。なぜか1時間半の予定の中、50分を超える時間が一方的説明で、意見交流の時間が30分よりない。質問者が次々と立ったのでやむなく時間を延長した・・というのが私が参加した説明会の実態である。

 要するに、市民の声に対し謙虚に耳を傾けるのではなく、「市民に、行政の意図をわからせる予算説明会」になっていることだ。市民との話し合いはディベートをするためのものではない。

 最後に流山市のことを書いておこう。「ふれあいトーク」に相当する市長直接の市民との話し合いは「タウンミーティング」として設置されている。以下は、この集まりへの呼びかけである。

「市では、タウンミーティングを開催します。これは、市民の皆さんの生の声を直接お聞かせいただく機会として開催しているものです。市長などと流山市の抱える課題や夢を語ってみませんか。事前申込みは必要ありません。中学生や高校生のみなさんも大歓迎です。一緒に未来の流山について考えましょう!

26年度9回、任期以降127回開催されている。写真はその風景である。

流山市.PNG





市政放談その2・・行政改革と効率的経営 [市政全般]

今日は、市政の効率化についてもう少し触れておきたい。

例えば、「市民の声を聴く」という内容をもう少し吟味してみたいのだ。市民の声を聴くための手続き上の施策には、パブリックコメントもあれば、政策決定についての審議会などがあることは、形の上では同じである。では中身をのぞいてみよう。

1、 各種審議会について
 毎年のように、審議会の形骸化が叫ばれ議会でも質問されているけれど、変化は全くない。昨日例示した「総合開発審議会」メンバー一覧表を見る。行政委員会の委員2名、知識経験を有する者8名、各種団体の役職員3名、公募委員2名の計15名である。昨年任命された方々である。電話でこのことについてもちょっと聞いてみた。

「あちこちの審議会にお顔を出していらっしゃる方がいますね」
「ああその方は充て職の方です」
充て職とは何か・・「特定団体グループから1名出してほしい」ということで要請があり、なり手がいないので同じ方が登場することになる。こういう方は、どうしても会議欠席が多くなる。多い時には、二けたの会議に名前を出していた方もいらしたと聞く。会議では、一般的には公募委員の発言が多い。やはり自ら進んでなられたからであろうと思う。そこで流山と比較しておこう。

流山市に置ける公募委員の割合            39%   
袖ケ浦市の場合この「総合開発審議会」で言えば  13%

 丁度三分の一で割り切れる数である。審議会の質が違うのだ。ただし公募委員になることを趣味にしていらっしゃる方がこの13%の中にも出てきたりする。そこは気を付けなければならない。

2、 袖ケ浦と流山のパブリックコメントの違いの決定打は、その時期の内容にある。袖ケ浦市の場合、政策案が固まって、そのあとにパブリックコメントが実施される。流山の場合政策策定時期にも、このパブリックコメントが行われているのである。それだけではない。次は、小学校校舎建設にかかわるパブリックコメントに対する市民からの評価である。

「市民参加の手法としてタウンミーティング、公聴会、パブリックコメントときめ細かく並行し、多様的に市民参加の機会を設けたことは適切と考える。」

 パブリックコメントは、そのこと単独で行われているものではないこと。その実施時期は、政策決定後ではなく、政策策定時にも行われていること。これが決定的違いである。

袖ケ浦市昨年の実績を書く  件数17  応募 11  A 〇  B 17  C 19  D 26
Aというのは「意見を反映し原案を修正したもの」以下略。無惨!・

  (明日に続く)  kawakami




市政放談その1・・行政改革と効率的経営 [市政全般]

  井崎義治という名前をご存知であろうか?千葉県流山市の名物市長である。この方の記録を読むとびっくりするようなことに、次々とぶつかる。以下、インターネット、ウイッキペディアに紹介されている言葉を拾いながら、袖ケ浦の現状と比べてみたいと思う。

 井崎市長は、4年間にすることを市民に明確にし、その目標実現を「目指し、やり抜く」ことをマニフェストに明確にしている。1期目「1円まで活かす市政の実現」ということで、「行政改革と効率的経営」に取り組んだ。その中身にびっくりする。
1、 市長、副市長、教育長等の特別職報酬の2割削減(財政危機の可能性が回避されるまで)
2、 3年間の新採用中止・・・職員数1割削減・・・その後も定員削減は続き、現在は千葉県下最少の職員数
3、 部長立候補制、応接セットの撤去、立会議による会議時間の短縮等々、職員の能力を引出し、活力を与える方策が、次々と文面に登場する。

そして現在、市民一人あたりの行政コスト全国最少という。

例えばこの上記3点について、袖ケ浦市はどうであろうか。

1、6月議会で、人事院勧告に基づく給与改善が議決されている。私は一般職員について地方公務員であることからスト権もないし、その代わりの人事院勧告であるから特にこのことについての意義はない。しかし、併せて特別職の改善も行われたことに、「財政緊縮の取り組みをしているというのに何を考えているのであろうか」という疑問を持つ。県内いくつかの議会では、特別職についての予算は否決しているという事実があることを知っているのであろうか。一般職員についての報酬内容については別途取り上げたい。

2、職員一人あたりが受け持つ市民の数を(ここに一覧表はあるが)袖ケ浦市と流山市で比較してみる。
  流山市・・358人(人口172,334人、一般行政職員数 481人)
  袖ケ浦市・186人(人口60,969人 一般行政職員数 327人)  2013年統計年鑑
  なんと流山市職員は、袖ケ浦市の1,9倍もの市民を担当し奮闘しているのである。これは袖ケ浦市の職員の能力が劣っているからなのか?決してそんなことはないはずだ。優れた職員をたくさん知っている。袖ケ浦市の職員数は、8年間ほとんど変化はない。
  
その原因と考えられる一例を紹介しよう。

「総合開発審議会」という会議がある。この会議の傍聴をした。いただいた資料を見て驚いた。平成26年度「施策評価シート」というのがあって、視力の弱い人なら老眼鏡を付けても見えないような小さな文字がぎっしりと詰まっている。78ページという分厚さだ。38項目の施策事業について、一つ一つに10項目もの欄があり、最後に自己評価が付けられている。

 なんと無駄なことに労力と時間を費やしているのであろうか・・施策の具現化より、この評価冊子を作ることが目標化しているのではないのかと思ってしまう。こんなこと、少し大きい紙に、36項目を縦軸に、内容・評価を横軸の一覧表を作ったら、それで済むことであろうに・・
 その一覧表をロビーにでも貼り付けたら、今度公約にあった「みえる化」そのものにつながるであろう・・ あきれてしまった。一事が万事・・・職員は何人いても足りないようだ。
 出口市長という方は、形式を整えることがお好きなようである。

3、職員の心をひきつけ、集中する、組織体の活力ある運営手法に長けていらっしゃらない。議員4期、市長2期の経験で、袖ケ浦行政組織運営方法については、知識として詳しいから、市長の発言に対し反論したり、諫言発言は封じられてしまう。
 いつの間にか周りにはイエスマンしかいなくなってしまったらしい。新しいものに挑戦する職員の意欲は萎え、陰で「裸の王様」とささやかれていても気が付かない。(続く)

kawakami

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