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環境アワセメント  10 [石炭火力発電所]

「環境アワセメント」まだまだあるのですが、このあたりで終わりにします。10回の最後は「五井火力発電所準備書説明会」で締めくくりとします。この準備書1019ページ。見ただけで避けて通りたくなるような分厚いものでした。

 8日午後、五井火力発電所の「環境影響評価準備書」の説明会に参加してきました。五井火力の場合、石炭火力ではなくLNG火力発電の老朽化に伴う更新計画(熱源は同じ)の準備書説明会です。説明はプロジェクターを使って、録音されたものを50分聞き、休憩をはさんで、30分の予定での一問一答の質疑応答という日程でした。

 一問一答には12人の職員が、正面にずらりと並び、それぞれの分野を回答するという形で、進められました。質問者が次々とあり、予定時間を1時間延長し、3時終了予定が4時20分までかかりました。この対応は、袖ケ浦の説明会とは違って、誠実な対応と言えましょう。質問者にまっとうに向かい合っている姿勢が見えました。

 質問は多岐にわたり、大気汚染・複合汚染、温排水問題、CO2排出量、パリ協定との観点、削減目標…と続きます。この中で、CO2削減目標について、数値を出しての回答は、ほかの集会では、一企業体としての回答には出てきていないものであったと思います。

 私は、3点について質問しました。
① LNGであっても、大気汚染評価項目が、2項目であることに対する疑問。最低PM2.5 光化学オキシダントは付加すべきではないのかを、五井は県下最悪の大気汚染状況にあることを含めて1点
② 最高濃度着地点が、石炭火力発電所3カ所がまったく同じ方向、同じ距離で設定されているのとは、全然違う方向にあることの疑問。とくに市原石炭火力とは、近距離にあり、その風向の取り方が全く違うことの疑問。
③ 複合汚染に対する(重層)汚染についての記述がないことに対する不満
というものです。

★ 写真は少し小さいのですが、石炭火力発電所3カ所の着地点と風向と(以前掲載済み)、五井火力発電所の着地点と風向の図面を以下掲載しておきましょう。どちらが正しいのでしょうか?基本となった測定所記録はどこなのか?皆さんはどう思われますか?

最大濃度着地点.PNG

 上記3か所が全く同じというのも変な話。私どもの調査では、西北西の風は5年間の風向データーで0.4%しかありませんでした。

五井火力着地点.PNG

 10回にわたって、不思議な環境アワセメントのお話でした。

                              kawakami

 










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