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国鉄民営化30年  1 [JR]

 3月1日の朝日新聞には、一面を使ったJR東日本の広告が掲載されてあった。そこには「レールの先に、あなたがいる」というキャッチフレーズがあり、次の文言が並べてあった

その先にどんな人が待っているだろう  その先にどんな暮らしが広がっていくだろう
その先にどんな未来が描かれていくのだろう お客様を安全に、そして快適に送り届ける
そんな鉄道会社の原点を何より大切にしながら
JR東日本は、鉄道会社という枠を超えて、あなたの毎日のために走り続けます。
人と人をつなぐ、街と街をつなぐ、想いと想いをつなぐ。
地域の力を信じ、地域とともに前へと進む。
鉄道会社にできることはまだまだあるはずだから。
その先にいるあなたの顔を思い浮かべながら、今できることを一つ一つ前へ。

 30年前に国鉄は分割され民間経営に移りました。現在JR旅客6社(単体)経営状況比較を東京商工リサーチは次のように記述しています。
----6社の単体業績をみると、JR東日本とJR東海は、そろって2016年3月期に国鉄民営化後で過去最高の売上高と当期純利益を計上、JR西日本も過去最高の当期純利益を計上した。JR九州の2016年3月期の決算は、上場に向けた固定資産の減損処理などで大幅赤字を計上したが、売上高は過去最高を塗り替えた。
 
 6社の本業である鉄道事業の営業利益は上場3社が黒字に対して、3島会社はそろって赤字だった。JR九州は赤字幅が年々縮小しているが、2016年3月期で115億円の大幅赤字を計上、3島会社では赤字幅が年々拡大しているJR北海道に次いで赤字額が大きかった。---(東京商工リサーチ)

 赤旗日曜版は特集、で「北海道の路線・半減の危機」と題して、その廃線予定図を地図に表しています。無惨としか言いようがない状況です。

 過日、内房線沿線自治体議会6カ所に、陳情あるいは請願を出しました。館山市議会では全会一致で採択され、それが発展して、市民の足を守る会が組織され、活動を開始しています。JR東日本千葉支社は、ここ数年、県内各駅の無人化、「みどりの窓口」閉鎖、ひどいところでは駅の「遠隔操作」による管理が行われるまでになってきています。
 ダイヤは、毎年のように改悪が進み、内房線では、館山―東京間の直通列車は、特急から快速になり、そしてとうとう皆無になりました。

 冒頭の広告文言は、国鉄時代の公共鉄道を謳った文言を、この機に思い出させるものとなりました。一体民営化はこれでよかったのか・・問題を提起したいと思います。(続く)
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