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年金生活の破たん [国政]

 ここ数日、立て続けに年金の記事が紙面をにぎわしている。世界各国で退職時点の給与年収と、定年後手にする年金額の割合が一覧になった表が、数日前の東京新聞にあった。そして、このままだと、年金資金不足で、また年金を削減せざるを得ないだろうということが書かれてあった。

 今日の東京新聞では、後期高齢者の(75歳以上)の医療制度を段階的に値上げする方針を決めたという厚生省の審議会の決定である。約960万人の医療費が上がることになる。内容は1割負担を3割負担にまで戻すということだ。

 20年前の退職時の生活設計は、まったく破たんした。退職金を定期預金に積んでいたら、小遣いぐらいは出るであろう・・年収の32%台が日本の年金受給レベルであっても、生活費をそれほど切り詰めなくても、なんとなく気持ちはゆったりと暮らせるであろう・・という計画は、無惨という言葉が示す日々になってしまった。

 そんな中でものすごく腹の立つ記事を見た。以下そのまま掲載する。

年金.PNG


年間報酬トップ、5兆円の損失を出したGPIFの3,130万円にフジテレビ系(FNN) 9月24日(土)13時50分配信

 報酬トップは、5兆円の損失を出した、独立行政法人だった。
総務省が発表した2015年度の独立行政法人役職員の給与水準によると、理事長らトップの年間報酬が最も多かったのは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の3,130万円だった。

 GPIFは、株価下落などの影響で、2015年度は、5兆3,098億円の赤字を出している。
総務省は「高度で専門的な人材が確保できるよう、給与水準の弾力化を検討することとされており、妥当な水準」と指摘したが、GPIFは、2016年度も4月から6月期だけで、5兆2,342億円の赤字を出した。

最終更新:9月24日(土)13時50分             kawakami




石炭火力発電所建設計画とパリ協定 [石炭火力発電所]

このところの台風、記録的な雨量、高温多湿等、日本は完全に亜熱帯化した気象現象が続いている。地球温暖化現象は、私たちの生活の変化のみならず、中には国土が海中に没してしまいかねない状況すら生んでいる。

今日の東京新聞は「パリ協定日本抜き発効か」という見出しで、世界最大の温室効果ガス排出量の中国と、米国が承認したことに続きドイツ、インド、フランスが次々と承認に踏み来ることを伝えている。

ご承知にのように、「パリ協定」は「京都議定書」に代わる地球温暖化対策の国際的枠組みで、昨年末の気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で採択されたものである。

▼世界の温室効果ガス排出量を、今世紀後半に実質ゼロとし産業革命前からの気温上昇幅を2度未満、できれば5度に抑えるのが目標。
▼2020年からの実施を目指し批准国が55か国以上、世界の総排出量の55%以上に達すると、30日後に発効する。
という内容である。

 この批准国がすでに61か国(28日現在)47,79%に達していて、これに、インド(4,1%)ドイツ(2,56%)フランス(1,34%)で、55%を超えることが明白になった。

 日本はどうか・・排出量3,79%である。ドイツ、フランスの前に批准すれば、パリ協定発効が実現するというのに・・「このままだと発効後のパリ協定の会合での決定権を行使でき
なくなる」等有識者の声を載せている。

 この世界の趨勢と真逆の方向をとるのが、石炭火力発電所建設計画である。原発依存と石炭火力47基の増設等、一見地球温暖化促進政策にすら見える方向を歩もうとする政府(あるいは電力ムラ)はいったい何を考えているのであろうか・・・・

 ちなみに、今建設計画中の袖ケ浦石炭火力発電所の排出量は約1200万トン・CO2/年(推定)という数値が「脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会」資料に掲載されている。
私たちが熱源変更を求める基本的理由である。

kawakami

   

千葉県庁の県民に対する不当な対応に怒りを! [残土埋立]

 「館山の海と山の自然を守る会」からの緊急なお知らせを含めた訴えが届きました。 ぜひ目を通されてください。kawakami 


 2016年9月26日 — 千葉県廃棄物指導課は、私達住民との交渉を一方的に中断したまま、あろうことか平成28年9月26日に許可を出したのです!

 8月24日に提出した「質問状」( http://goo.gl/u3D29F )に対して、希望した9月2日の交渉を拒否され、1ヶ月近く催促を続けながら待っていました。
先日21日には千葉県議会がスタートし、そのタイミングで「無内容な回答」が返ってきたのです。

 廃棄物指導課の回答では、県民との交渉を拒否する理由など、一切理解できません。質問に対しても全く答えていない不誠実さで、直ぐに「再質問状」として、翌々日の23日に渡したばかりです。

 その再質問を無視をするばかりか、9月30日に行われる県議会での一般質問も待たずに、26日の許可…一方的すぎる、卑怯ともいえる対応です!!
私たちからの要望書には、条例を死文化させる許可判断をしないために、「条例の不備」を議会で審議するまで許可するべきではないと1番目に書いて8月4日に提出してあります。(https://goo.gl/jGkd9M


 千葉県廃棄物指導課がよこした「無内容な回答」は、リンク先の坂田・波左間・平砂浦の危機のページに示します。
https://www.facebook.com/bandazando/posts/1041457189285307 )

 あまりにもおかしな回答に、愕然とするのではないでしょうか?
県民に対して「説明責任」を放棄し、無視をするひどい内容です。

 私達は事業の許可取り消しを求めて、引き続き進めていきたいと思います。

 9月30日(金)には、小宮県議会議員が議会で質問してくださいます。
当日はたくさんの住民で傍聴席を埋めたいと思います。もし、急でもご都合のつく方は、千葉県庁隣の議会棟へお集まりください!
詳しくは下記リンクを、参照ください。

https://www.facebook.com/bandazando/posts/1040313789399647

GE、東電と効率火力発電 IoTで運転監視 [その他]

 私たちの会員の中にはいろんな方がいらっしゃる。外国企業から要請され、退職後も定期的に経営指導に行かれているというすごい方もそのおひとりである。彼が今行かれている現地先から、日経新聞電子版9月26日号の記事が送られてきた。私たちにはなかなか目の届かない内容の記事である。早速それを紹介したいと思う。  kawakami


米ゼネラル・エレクトリック(GE)はIT(情報技術)を駆使し、発電を効率化するシステムで日本市場を開拓する。発電所の各機器をインターネットにつなぐ「IoT」で監視し、異常の検知や休止期間の短縮を図る。10月に東京電力ホールディングスの火力発電所に導入。電力小売りの競争や原子力発電所の停止で火力発電所の効率化を迫られる各社の需要を見込む。

ロット.PNG


 ガスタービンや発電機といった機器にセンサーを取り付けてデータを集め、クラウド上で分析する。運転状況を常時監視してガスの燃焼を最適化する。機器の異常も素早く予知したり、検知したりする。発電設備の急な停止を防ぎ、不必要な点検作業も減らして設備の休止期間を短縮する。

 東電HD子会社で火力発電所を運営する東京電力フュエル&パワーが富津火力発電所(千葉県富津市)で採用する。10月1日から稼働し、効果を実証できれば他の発電所にも広げる。

 先行導入した米国などでは発電所の効率を1~3%改善できたという。富津火力発電所のようなガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた設備の場合、1%改善すると年数億円以上のコスト削減効果が見込める。東電がGE製タービンを使う全発電所で利用した場合、削減効果は年100億円を超える見込み。

 新システムはGE製以外の機器でも使える。電力会社はコスト削減が実現すれば、電力料金を引き下げやすくなる。

 米国や中東など世界各地でシステムを売り込むGEにとっても日本は重要な市場だ。日本では4月の電力小売りの全面自由化により、電力大手と新規参入の新電力との本格的な競争が始まった。電力大手は原発の停止を受け、火力発電所の稼働を増やしており、火力発電のコスト削減が重要な課題になっている。

 東電HDは福島第1原発事故の賠償や廃炉にかかる膨大な費用を捻出する必要もあり、従来にない事業改革を進める方針を打ち出している。

 GEは消費者ローンやリースを売却し、金融部門を大幅に縮小。その一方で、本業の製造業ではITを組み合わせた付加価値の高い製品を提供する取り組みに力を入れている。主力の航空機エンジンやガスタービンにセンサーを取り付け、大量のデータを収集、分析することで稼働率向上や新製品開発につなげる。




原発反対デモ 木更津 2016-09-25 [原発反対デモ]

9月25日、木更津地区恒例の脱原発デモが行われました。
袖ケ浦から始まって4市順繰りに毎月行っています。15巡目を迎えました。ちょうど袖ヶ浦で60回目でしたが、袖ケ浦は1回休んだので、木更津が60回目を迎えたことになります。来月は君津の予定です。kawakami

https://youtu.be/AYbzzb15PUI

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豊洲市場問題 [その他]

 連日登場する豊洲市場の不透明な設計変更について、様々なニュースが流されているが、そのニュースの中から、NHKなどには登場しない『ゼネコンと都との癒着』をついたニュースを二つ見つけた。一つは朝日デジタルと赤旗日曜版であ。ここでは、朝日のニュースをまずお知らせしよう。 kawakami

豊洲市場3棟予定価格、ゼネコンに聴取後400億円増!

 東京都の築地市場(中央区)が移転する予定の豊洲市場(江東区)の主要建物3棟の建設工事で、1回目の入札不調後、都当局が入札予定の大手ゼネコン側にヒアリングを行い、積算を事実上聞いていたことが、都幹部や受注ゼネコン幹部の証言で分かった。その後の再入札で3棟工事の予定価格が計407億円増額され、いずれも予定価格の99%超で落札された。

 また、受注ゼネコン幹部は「再入札前に予定価格を引き上げるから落札してほしいと都側からヒアリングとは別ルートで要請があり受け入れた、と社内で説明を受けた」とも証言した。都幹部はこうした要請を否定している。

 都とゼネコン側のなれ合いの中で建設費がつり上がっていた可能性が浮かび、小池百合子都知事が発足させた「市場問題プロジェクトチーム」の調査でも解明のポイントとなりそうだ。

(朝日新聞デジタル 2016年9月16日05時04分)

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残土条例2 [残土埋立]

「私たちは残土条例の独自制定を求めます」こういうパンフがある。「残土からの地域を考える会」という市民団体のパンフで、事務局は鴨川にありとてもよくまとまっている。
今日はその紹介を書いておこう。

 まず今の「千葉県残土ザル条令」の問題点を指摘しておこう。

▼ 隣地地権者の同意や、地域住民の承諾の義務もありません。
▼ 大規模埋め立てによる地下水や生物など環境への影響が懸念されますが環境アセスなどの義務もありません。
▼ 汚染物質、産業廃棄物などの混入の事例が、過去においても認められますが、これらのチェックや検査がとても甘いものになっています。また発生元の事業者に責任を求めていません。
▼ 業者提出の書類に不備があったとしても、業務の中止、停止をすることができません。
▼ 崩落や汚染など埋め立て事業終了後の責任の所在があいまいです。
▼ 改良土など全く対象外です。

以上が、ザル法と呼ばれている県条例の実態です。最近館山市坂田残土埋め立て場の事業拡張問題では、、県条例解釈を巡って、県の担当課が、市民団体との話し合いの日程を決めておきながら、一方的にキャンセルするといった不当な対応が問題になっています。

現在千葉県内では、17の自治体が独自条例を持っていますが、新しく「改良土」と呼ばれる土の埋め立てが不法に行われていることから、残土条例の項目の条件がさらに厳しく求められてきています。

★ 木更津市では厳しい残土条例を作りましたが、改良土と称する土の不法投棄が行われ、被害をこうむりました。改良土ついて茨城県阿見町の残土条例では次のように規制を強めています。「土砂等(汚泥を含む)または建設汚泥に、セメントや石灰を混合し化学的安定処理した、いわゆる「改良土」は、適用除外事業を含め、すべての事業に使用することを禁止とします。」

◎ では改良土も含め、新しい独自条例に欠けてはならない項目として、このパンフでは次のことを指摘しています。(骨組みのみ)
▼ 住民同意の義務付け・・地域住民同意の範囲を可能な限り広げること。
農業及び漁業などの水利権者、ダンプ通行の学校・PTA等)
▼ 検査体制を拡充すること(有毒物・放射能汚染物質等・・検査システムも強化)
▼ 罰則規定の厳格化と保証金制度の導入(袖ヶ浦資源開発社の収賄事件で有罪にもかかわらず事業は継続・・通常は考えられない)
▼県外残土の持ち込み禁止・・開発事業は該当県内で完結すること。

袖ケ浦市提案残土条例に、抜けている項目はないのかな???

  kawakami

袖ケ浦市「残土条例再提案に」 [残土埋立]

 9月23日、今日の朝日新聞千葉県版に「残土条例の改正案・袖ケ浦市再提案へ~改良土も規制対象に」という見出しの記事が掲載された。いつも鋭い記事を書いている堤記者の署名記事である。

 改正内容についても触れている。主要な事項として、次の4点が挙げられている。

① 事業区域から300㎡以上は市の許可が必要
⓶ 3000㎡以上は特定事業として許可基準強化
③ 事業区域から300メートル以内住民の8割以上の同意必要
④ 建設汚泥処理度や再生砂などの改良土も対象

 木更津市、君津市、共に厳しい規制を付けた独自残土条例を策定した。その結果、今年の3月時点で木更津市、君津市の規制対象の埋め立てゼロ。ところが袖ケ浦市は、改正案が否決された13年度以降、可決されていれば規制対象になった残土埋め立ては11カ所に上り、市民とのトラブルはたえない。

 今年11月ごろ条例改正に対するパブコメ実施、12月議会で可決されれば6か月の周知期間を設けて施行したいとのことである。

 以上が記事の概略である。この記事を読んだ方から、早速のメールが届いた。内容は
「市会議員立候補予定者全員に、残土条例賛否のアンケートを取ってほしい。その結果によって投票を考えたい」
というものであった。早速検討してみたい。

 残土条例については、ぜひ入れてほしい条項がある。そのいくつかを明日記述したいと思う。次の写真は、羽田空港に降りるときの空から見た自然破壊の無残な姿である。

自然破壊.PNG



kawakami




鉄道の話・・大磯駅 [JR]

鉄道研究家・山の井さんのすごいところは、現場に直接行って自分の目で確かめ、問題があれば、率直に関係機関に通報、あるいは要請行動を行うことです。今回は山の井さんのブログの中から大磯駅のことが、書かれているところを紹介します。駅舎建設でも、日常の運営でも、どこかの駅とは大違いです。一つ読んでみて下さい。 kawakami

 久里浜大船を経由して大磯駅に。先月25日の山北に向かう途中で、この駅の自由通路・跨線橋が目にとまりましたので、その現地確認。

 駅構内改札内はもちろん跨線橋はありますが、エレベーター・エスカレーターがありました。
改札をでて、お目当ての自由通路に。
 都賀駅や鎌取駅のようなスロープで、幅はひろくはありませんが、車いすの方は問題はないようです。2009年6月と書かれ、大磯町管理のようです。

大磯駅の駅舎は地元の要望により昔ながらの木造
駅は委託のみどりの窓口はありますが、全くの日中帯の営業で、券売機が終日動いています。
早朝は遠隔操作とは違いますが、駅社員は不在扱い。今年の2月からそのようになったようです。インターホンがありました。
車いすの方や介助が必要な方の早朝の駅の利用は、前日までに連絡をと、案内。
どこかの支社の駅とは大違いです。

大磯から横浜羽田空港へ。
羽田から木更津までの高速バスを使いました。金田1割、袖ヶ浦6割、木更津3割の降車でした。全部が全部、木更津金田に停車をする必要があるのかどうか。
16日から木更津金田に、川崎・横浜・品川の3方面の高速バスが一部停車。これに伴い、木更津川崎線で浮島バスターミナル発着便が廃止とのことです。

大磯駅の自由通路はいって損はなしのいい参考になりました。

大磯.PNG


腹の立つこと2点  投稿 [国政]

腹の立つこと2点(他にもいっぱいあるけれど)よかったら掲載してほしい。

1、 豊洲市場問題・・・責任はすべて、石原慎太郎知事だろうさ
はっきりしてるじゃないか・・石原慎太郎知事が言い出しっぺだろうさ・・言ってなきゃ起きなかったもんだろうに・・・テレビは、市場長だとか、都の責任体制だとかブラックボックスだとか・・・とにかく下の者(石原慎太郎発言)に責任があるようなことを言っているが、てっぺんの責任をうやむやにするための煙幕にしか俺には思われない。一週間に数日しか登庁しないで、家族同伴での豪華な外国旅行・・時々出てきたら汚染なんてどこ吹く風・・思いつきかなにかは知らないけれど、責任をどういう形でとってくれるのか、しっかり見させてもらおうじゃないか・・

2、 原発廃炉代金は国民負担?・・・  
これもあきれた話だ。東京電力なんてなくしてしまえ・・・原発事故当時はそんな話も飛び出していたけれど、いつの間にやら、そんな声はつぶされて、責任取った経営者は一人もいない。今日の東京新聞は、「廃炉には10兆円はくだらない」という経産省関係者の声を伝えている。今年の7月に東電が政府に支援を求める声明を書いたのは、経産省から出向の西山圭太郎執行役だという。なんじゃこりゃ・・政府が何でこんなことしなきゃならんのだ・・・。

昔「3S政策」という言葉があった。スポーツセックススクリーン・・国民の頭を空っぽにする政策だ。その効果が着々と現れて、どこかで、ほくそ笑んでいるものがいるのであろう。腹の立つこと2点。俺の言うことは間違っているのかな???

                           あきれ続きの市民から

袖ケ浦市さんま祭り  投稿 [東京電力]

袖ヶ浦市さんま祭り
 
 今、袖ケ浦市内の人の集まるようなところには、必ず大きなポスターが掲げられています。そこには、「袖ケ浦チャリティーさんま祭り」として「福島県楢葉町に希望の灯りを 熊本県の早期復興を」と大文字でチャリティーの名前とその趣旨が書かれています。

★ 現在の「奈良輪」と「坂戸市場」は、昔は「楢葉村」という地名でした。福島県楢葉町と同じ地名の縁にて復興支援!・・・ともあります。

 ちょっと唐突の感じもしないでもないのですが、そういえば、昔「袖ヶ浦駅」を「楢葉駅」と呼んでいた時期があったと聞いています。趣旨は分かったし、決して悪いことではないので、地元を中心に、全市民挙げて、大いに盛り上げ成功させたいものだと思います。一応日時を書いておきましょう

日時  10月1日(土) 10時~
会場  袖ケ浦駅北口駅前ロータリー脇  地域拠点広場

 実行委員長には、小泉前市長が就かれると聞きました。小泉前市長は平成19年に引退されて以降、公的な場に現れることなく、悠々自適の日々をお過ごしであるとお聞きしていましたので、びっくりしました。まさかとは思いますが、小泉前市長も、ひょっとして小泉前首相のように「原発はやはり良くない。」などと、お考えになったのかな・・と話している市民の声も聴きました。だとすればすごいことになります。小泉前市長の今後の動向に注目したいものです。

 袖ケ浦には、東電の360万キロワットの発電所があったり、保養所があったり、かっての職員の方も大勢いらっしゃるはずです。楢葉町が今どのような状況にあるのかご存知でしょうか。念のため少し紹介させていただきます。

 福島第一原発は双葉町・大熊町の街境にあり、大熊町の南隣が富岡町、その隣が楢葉町です。現場から勿論20キロ圏内。人口7973人中避難者7307人。27年9月5日に避難解除になったのですが、最新の28年9月2日現在の帰還者数は681人(4日以上滞在者)で9.2%にすぎません。町では仮設商店街を作ったり、とにかく生活できる体制づくりに必死です。

 毎日新聞(9月10日号)には「元に戻すのは大変」の見出しで「昨年の9月5日、全町避難自治体として初めて避難指示が解除された楢葉町。後続自治体のモデルとなる復興が期待され町は生活環境の整備を急ぐが、9月2日時点で町に拠点を戻した町民は9.2%の681人にとどまり4年半の避難雄後遺症克服にはさらに時間がかかる。」と上記と同じ様子を伝えています。

 (よく聞かれる影の声)
 東電職員で責任を負ったものは一人もいらっしゃらない。役員は次々と退職し、海外生活を含めてのうのうとした優雅な年金生活を楽しんでいらっしゃる。彼らの目に避難民13万人は映らない。
 その上、廃炉のための金を国民に上乗せしようなんて政府に要請。ずうずうしいにもほどがある・・。

 さて、今年の「さんま祭り」は成功しても、これっきりで終わるのでしょうか?それとも毎年恒例として位置づけるおつもりなのでしょうか。

 思いつきで今年限りというのであれば、2000人の市民にさんまを無料でごちそうする割には、たった50万円の寄付とはちょっとみみっちい。ポスターには、責任者の名前も、連絡先も書かれていませんでした。ぜひ開会のごあいさつで、袖ケ浦市の恒例行事として「商工会青年部が今後の責任を持ちます」とか、小泉前市長の、力強い宣言とかをいただきたいものだと期待しています。

フレコンパック.PNG
(フレコンバックとは放射能に汚染され土壌を詰めたもの)

仮説商店街.PNG


                      さんま祭りの盛会を祈る一市民




景観の持つ力とは何か 最終号 [小櫃川の水を守る会]

 時を忘れて先生の講義を聞いていると、先生は残された時間に気が付き、「時間が無くなりましたので少し急ぎます」と早口で話された。先生の語り口が速くなったようだ。と同時に声の調子も一段と熱気を帯びてきたようである。この報告の最重要部分に差し掛かっていることを感じた。私の報告も先生の熱気に合わせねばならない。

 千本松原(せんぼんまつばら)は静岡沼津市の狩野川河口から、富士市の田子の浦港の間約10kmの駿河湾岸(正式名称富士海岸、通称千本浜)に沿って続いている松原である。

 話は平家物語に飛ぶ。平敦盛の子息をとらえた北条四郎は、鎌倉まで連れていくのだが、その途中でこの若君を斬らねば…と思っていた。鎌倉も近づき、千本松原にかかった際、いよいよその刑執行の最後の場であるということで、家来に命じるが、いたいけな若君をだれも斬ることはできないという。そこに頼朝からの書状が届き、若君の命は救われ北条の家の子郎党すべてが喜んだという話である。

 もう一つ「奥の細道」の事例も付け加えながら、死ぬときは美しいところで最後を終えたいという日本人の死生観(あるいは美意識)が表れていると指摘された。

 千本松原については、まだある。井上靖の「夏草冬涛」(ふゆなみ)の事例を挙げ、井上靖はこの松原でどのように青春時代を過ごしたか…そして碑文の中に次の文言があることを話された

千個の海のかけらが 
千本の松の間に挟まっていた
少年の日
私は毎日
それをひとつずつ食べて育った

 川村先生は、この碑文の前で立ちすくんだという。これを知りたかった・・という。景観とはそういうものである。景観とは人間が育っていく精神的栄養なのだ。

 最後になる。昭和21年8月に井上康文という方が「日本の山水」という本を出された。
その巻末に「美しい日本の山河を凝視しよう。心を豊かにしなければならない。ともあれ、今は種々の苦難を切り抜けていかねばならない。心にしみた汚濁は美しい日本の山河で洗い清めよう。そういう切々の願いからこの集を編んだ。先輩や友人諸兄の作品の中からこれらのすぐれた詩を選び出させてもらった。何よりも「日本の山水」を静かに読みたい。そう思いながらこれらの詩を幾度も読み選ばしてもらった。・・・」

 発行日は敗戦直後である。紙も、何もない食うや食わずの時期に、住むもの着るものもない時期にこのような本を出された。苦難を乗り越えるために日本の自然の力を糧にしなければならない。そういう人たちがいた。景観とは、自然の力とはそういうものだということを訴えたい。時間があればもう少し話したいが、このことを最後にお伝えして今日の話を終わりたいと思う・・・・。

 参加者は、自然保護運動に携わっている人たちである。一つ一つの話が、全て胸に突き刺さっていったものであるに違いない。ハンカチを握って離さない方がいた。きっと今日の先生の話は、日本という国の、歴史・文化を貫き、生きてきた人々の生きる糧は何であったのかを深く刻み付けるものになったに違いない。 以上報告とさせていただく。
  (報告の中でリニア新幹線問題等いくつかの重要な話を省いたことをお詫びする)

千本松原.PNG


kawakami

景観の持つ力とは何か 5 [小櫃川の水を守る会]

 歌人若山牧水のことを、ちょっと紹介しておこう。
旅を愛し、旅にあって各所で歌を詠み、日本各地に歌碑がある。大の酒好きで、一日一升程度の酒を呑んでいたという。自然を愛し、特に終焉の地となった沼津では千本松原や富士山を愛し、千本松原保存運動を起こしたり富士の歌を多く残すなど、自然主義文学としての短歌を推進した。(ウイキペディア)

 牧水の寄稿文の中に「吾妻渓谷」について書いた文章がある。馬車に揺られながら、この渓谷に深い感慨を覚えたことが書かれてある。特に岩の合間にしがみついているような老木のさまが何とも言えない見事さであるという。ここでの印象が忘れられず、再度訪れることになる。このときは歌集の編集のためであったが、旅館に着くと早速渓谷を見に行く。歩きながら22種もの歌を詠んだそうな。大きなつり橋がかかっていて、その中央に行き、そこで酒瓶の蓋を抜き、じっくりと飲み始めたそうである。結局そのとき歌集は作られなかった。1週間酒を飲んで過ごしたとのことである。

 このときの一文の中に、記録しておかねばならぬ文章がある。
「私はどうかこの渓間の林がいつまでもいつまでも、この寂と深みとを湛えて永久に残っていてくれることを心から祈るものである。ほんとに土地の有志家といわず、群馬県の当局者といわず、どうか私と同じ心で、このそう広大でもない森林のために、永久の愛護者になってほしいものである。もしこの流れを挟んだ森林がなくなるようなことでもあれば、諸君が自慢しているこの渓谷は、水が枯れたよりも悲惨なものになるに決まっているのだ。」(現代仮名遣いに訂正)

 牧水が熱望したこの吾妻渓谷が悪名高い「八ッ場ダム」の現地なのだ。この渓谷を水の底に埋めようとしている。首都圏の水は十分に足りているというのに・・。

 牧水の見た吾妻渓谷は次の世代はもう見ることができない。文化の共有は地域だけの問題ではない。われわれ国民すべてが共有者なのだ。先生は、熱を込めて語り続ける。(続く・明日最終)

景観の持つ力とは何か 4 [小櫃川の水を守る会]

ヘッドランドとは何かご存知か。川村先生が講演の中で話された九十九里浜のヘッドランドについて、実は、講演会場にもいらした「千葉県自然保護連合」の中山さんが、詳細に報告されている。詳しくは「九十九里浜の環境破壊を食い止めるために~人工岬「ヘッドランド」をめぐる攻防~」で検索するとよい。(下記URLをクリックするとすぐ出てくる。)

http://www.jawan.jp/rept/rp2015-j110/07.html

*「九十九里浜 やがて消滅か

 千葉県の九十九里浜は侵食が深刻になっている。2010年9月1日の『毎日新聞』(千葉版)は、「九十九里浜 やがて消滅か」というショッキングな見出しをかかげ、この問題を大きく報じた。

 砂浜侵食のいちばんの原因は海食崖(かいしょくがい。波浪の作用によって形成される海岸の急崖)の侵食を止めたことである。九十九里浜の両端には、屏風ヶ浦(びょうぶがうら)と太東崎(たいとうざき)の海食崖がある。その海食崖が太平洋の荒波に削られることによって大量の土砂が堆積していた。土砂は沿岸流の力でゆっくり移動し、堆積する。一説によれば、九十九里浜は6000年間で形成されたという。 

 こうした自然の営みが人の手によって阻害された。1960年代以降、屏風ヶ浦と太東崎の崖の前面に県が消波堤を築いた。目的は海食崖の侵食を食い止めることだ。そのため、九十九里浜への砂の供給量が激減した。また、漁港の防波堤整備が潮の流れを変えた。さらに、水溶性ガス採掘による周辺地域の地盤沈下も指摘されている。

 そこで県は、1988年からコンクリート製人工岬「ヘッドランド」の建設工事をはじめた。ヘッドランドは、宮城、千葉、神奈川など23道県に2009年3月末現在で計190基ある(着工未完成を含む)。そのうち千葉県は、九十九里浜に22基ある。北九十九里浜に12基、南九十九里浜(一宮海岸)に10基である。建設費は1基で約10億円である。(続く)

 川村先生は、具体的にヘッドランド設置以前の海岸と、設置後年月を経てどうなったのかという写真を明示された。(この海岸線がズタズタになった記録写真の場所名を記録できなかったが、惨憺たる状況が一目ではっきりした。)

 結論的には、このような人口構築物で砂の流出を阻むことは不可能であることを指摘された。蛇籠を置いて砂の流出を止めようという試みも、アカウミガメの産卵を妨げている。、
 砂の流出を防ぐには、森林を荒らさないこと・・それが自然の営みの中で砂を常に補給し続けていることを述べられた。

 九十九里浜におけるヘッドランド反対の運動の記録も含めて、中山さんの論文をぜひ立ち上げて最後まで読んでほしい。(続く)

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ヘッドランド2.PNG









景観の持つ力とは何か 3 [小櫃川の水を守る会]

「御宿」と言えば、一定の年配のものであればだれもが「月の砂漠」の歌詞を思い出すであろう。

月の砂漠をはるばると
旅のラクダが行きました
金と銀との鞍おいて
二つ並んでいきました

有名なこの歌の歌詞は、詩人であり画家でもあった加藤まさをの作品である。彼は病弱であったので、夏になると画版を抱えこの海岸の集落へ療養を兼ねてやってきたという。満月の夜、あかり一つない砂浜に腰を下ろし、自然に浮かんだのがこの歌詞であったのであろう。
加藤まさをが御宿で亡くなる数年前、この歌詞の記念像が建てられた。

加藤まさをの、回想録には、次のような文言がある。
「その頃~ざっと半世紀前~の御宿は今よりもずっとずっと寂かな美しい漁村であった。二キロもある弧状の海岸に白い波が微笑み、小麦色の広い柔らかな砂浜には、砂丘が幾重にも起伏してその背中には牛がつながれて寝そべったり草を食ったりしていた。(中略)」

「僕はほんとに運の良い男であります。もしも僕が御宿に来なかったら、もしも「月の砂漠」を書いたのが御宿のあの砂山でなかったら、こんな立派な記念像は永遠に立たなかったでありましょう。御宿の皆さん本当にありがとう。」

「加藤まさをという詩人が創られていく御宿の風景(景観)は、人間をはぐくむ力としての大切な要素を持っていると私は思うのです」・・と先生は、景観が持つ力をここでも発見されている。

 つぶやくような先生の言葉が続く。
 今いたるところの海岸には、大きなマンションが林立し、そこに住む人自体が景観を独占することで、最も大事な自然の景観を壊している。どういう景観を作ることが大切なのかを考えることをしない・・・寂しいことです。(続く)

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景観の持つ力とは何か 2 [小櫃川の水を守る会]

 川村先生は日本文学研究者である。当初平安・鎌倉時代の和歌研究が専門であった。40台になってふるさと甲府に戻られ農業を始められた。農業をすると、土と水の大事さを分かったところに、浄水場の近くにゴルフ場計画が浮上した。水源地である。勿論反対運動に飛び込み、幸いなことにゴルフ場は実現させなかった。これが本格的な運動に飛び込む契機となった。

 研究という書斎生活と、数多くある豊かな自然をもとにした文学作品との結びつきはできないのか・・と考え、そのカギは「景観」にあることに思い付かれた。それから夏休みには日本各地の景観破壊現場に足を運ぶようになる。それを小学館の月報にまとめ、更に高尾山トンネル問題について、連載を書いた。「失われた日本の景観」という本を出版したのは、「景観の力とは何か」について追及したもので、今回の話もこれを中心に話したい・・とのことであった。

 冒頭、地元富津市の浅間山(せんげん)喪失の話から始まった。近代文明はコンクリート文明である。コンクリートは骨材として砂が必要になる。千葉の山は隆起によって生成されているので良質の山砂でできている。そこに目を付けた業者により、次々と山砂は採取され首都圏に運ばれた。浅間山はその犠牲になり山一つが喪失した。

 更級日記には、千葉から富士山が見えることが書かれている。浅間山の頂上からは富士山が見えたに違いない。富士山は火と水を祭る神の山である。富士信仰は各地にあって、千葉県内にも10カ所ほどの浅間神社がある。消失した浅間山にも神社があって、山砂採取のため移設されている。

 近代文明により、自然は破壊されると同時に、民族的信仰の対象であった山が消えうせたことになる。

 鬼泪山(きなだ)という山がある。浅間山が消えた後、業者はこの鬼泪山に目を付けた。ここは国有地であった。さすがにここからの山砂採取は禁止されたと聞いた。鬼泪山の由来は、ここには鬼が住んでいてヤマトタケルノミコトによって征服され、鬼が涙を流したということからの命名であるという。この伝承の中には、東北が大和朝廷に組み込まれていく歴史・文化が口伝で残されているのだが、その民族の記憶・歴史・文化を消し去ることになる。

自然破壊とは、日本民族の歴史・文化の消滅にも繋がっていくことを意味している。惜しまれてならない。(続く)


景観の持つ力とは何か その1 [小櫃川の水を守る会]

 9月10日「小櫃川の水を守る会第30回総会」が開催された。30回総会とは30年間続けてきたということである。

 この30周年の記念講演に川村晃生先生をお招きした。
講師の川村晃生先生は、慶應義塾大学名誉教授で、専門は国文学なのだが、いつしか、文学作品に登場する日本の優れた景観を描いた作品から、その作品を生み出した景観が持つ力に関心を持つようになられた。全国を回られる中で日本の素晴らしい自然の景観が、次々と破壊されていくことに心を痛められ、自然破壊に対する抗議の運動に立ち上がっておられる。自然保護連合代表、リニア・市民連合代表などをされ、圏央道が貫いた高尾山の問題、リニア新幹線の問題など広く環境保全の活動を全国的に行っていらっしゃる。

甲府から駆けつけてこられた先生に、関会長が
「アクアラインを通られた方が近かったのじゃないですか?」
とお聞きしたら、
「日本最大の自然破壊の道は通る気になれませんよ。」
とさりげなく話されたという。関会長は頭をかきながら、この報告を冒頭講師紹介挨拶で話されていた。何かずしんとした重たいものを、この一言から感じたものだ。

先生の名刺には、元々は古典の文学博士のはずが、肩書きに「環境人文学者」とある。新しい分野を開かれ、ご自分で命名されたもののようだ。
明日は、お話の内容を紹介したい。(続く)




館山市坂田残土埋め立て場  その3 [残土埋立]

「ジャック・マイヨールが愛し、晩年を過ごした館山市坂田(ばんだ)の美しい海を守りたい。その海をはぐくんでいる山にこれ以上の残土埋め立てはやめて」という冒頭の文言がすべてを物語っています。

 ジャック・マイヨールは、フランスのフリーダイビング挑戦者。1976年11月23日人類史上初の、素潜り水深100メートルの記録保持者である。大の親日家であり、千葉県館山市坂田に別荘を設けている。フリーダイビングにヨーガや禅を取り入れていたという・・(解説文から)

◎ 反対理由

① この坂田の山にある残土処分場は、すでに4年間の事業を終えています。県残土条例は、許可期限は最長4年間と制限されているはずのものです。ここにさらに3年間の延長申請をすることは違法であり論外です。
② 海辺の森林に残土処分場を作ることは、自然破壊であること。
▼ 近年山崩れが多いが、ここも土砂崩落・流出の恐れがあります。
▼ 残土はたいてい出所不明の汚い土なので山・川・海が汚れます。
③ 周辺住民の唯一の生活道路であり、観光道路であるフラワーラインを過積載気味のダンプがひっきりなしに往来するのは、沿線住民にとって非常に危険であり観光地としてあり得ないはずです。

◎ 具体的不当な事実

▼ 残土埋め立て場からは産業廃棄物が埋め立てられていることが明らかになっています。
▼ 残土発生地追跡の結果、不明なものが現れています。
▼ 豪雨のたびに崩落を心配しています。
▼ 県は、質問に回答できず、交渉約束日をキャンセルし話し合いを拒否したままです。
県民と話し合いのできない県庁職員がいることなど考えられません。

◎ 陳情書  千葉県知事 森田健作

私たちの生活を脅かし、安全が守られない暮らしを招く残土埋め立てを許可しないでください。

以上が、館山市坂田残土埋め立て場・事業延長反対の訴えです。報告された方は、地元に住むフリーダイビングをされておられる方でした。お聞きしながら胸が痛くなる思いでした。ネット署名があります。下記URLを立ち上げ、まだなさっていない方は、ぜひ署名をお願いします。そして拡散してください。(ホームページ立ち上げに注意事項が出ますが、そのまま続行できれいなページが出てきます)

署   名   https://goo.gl/XtXiui
ホームページ  https://www.facebook.com./bandazando

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鋸南開発(株)の汚染土壌埋め立て その2 [残土埋立]

 鋸南開発(株)による汚染土壌埋め立て処理施設問題

 鋸南町には7カ所の採石場があります。その中に鋸南開発(株)という会社があります。この会社は採石場ですが標高13メートルまでの砕石が許可されていたものを、標高1mまで掘り下げ、深さ12mもの大きな砕石後の穴を作ってしまいました。この穴は、土を埋め立て元のように復元するはずのものだったのですが、埋め立て用の土は売り飛ばしてしまい、大きな穴が残ったのです。そしてこの穴に、汚染土壌を埋め立てる計画を立てたというのです。あきれた計画です。

 平成25年12月20日、県は業者と地元本郷区との間に「環境保全協定」締結の見込みありとして、町に事前協議終了通知を持参しました。町長は住民の合意はなされていないとして、受け取りを拒否しました。実は、本郷区元区長・金子庸一が区長印を独断で捺印し事業所に提出したことによる県の許可であったのです。拒否された県はこの元区長の印を有効とし、事業通知を郵送で、町と事業所に通知したのです。

 鋸南開発(株)は、この穴に、汚染土壌の埋め込みをするという計画でした。汚染土壌というと、放射能汚染のことを考えるのですが、ここの場合、有毒重金属です。これを聞いた町民をはじめ町も議会も怒りを込めて立ち上がりました。

 一方、業者は、この通知を受けて、「汚染土壌埋め立て処理施設」設置届を県に提出、次いで砕石事業完了検査、新事業許可申請と手続きを進めてきました。

 町民有志を中心に反対協議会が発足しました。この団体は7団体が結集しました。幾度となく業者と協議を繰り返しましたが、歩み寄りが見られず、司法に判断をゆだねます。

 その結果、あまりにもひどい業者のごり押しと、県の業者寄りの決定に対し、債権者17名と漁業者の訴えに、操業差し止め命令が木更津地裁において出されたのです。平成28年7月20日のことです。現在県は業者からの操業許可申請を見送っている状態にあります。

 この間町内・県庁へのデモ6回(県庁デモはバス5台)、県議会での質問、委員会での追及。汚染土壌埋め立て反対集会開催と、地域が結集した反対行動を続けてきています。

 現在、千葉県に対し、「汚染土壌処理業許可差し止め訴訟」という行政訴訟継続中です。
完全勝利までもう一息です。激励支援を強めましょう!


鋸南.PNG

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日本一のごみ捨て場市原市??? [残土埋立]

 今日⒑日「小櫃川の水を守る会」の総会と、川村先生の記念講演が行われた。川村先生の「景観の力とは何か」という記念講演にも、ひきつけられたけれど、そのあとの報告にも度肝を抜かれた感じであった。

 報告の第一は、市原市での自然破壊の現状と、市民団体の戦いを報告する。
報告は水野さんが行った。新井綜合とのたたかいでも奮闘されている方であると聞いた。
1枚に図面を表面に張り出した。「日本一ごみ捨て場・市原市」とその図面にはあった。
まずはその図面を見よう。(クリックすれば大きくなります)


市原市.PNG

緑色はゴルフ場  22カ所 44㎢
黒色は産廃不法投棄日本一   100万㎥
オレンジ色  残土・改良土埋め立て   310万立方メートル
ダイオキシン汚染港日本一   170万トン
このほかに
劣化ウラン貯蔵
射撃場鉛汚染・・等がある

 これらの荒れ果てた自然破壊に、市原の市民は次々と立ち上がっている。
今日の報告で、山本県議は、事前にせき止めた残土埋め立て事例について報告された。
人づてだけど、前市長の無策による荒廃との話が聞かれた。
今日の報告の方は「そうさせた市民に責任がある」と述べられていた。
わが身に振り返ってみなければならない言葉である…と思った。

kawakami
       


小さな民主主義  投稿 [その他]

 昨日のブログで、館山市の残土埋め立て場に関する、市民団体との交渉を、千葉県担当課が約束していたにもかかわらず拒否したという不当な事実を読んだ。その前に館山の「館山の海と山の自然を守る会」と県担当課との、交渉記録も読んでいる。県担当課が答弁不能に陥った記録である。

 事実そういうことがあったとしても、交渉日程を約束していて、房総半島の先端から千葉まで来てくれるというのに、ありがたいとも思わず、拒否する感覚というのは、公務員として、どのように教育されてきたのであろうか。

 同じように、私たちの街・袖ケ浦市でも、「市長とのふれあいトーク」なら出席するけれど「市民集会」には参加しないと言う、市長の姿勢に驚いたことがある。
 たしか「市民の声に耳を傾ける」ことを、重要な公約として掲げておられた市長さんだったと思っていたけれど・・・

 沖縄に飛ぶ。選挙が終わったとたんに、ヘリポット建設工事強行。これって日本政府?
日本駐在米軍の、暴力的軍事行動かとびっくりしたら違っていた。日本政府の指示による
強行であった。どっち向いているんや?・・・と言っていた人がいた。

 日本の民主主義は、こうして一つ一つ壊されていく。一つ一つを見逃していたら、いつのまにか気が付いたら戦前の日本と同じになっていた・・・と言うことになるんじゃないのかな? 11日は館山のサミットまで参加してみようと思っている。

                         小さな民主主義を守りたい一市民

県が一方的に交渉拒否 [残土埋め立て問題]

 県が交渉を拒否したというとんでもないことが起こっています。

 館山市坂田の残土処分場に関して、県は守る会との話し合いの日程を決めていたにもかかわらず、理由にもならない理由で一方的に話し合いを拒否するという、前代未聞のことを行っています。

 行政の倫理も地に落ちたと言う他はありません。
政府の沖縄に対する仕打ちと言い、千葉県の対応と言い、江戸時代の悪代官さながらのことを今の時代平気で行っていることを見るに付け、私達はいつの時代に生きているのかと怒りが湧いてきます。     関巌

千葉環境問題サミット in 館山」は9月11日開催です。ぜひご参加を呼びかけます。   (クリックする大きくなります)


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JR内房線 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 鉄道研究家・山の井さんからの報告の中に、特に、内房線沿線の利用者からの声(JR勤務員も含めて)がありましたので、報告します。 kawakami

◎ 鉄道職員も含めた、内房線沿線の利用者からの声

① 千葉支社管内で車掌の人員不足が解消できない
⓶ 浜野駅で車いすの方が列車の乗降中に車掌が発車ベルの操作をしようとした
③ 青堀駅でのホームのスピーカー配置が悪いため、放送が聞きづらい
館山から那古船形までの防風対策は千葉支社としては対応はしない
⑤ 列車の運行管理の千葉の輸送指令はひどすぎる→私から思えば失礼な言い方ですがあまりにも素人すぎる。
⑥ 安房勝山駅の棒線化=線路の合理化・列車の行き違いができないことについて、2チャンネルのネットの情報として、竹岡・那古船形・九重の3駅で棒線化の掲載がある。
⑦ 現場のあらゆる箇所の方々に対して、あまりにも会社側の冷遇な対応が伝わってきました。

▼ 以上山の井さんからの報告です。鉄道の、安心・安全が、基底から揺らいできているようで、いつ事故が起きても不思議でないような感じです。電車に乗るときは、今まで前の方に乗っていたのですが、最近は、少し混んでも中央近くに乗ることにしました。
(この部分kawakami)



議会傍聴記 その2 [議会ウオッチング]

 となみ議員の質問を聞く。いつも感心することは、その調査量の広さ深さと、裏がきちんととれている事実の強さである。ご自分が2児の母で、体験がそのまま質問につながっているからなのであろう。今回も、待機児童問題の実数と、袖ケ浦における官民の保育所の違いを、具体的数値を挙げながら、追及するところから出発した。

 となみ議員の質問の背景には、君津市杢師の認可外保育施設「ゆいまーる」(定員15人)で7月17日、生後11か月の男児が就寝中に嘔吐し、死亡した事件が、一層怒りを掻き立てていたように思われる。

 この事件について、県は必要な人員が配置されていなかったとして、児童福祉法に基づき8月29日付で施設に改善勧告を行った。施設は過去3回、職員不足を指摘されており、県は10月中旬にも第三者検証委員会を発足させて調べる・・と読売にあったが、それはそれでよいとしても、根本は、政治の貧困の犠牲として、また一人の幼い人命を失ったことになる。やりきれない思いである。

 質問の中で私が一番感心したのは、待機児童消化のため、定員を超えて受け入れた保育所は、その結果どうなっているのかというところである。一つは保育所としての機能発揮のため、児童一人当たり、どのくらいの面積が必要なのかということが、法で決められているというのだが、その法自体が、待機児童消化のため、どんどん必要面積を狭めているという事実に驚いた。
 一人当たりの面積が3,3㎡とか、1,7㎡とかいう広さの数字が飛び出している。まさに子供たちがぎゅうぎゅう詰めにされている。待機児童は、数合わせの問題ではない。となみ議員が言うように、緊急の課題なのだ。

 市長は「予算の問題ではない・・・」と発言された。市役所庁舎建設を延ばしても、保育所が順位としては先なのではないのか?

 となみ議員は、就学援助、子どもたちの交通安全についても質問されたが、今日の報告は幼い子供たちの保育の安全と、親たちの必死の願いを訴えた、大綱第一の質問についてのみの報告とする。

 Kawakami


9月議会傍聴記 その1 [議会ウオッチング]

 天気予報がくるって雨の予想が晴天。9月議会の一般質問は、市議会議員選挙を前にしてたったの8名だけど、貴重な質問を聞かねばならぬと、10時半に間に合うように出かけた。
ついたところ10時半前であったが、すでに一般質問は始まっていた。議事日程の進み方も早いようである。大綱の質問がすでに終わって師長の答弁が始まっていたのである。

 質問者は篠崎典之議員。大綱1点目はJR長浦駅舎・袖ケ浦駅舎にかかわる質問であった。
市長は市民集会で、「みどりの窓口廃止問題」や、ホームから51段もある階段につけるはずであった「エスカレーター」について、JRの拒否にあい「わたしが先頭にたってJRと交渉していく」と、胸を張ったものだが、その後の経緯を問うたものである。

 結果は結論的に言うと「成果なし」。そのことを、種々取り組み内容を述べて弁明していた。「駅舎の自由通路に、休憩ベンチを・・」という市民からの要請については、11月中にセットの方向で取り組むという。前進である。長浦駅ロータリーのバス停付近に、街路灯はあるものの暗いことから「時刻表が読めない」ということに対しても、「LED街路灯への変更で設置すべく予定している」という回答を引き出した。

 大綱第2点では、雨水用道路側溝上蓋問題、公園遊具等の安全等、第3点目では学校施設の備品整備についてといういずれも具体的なものでああった。

 今回の篠崎議員の質問は、共産党が行った「市民の声調査」に根差し、具体的市民の声を一つ一つ取り上げながら提起したものだから、回答も、『ご理解願います』調の回答ではなく「優先順位を検討しつつ・・」とか「いついつまでに実施」とかの回答で、市民の声が、行政に届いたことをはっきりさせるものであった。

 この日、高齢者団体の傍聴で、傍聴室は満席になっていた。団体傍聴とは珍しい。ぜひこのような取り組みを、各団体・サークルで盛り上げてほしいものだと思った。

kawakami

マニフェスト2016 [議会ウオッチング]

 袖ケ浦市議選を前にして、候補予定者が作成した様々な文書が、新聞折込に入ったり、家のポストにいつの間にか入れられていたりと、ようやく市議会選挙がまじかに迫ってきている感じを受けるようになってきました。

 その1枚1枚を、私は丁寧に目を通すことにしています。そして、そこに書かれている内容から、その方のお人柄や、市政に対する考え方を想像します。そのようにして読むと、読後自然に文書は3通りぐらいに分かれてきます。

① 極端に書けば 「政治に愛を・・子ども、お年寄りを大切にする政治の実現」といった情緒・感情強調型の文書
② 一見政策のように見えるけれど、具体性のない「総合病院建設」「○○へ市庁舎建設」などを、平然と書いている個人的幻想・夢想・妄想型文書
③ 第3は書かなくても想像できるでしょう。市政の現実をよく学習し、その現実に根差した考えを整理し、市民の声に耳を傾け、実現可能な方策を提示・・議員に最も求められる資質が自然ににじみ出ている文書。

しかし、このような文書例はなかなか見つからないものです。

ところが、今回、現職議員の方が作られた、変わった冊子を手にすることができました。「マニフェスト2016」という小冊子です。表書きに「市民の言葉がまちを変える」とありました。
 
 内容を一読し、新人候補には、このレベルまでは求めようとは思いませんが、すくなくても現職1期の候補者には、素直に学んでいただきたいもの…と思いました。

 前回「選挙公報」に掲載した「選挙公約」に基づいた、この4年間の実践を、第三者の検証を交えて総括し、次期に向けた新たな公約を提起されたものです。また学問的背景に裏付けされたものであることも、強い説得力を持つものになっています。 

私はこの方に、率直な感想をお届けしました。

① 実践優位に、学問との結びつきを追求しておられる姿勢そのものの、結晶ともいうべき冊子の内容・そして編集に瞠目しました。
⓶ 市政に対する真摯な日々の姿が、具体的にその場面場面と重なってはっきり目に浮かびます。
③ 第三者に評価をゆだね、その結果について、自信をもって公表されている。私の勝手な評価では、平均点72,9は低すぎる感じです。
④ キーワード「市民の言葉がまちを変える」最高です

そして、勝手ですが、お名前を出さない形で「マニフェスト」をブログで紹介させてくださいとお願いしました。快諾をいただきました。

興味関心のある方は、どなたのものか容易に想像出きるでしょう。ぜひ手に取って一読されることをお勧めします。議員であれば、学ぶこと大でありましょうし、素直に学ぶことで必ずやご自分の活動を向上させることができるでしょう・・・ある小冊子の紹介でした。

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失われた日本の景観 [小櫃川の水を守る会]

 9月10日「失われた日本の景観」と題して、川村先生の講演が、袖ケ浦市市民会館で行われます。 

 講演の内容については次のように紹介されています。
「自然がいかに貴重で人間にとっても生態系にとってもかけがいのないものであり、今急速に自然が破壊され、また破壊によって失われたものがいかに大きいか」を再認識する。という内容で房総の自然を織り込んでの身近なお話がどっさりです。びっくりすること請け合いです。

 また、川村先生についての紹介では、次のように書かれてあります。
「慶應義塾大学名誉教授、全国自然保護連合代表、リニア・市民連合代表などをされ、圏央道が貫いた高尾山の問題、リニア新幹線の問題など広く環境保全の活動を全国的に行っております。
『失われた日本の景観』という本を一昨年著しており、この中で富津市の鬼泪山の砂利採取、九十九里浜の護岸工事などの自然破壊も取り上げております。」

 いま、リニア新幹線で生じる残土をどこに持っていくか・・が、ひそかに画策されていることをある方から聞きました。

 9月10日は、ぜひ袖ヶ浦市民会館においでください。

 当日日程は13:30~14:00  「小櫃川の水を守る会」総会(参加自由)

 講演は  14:00から始まります。聞き逃しのないように・・・

(クリックすると大きくなります)

川村先生講演会.PNG



館山の海と山の自然を守る会 [残土埋立]

館山の海と山の自然を守る会」から送られた会報の中にある投稿記事です。 関巌 


 2016年8月31日 — 少し前の8月4日の記事になりますが、地元・ローカル紙の房日新聞に掲載された寄稿を、全文こちらに載せます。

 文中にもあるように、7月20日に掲載された寄稿「西岬の涙」(以前の進捗でお知らせしました)を読んでの寄稿のようです。ここ、安房の土地を愛する気持ちがよくにじみ出ている、優しい気持ちになる文章です。どうぞお読みください。

館山・西岬の残土事業「新たな申請」に驚き・・・鴨川 今西徳之

 美しく変化にとんだ海岸線をもつ海、そして緑豊かな里山。南房総の自然環境の魅力と大都市にはない生活のしやすさに惹(ひ)かれ、首都圏から多くの住民がこの安房地域に移り住んでいます。私もその1人です。放置竹林や害獣による田畑の被害など、里山はすでに荒廃の一途をたどってはいますが、森林や山からの湧き水は漁業や農業を支え、さらにはそこに住む私たちやこの地域を訪れる人々の心を癒し育んでいます。この素晴らしい自然環境は将来にわたって子孫へつないでいくべき大切な宝であり、安房の貴重な資源なはずです。

 そんな安房地域の自然環境をやすやすと潰してしまう、脅威と思われるもののひとつが残土処分場です。残土は首都圏の建設現場から排出され、埋め立てなどで再利用されないものが房総の山中のいたる所へ処分目的で運ばれています。館山市西岬地区の房の大山の谷あいにも残土処分場があります。

 本誌7月20日付の高山浩さんの寄稿「西岬の涙」を読みました。谷がひとつ丸々潰れたと聞き、私もグーグルマップの航空写真であらためて見てみたところ、山頂にかなり近いところまで残土が積まれている様子が分かりました。

 房の大山は歩きやすい山で、私も登った事があります。山頂からは富士山やその後ろの南アルプス、伊豆大島や三宅島などの伊豆諸島の大展望があり、足元には青い海が広がっています。そこから海までは500メートルもないかと思います。近年では特にゲリラ豪雨や大震災により、山の土砂が崩落するなどのショッキングな映像、画像をテレビや新聞でご覧になっていると思いますが、年々、特にその危険性は増しているように感じます。

 房の大山周辺を歩いて調査した地質学者によると、崩落の危険の高い地質(地滑りした跡が等高線に現れている)との意見もあります。万が一崩落があれば、住民の命はもちろん、土砂の流出により美しい海の環境も失ってしまうなど、取り返しのつかない出来事を危惧するのは、大げさな話ではないことを多くの住民が感じることと思います。

 そしてやはり、6月の千葉県議会においても「条例上新たな事業はできない、と指摘追及された」との新聞報道もありました。また、館山の海と山の自然を守る会という団体が、千葉県に対して新たな許可をしないよう求める要望書を署名3500筆以上とともに提出しているとのことです。

 都心に近いのに、海と山の自然環境が残されている貴重な安房地域が、「ごみ捨て場」になってはならないと思います。この地域の住民だけでなく、首都圏に住む住民にとってもかけがえのない財産である自然環境をより厳格に守ることが、千葉県、安房3市1町の行政の使命であることを強く訴えたいと思います。


館山の美しい海と山.PNG

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