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石炭火力発電所建設計画の現状  その2 [石炭火力発電所]

この日配布された資料の中に、事業者が説明会を開いた際寄せられた「意見内容とそれに対する事業者の説明」という付属文書があります。この内容を今日は少し紹介しましょう。

 市原の方は8点、袖ケ浦の方は16点の意見(質問)が寄せられています。この中で特に目についたのは

① パリ協定との関連・CO2削減目標との関連、あるいは国際協定に反する方向についての疑念
② 上記とかかわってCO2削減方法と実態
③ 市原・袖ケ浦複合汚染への懸念 

上記3点です。
① については、パリ協定目標実現のために
・業者間枠組みを設け低酸素社会実行計画を策定していること。そのための実効性ある仕組み・ルールも構築している。
・最新の技術で熱効率を43%以上にすることで発電電力量当たりのCO2排出量の低減を図っている

⓶ については従来の超臨界圧(SC)をさらに上回る超々臨界圧(USC)を採用した発電技術採用する。

と説明していますが、質問者は、「これらは〈パリ協定〉を踏まえた観点ではない。国の方針だけである・・」と、ばっさり切り捨てています。

④ の複合汚染については、
「他事業者が計画している発電所との大気環境に関する累積的影響については、一事業者による評価は限定的になりますが・・・・公開情報収集等により調査、予測、および評価を行うとともに環境保全措置を検討します」
と、あります。この文言からは、当初からの評価項目に入れないこと。汚染の責任所在不明であることが浮かんできます。

 袖ヶ浦に特に関係深い項目として、袖ケ浦市唯一の基準値を超えている「光化学オキシダント」の問題は。「地元自治体と協議のうえ整理したいと考えます」という回答でした。

 この審議会を傍聴したNPO法人「気候ネット」の桃井さんは、次のような感想を寄せています。
「環境審査顧問会に傍聴に行ってきましたが、もう通すことが前提になっているので、委員の人もまったく迫力ある追及はなく、袖ケ浦も市原もすんなり通ってしまいました。
ただ議論になった点としては、複合汚染の観点でしっかり調べ切れていないこと。東京湾の温排水の影響についても不明な点が残されたことが課題になっています。」

 この審議会で環境アセスメントの工程上は一つの段階を終え、次には現況調査等も含めた「環境影響評価準備書」の段階に入ります。

 素朴な私の疑問「なぜ環境影響アセスメントなのに、環境省ではなく経産省が行うのか?環境省の発言力なんて、問題にされていないからなのだろうか??」


石炭火力発電所建設計画の現状・・その1 [石炭火力発電所]

「石炭火力発電所建設についてその後の動きはどうなっているのでしょう??」という声が聞かれます。その後、どのような動きがあって現在何をしようとしているのか。その報告をいくつか並べてお知らせしましょう。 Kawakami

6月28日、「経産省環境審議会火力部会」という会議が開かれました。議題は
株式会社千葉袖ケ浦エナジー「(仮称)千葉県袖ケ浦火力発電所1,2号機建設計画」環境影響評価方法書について
② 市原火力発電合同会社「市原火力発電所建設計画」環境影響評価方法書について

というものです。いずれも環境評価アセスメント第2段階の手続き文書と言えましょう。私は傍聴の申し込みをしていましたが、思わぬ事故がありまして入院の羽目に陥り、その旨を担当官に知らせ、傍聴中止と可能であれば、傍聴者への配布文書送付を要請しました。
担当官からはすぐ返事が来て、配布文書(総計60ページ超)のURLを送ってくれました。

 私が注目したことはいくつかありますが、添付されていた「千葉県知事の意見」がその一つです。今日はその意見内容の問題点をお知らせします。

▼ 私たちは「千葉自然保護連合」のお世話で、5月17日、県担当課と知事意見書内容についての要請行動を行っています。そこでの最大のカギは「熱源の変更」つまり、公害の恐れが大きい石炭ではなく、現在千葉県にある火力発電所が使っている、都市ガスやLNG(液体天然ガス)などにしてほしいということを知事意見に入れてもらうことの要請でした。担当官は誠実に対応してくれましたが、結果は全く無視された感じです。

▼ 意見書冒頭部分に「さらに対象事業実施区域周辺には、過去の深刻な大気汚染により被害補償を受けている住民も生活している」とあります。事前に「事実としてどの地域か」を直接電話で担当課に質問したのですが、明示されませんでした。この事実があるとすれば、この意見書の内容の甘さは、知事として到底住民の立場には立っていないことを自ら明らかにしているものと言わねばなりません。

▼ 特に甘さが露呈している部分として(6)にある「温室効果ガスにかかわる事項」など、関係省庁指定済み文言の繰り返しにすぎません。

 千葉県知事・鈴木栄治氏は、本当に千葉県住民の立場に立った知事なのか…疑問のわいてくる意見書内容であることを、まず第一に報告します。(続く)

袖ケ浦「柳町踏切」危険踏切に指定 [JR]

 鉄道研究家の山の井さんからの朗報が届きました。なおこのニュースは28日の千葉日報にも掲載されているとのことです。

 危険踏切として施設改良が必要とされた踏切は、全国で1479か所あります。千葉県内は77か所。その中の19か所がJR関係としてリストアップされています。

 この中に、袖ケ浦市の「柳町踏切」(袖ケ浦駅から上り方向)が指定されているのです。山の井さんのメールでは「馬場踏切」も当然入れなければならない・・と思っていたのに・・と残念がっておりました。

 今後、袖ケ浦市とJRが対策協議に入ることになります。討議の中では「馬場踏切」の改良要請もぜひ入れていただきたいものです。

 なお、このリストは国土交通省と、その出先である関東運輸局双方のホームページに掲載されています。

年金開始繰り下げ検討 [国政]

 田村厚生大臣はNHKの〈日曜討論〉で、高齢者の働き方が多様化していることを踏まえ、現在個人の選択で公的年金の支給開始年齢を70歳まで繰り下げられる制度について、75歳程度まで広げられないか検討する考えを示しました。
 都知事選狂想曲の裏で、政府が進める悪だくみ・・(simatyan2のブログ)紹介します。
                 kawakami

 公的年金の支給開始年齢は、国民年金では原則65歳ですが、個人の選択で70歳までの範囲に繰り下げた場合、1ケ月当たりの支給額が増える仕組みがあります。

 これについて田村厚生大臣は、
「自分がいつまで働けるか、現状を見ながら支給開始年齢を選ぶことは自分の意志でできる。今も70歳までは選択できるが、これを例えば75歳まで選択制で広げる提案が与党から出されていて、一つの提案だと認識している」
と述べ、高齢者の働き方が多様化していることを踏まえ、公的年金の支給開始年齢の範囲を75歳程度まで広げられないか検討する考えを示しました。

 また大臣は、現在60歳までとなっている国民年金の保険料の納付期間を延長するかどうかについて「基礎年金の財源には税金が2分の1入っている。納付期間を延長すると、財政上の手当てをしなければいけないなどの問題がある。」と述べ、慎重な考えを示した。

年金2.PNG


「知られざる真実」東京都議選 [選挙]

 東京都知事選投票日が数日後に迫ってきた。ネット上では早くから投票集計の不正について指摘する記事が登場していた。最新の記事では、参議院選挙における北海道5区の選挙結果への疑問であった。具体的には、千歳市の選挙管理委員会の集約数に対する疑問がそれである。

 今までどこの新聞も触れなかった選挙集計不正について、東京新聞コラム欄が、触れてから、疑念が一気に噴きあがった感じがある。

 植草一秀さんのブログ「知られざる真実」というのがある。その7月25日号に「あり得ない都知事選結果誘導する悪徳の栄えと」いう一文が掲載されていた。その中のキーワードは、赤の大文字で書かれてある。東京都知事選が、この指摘のようになってきているような気がしてならない。

 あと数日。どんなことが起きるのか。その詐術に東京都民は惑わされるのか。注意深く見つめていたい。  

 以下キーワードのみを並べてみる。賢いあなたなら、その意味がはっきり見えるであろう。   Kawakami

▼ 次期東京都知事ポストは2020年東京五輪利権と密接に絡むものであるため、安倍改憲勢力=既得権勢力は、このポストを失うわけにはいかない。

1.序盤報道で鳥越氏独走の事実情報を封印する
2.鳥越氏の選挙戦における弱点を把握して、テレビ各社に、その弱点を重点的に報道させる
3.週刊誌を用いてスキャンダル報道を流布する
4.選挙戦中盤ならびに終盤情勢報道で既得権側の候補者優勢の情報を流す
5.既得権勢力の組織票を既得権候補の2名のうち、優勢な候補に集中させる

 選挙は民主主義の最重要イベントで、選挙によって政権や首長が選択されていることから、これで民主主義が機能していると勘違いしやすいが、現実は違う。「支配者」は、選挙結果を「誘導」する。


テレビなくても受信料? [情報操作]

テレビなくても受信料? 総務省、NHK巡り議論
日本経済新聞 電子版

 今度の都知事選で、元NHK職員で経理担当であった方が、立候補されている。
「NHKから国民を守る党」代表の立花候補の政見放送は、NHKで行われ、21日夜、都内中心に放送したそうだ。「NHKをぶっ壊す」と9回も連発した、と東スポが7月23日に報道した。 原子力ムラや東京都や自民党、官邸内からも勇気ある内部告発者が飛び出して、政党を立ち上げると、日本を変えることが出来るかもしれない。

 所で、テレビなくても受信料? 総務省、NHK巡り議論[日経新聞] 2016/7/7 0:04という記事を紹介しておこう。

 新たな受信料負担のしくみはスマートフォンやタブレットパソコンなど番組を視聴できるネット端末を持つ世帯を対象に加える案を軸に検討する。NHK番組を見る世帯だけに対象を狭める案や、テレビやネット端末の有無に関係なく全世帯に対象を広げる「税金化案」も浮上している。

 総務省が「税金化案」のモデルとするのはドイツ。同国ではテレビやネット端末の有無に関係なく、原則として全ての世帯が公共放送の受信料を払う義務がある。

 すでに受信料を納めている世帯の負担は変えない見通しだ。

 五輪の一部競技の中継などNHKがネットに配信する番組は誰でも見られるが、費用はテレビを持つ世帯の受信料でまかなっている。総務省はテレビの無い世帯から受信料を受け取れば負担の公平性が高まるとみている。省内の検討会で年内にも議論をまとめ、来年の通常国会に放送法の改正案を出したい考えだ。

 ただテレビのある世帯でさえ、受信料を払っているのは2015年度で77%どまり。対象を広げても受信料収入がどれだけ増えるかは不透明だ。


「カフェ ド 議会」に拍手!   投稿 [議会ウオッチング]

 昨年の8月22日(土曜日)10時から、市民会館のレストランホールで開催した「カフェ ド ぎかい」は、会場が満席になる盛況でした。この日のことを議会ホームページは次のように伝えています。

 今回、袖ケ浦市議会初めての試みとして行った、市民との意見交換会「カフェドぎかい」。
限られた時間を有意義に使うため、ワールドカフェ方式を取り入れました。6~7人程度の少人数のグループに分かれ、議員と参加者が決められたテーマに沿って自由な意見を出し合いました。テーマごとに席を入れ替え、ご参加いただいた多くの人と、各議員が話すことができました。

 袖ケ浦市議会が、議員相互の意見交流の中で生み出した、市民と議会の距離を近づける試みとしての集いは、大成功でした。袖ケ浦市議会史上初の試みと言ってよいでしょう。
 ここでの成果は、9月議会に早速反映され、一般質問の中で、幾度となく「カフェ ド 議会」の集いのことが、そこで収集された市民の声として議会討議の正面に据えられました。
素晴らしいことでした。

 今回、ここ半月間に3会場で,「カフェ ド 議会」が、3会場に輪を広げて開催されたと聞いています。今回は袖ケ浦高校生の参加や、新聞社、J:comテレビなどの取材もあって、彩り豊かなものになったとのこと。うれしいことです。私個人は事故で参加できなかったのですが、心から成功を祈念していた一人です。

 議会が、実りまであと一歩というところまで「議会基本条例」策定に取り組み、市民の声を直接聞くべく「カフェ ド 議会」という斬新な取り組みを展開しつつ努力している姿は、素晴らしいことであるし、うれしいことです。

 9月議会が終わると選挙です。選挙で一新した議会が、このせっかくの議会改革のうねりをさらに大きなものにするよう期待しています。

                  「議会改革推進特別委員会」を応援する一市民

盤州干潟(ばんずひがた)をご存知ですか [小櫃川の水を守る会]

 盤州干潟(ばんずひがた)という名前をご存知ですか?小櫃川の河口から東京湾に広がる、最大で1400haに及ぶ広大な干潟です。日本の重要湿地500指定地に含まれる東京湾最大の干潟のひとつです。

 この干潟をラムサール条約に登録させるべく、自然保護の諸団体が、熱心に運動を進めていることも、この機会に知ってほしいと思います。

 ラムサール条約とは湿地の保存に関する国際条約です。水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で、1971年2月2日に制定され、1975年12月21日に発効しました。1980年以降、定期的に締約国会議が開催されているのです。

 日本では51か所が登録されていますが、そのうち千葉県ではただ一つ谷津干潟(1993年6月10日登録・習志野市)が登録されているだけです。

 盤州干潟と同じように、三番瀬もその候補に上がっています。現存する三番瀬は、浦安市の埋め立て地の東沖に位置します、江戸川(江戸川放水路)の河口付近の干潟および浅海域を指し、船橋市、市川市、浦安市、習志野市の沿岸に接しています。東端には船橋航路や千葉港があり、西端には猫実川河口や新浦安駅付近の埋立地が広がっています。埋立が進む以前は、より西側の旧江戸川河口付近まで干潟や浅海域が広がっていたとのことです。

 7月19日、全国自然保護連合加盟の3団体(三番瀬を守る会、千葉の干潟を守る会、千葉県自然保護連合)と小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会、日本湿地ネットワーク(JAWAN)」など計8団体で環境省に上記二つの干潟のラムサール条約登録に力を入れるよう要望書を提出しました。

 ラムサール条約登録で、一番の問題は「地元自治体の賛同」がカギになっていることです。
この点について同省は、「地元自治体などの賛意が得られなければラムサール条約 湿地には登録できない」と答えました。紋切り型の回答です。これでは、重要湿地は あいかわらず消失・悪化が進むことになり ます。ラムサール条約締約国としての責務を果たせません。

 すぐ近くにこのような貴重な湿地帯があることを、私たちはもっと多くの地元の人たちにわかってほしいと願っています・・・自然保護運動を進める団体からのメールにあった言葉を伝えます。

ラムサール条約登録を求めて.PNG





救急病院を考える・・・医療問題追加 [医療問題]


鉄道研究家の山の井さんが、私の医療問題を読みすぐメールをくださった。一方22日の東京新聞(同日の千葉日報)に、千葉県立全6病院で「労働基準法違反違法当直勤務」のことが書かれている。この記事を読む限り、『救急病院勤務』は、労働基準法上から言えば本来成立しない勤務形態である・・としか言いようがない。

このことを一体どのように考えたらよいのであろうか?

山の井さんは、県内の様子を知らせてくださった。そのまま掲載させていただく。

▼千葉県内の三次救急病院
君津中央病院
成田赤十字病院
東京慈恵会医科大学付属柏病院
船橋市立医療センター
順天堂大学医学部付属浦安病院
国保松戸市立病院
亀田総合病院
日本医科大学千葉北総病院
千葉県救急医療センター
国保 旭中央病院
東千葉メディカルセンター→東金市

うち、君津中央と千葉北総の2つの病院にドクターヘリの基地があります。

▼ 君津県内4市を除く、県内救急病院状況(上記と重複もありますが・山の井さんブログからそのまま転載させていただきました)
参考までに、安房地域では。三次救急→亀田総合病院
君津中央病院は三次救急の病院の位です。

二次救急→安房地域医療センター、館山病院

位はわかりませんが、救急指定病院→鋸南国保病院、南房総市富山国保病院、小林病院、中原病院、小田病院、東条病院、鴨川市立国保病院
精神科の病院→三芳病院、田村病院、東条メンタルホスピタル

安房地域では24時間救急受け入れは、亀田総合病院と安房地域医療センター。
安房地域の医師会により、病院の夜間・休日の当番医の輪番制がくまれています。

ドクターヘリは、君津中央病院に常設基地があり、安房地域も受け持ちます。

救急車は鋸南分署、館山消防署本署と神戸・西岬・白浜の各分遣所、千倉分署、鴨川消防署本署に。亀田総合、館山の各病院と安房地域医療センターの3箇所にも救急車が配置あります。

富津市金谷の方が、鋸南国保、富津市山中から君津市や大多喜町までの山間部の方は、鴨川市立国保または亀田総合の各病院に、通院される方は少なくないです。

夷隅・長生の外房地域には三次救急の病院がないため、亀田総合病院に運ばれることは、少なくないです。

千葉県北東部は、旭中央病院と成田赤十字病院しか三次救急の病院がないので、ある意味、北東部と南部は医療過疎です。

▼ 結局、私の命を救ってくださった君津中央の救急室の先生方は、労働基準法違反のままの勤務体制で、続けていくことになるのであろうか・・・

★ このことの責任はどこにあるのであろう。山の井さんは「気が早いですが、来年3月の千葉県知事選挙の争点にしてもいいように思います。」とありましたが、やはり政治の責任なのでしょうね・・・

                               kawakami

沖縄の民意無視・民主主義破壊の暴挙を平然と行う権力の開き直りを見つめる [沖縄]

 参議院選挙が終わって数時間もたたないうちに、沖縄ではヘリポット建設工事が再開された。参議院選挙では沖縄担当大臣が10万票の差で落選し、辺野古基地推進与党は県内選挙区で全議席を失った。これほど民意が明白であるにもかかわらず、政府は沖縄県を国が提訴し法廷闘争を行うという申し入れを、21日に行ったという。

 これは総務省第三者機関である「国地方係争処理委員会」が示した話し合い解決の提言にも反するもので、恥も外聞も投げ捨てた政府の、米国盲従姿勢を明らかにしたものだ。まさに植民地日本の傀儡政府の姿そのものである。

 友人が森住卓さんのブログと写真を送ってきた。そのまま転載する。 kawakami

 森住 卓さんがアルバム「民主主義破壊の最前線。戒厳令下の高江」に写真5件を追加しました。
黙っていて良いでしょうか?この事態を許して良いでしょうか。参議院選で沖縄では基地建設反対。オール沖縄のイハ洋一氏が自民党沖縄問題担当大臣の島尻愛子氏を大差で破り圧勝した数時間後の7月11日早朝、県警機動隊200人前後が北部訓練場ゲート前を取り囲みヘリパッド建設反対の市民を排除し、仮設トイレプレハブなど工事準備資材を数台の大型トラックで運び込んだ。

 以後4日連続で同時刻に運び込んでいる、来週はさらに機動隊の数が増えると言われている。人口たった百数十人の高江に大阪府警、警視庁などから1000人の機動隊を集結させると。

 翁長知事は12日「到底容認できない。戦後70年間、日本の安全保障を背負ってきた県民に対して、こういうやり方でやるのか」と怒りの会見を行った。
機動隊に制圧された高江はまさに戒厳令下に置かれた状態だ。民主主義社会が音を立てて破壊される最前線だ。

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自らの体験から医療問題を考える  その8・最終版 [医療問題]

 日本全国で職業の種類というものはどのくらいあるものかについて考えたことがありますか?もちろんいろんな説がありますが、ここでは厚生労働省の職業分類をとることにいたしましょう。ここには約2万8千の職業名が収録されているとのことです。

 何のためにこんなことを書いたのでしょう。実は焦点を絞りたかったのです。それはこれほどの数の職業があったとしても、人間、生まれてから死ぬまで、そのいのちそのものにかかわる職業と言えば意外に少ないのです。

 生まれた時の助産婦さん、成長に従って、保母さん、幼稚園の先生、小学校、中学校、高等学校、大学と、人間の魂を育てる職業、そしてこの間も、そのあとも人間の命の痛みをいやす職業としての医療に従事する人たちの職業が浮かんできます。そして一生を終え、旅立ちを送ることを職業にしている人たちがいます。

 南米パラグアイ国に、日系人が住むイグアス移住地というところがあります。その町はずれに「アベ柔道整骨院」という医院があります。治療は荒っぽいけれど、一発で治るという評判で、遠くアルゼンチンから、団体バスで訪ねてくる人もいるという・・これは事実です。

 この先生の診療所はオープン出入り自由です。年に2~3回は強盗が入るそうです。
でも先生は、何もしません。持っていきたいものを全部持って行かせます。強盗が先生を殺したり、けがをさせたりすることは決してないという伝説です。殺したりけがをさせたりしたら、大変なことになることを強盗も知っているからだということです。
 お金のない貧しい人たちが持ってくる、畑のものなどが治療費になります。アベ先生今もお元気でしょうか?20数年前、先生と直接会って聞いた話です。

 ペシャワール会という会の中村哲先生のことは、多くの方はご存知でしょう。
ペシャワール会は1983年年9月、中村医師のパキスタンでの医療活動を支援する目的で結成された国際NGO(NPO)団体です。
 1984年、中村医師はパキスタンのペシャワール・ミッション病院ハンセン病棟に赴任し、医療器具や手術設備が不十分な環境の下で、10年間診療活動を続けました。

以降今日に至るまで32年間、アフガニスタンを中心に医療活動を続けるとともに、2000年には、大干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で水源確保事業を開始し、飲料用井戸約1600本と直径約5mの灌漑用井戸13本を掘削、カレーズ(伝統的な地下水路)38ヶ所の修理をし、村を復興させるというすごい仕事をなさっています。
中村先生の周りには、いつも銃を担いだ村民がいます。先生を守っているのです。

医療という職業を選択し、従事するということは、志のいることなのだな…と私は思っています。幾度命を救っていただいたことでしょう。数えただけで5度あります。
まだまだ書き足りないのですが、感謝を込めてこの項を閉じたいと思います。

kawakami

自らの体験から医療問題を考える ̄その7 [医療問題]

 自分の病気体験ということで、入院先の君津中央病院のことを書き連ねてきた。しかし考えてみれば、救急車で前回は2か所、今回は3か所目で入院ができたということだ。幸いなことに「たらいまわし」にはならなかったけれど・・一体地域の医療体制はどうなっているのか?その資料を並べておきたいと思う。

▼ 4市にどれくらいの医院があって救急病院は?

 気づかず暮らしているけれど、体調を崩し医者に行こうとなって考える。一体どこの医者へ行ったらよいのか。

袖ケ浦市  病院   1   医院  40
木更津市  病院   9   医院  81
君津市   病院   4   医院  44 
富津市   病院   3   医院  39
合 計   病院  17   医院 194

※  病院とは20床以上のベット数を持ち、3人以上の医師がいること。
総合病院は200床以上、5科以上の医療分野を持つ病院
医院とは1人の医師と数名の看護師がいればよい
   (歯科医師除外)

 この中で、救急車の搬送先は一応病院と名の付くところになっている。君津中央の分院を入れて18病院のみ。しかし、本物の救命救急病院は1か所しかない

★ 救命救急病院  君津中央病院
★ 救急告示病院  上総記念病院  木更津東邦病院  萩原病院  玄々堂病院
          東病院   君津中央病院大佐和分院  袖ケ浦さつき台病院
★ 他病院     石井病院  加藤病院   木更津病院  重城病院  薬丸病院
          高名清養病院   君津山の手病院  鈴木病院  千葉芙蓉病院
          三枝病院 
 
※ 救急告示病院とは、病院診療の可能な範囲で引き受ける病院
※ 他病院・・初期救急

 君津中央病院救命救急部門に搬入される数は、今年5月は946人という記録がある
そのうち785人が休日時間外というのだから、その人数の中に入ったということは、運が良かったものと言わねばならない。
 それにしても、「救急告示病院」というのは、名前だけで、実際の救急活動をする意志のない病院のことを言うのか?すべて民間の病院であるだけに強制もできない。経営者の経営理念が問われる質のものであろうに・・。(次回終了

緊急医療体制.PNG





自らの体験から医療問題を考える~その6 [医療問題]

▼ 君津中央病院6F西病棟におけるチーム医療の体験 ・・プロとしての輝き

「師長の馬作(うまたて)です。治療のことで気になることがあったらなんでも話してくださいね。」
と、真っ先に声をかけてくださった方が看護師長であった。6F西病棟は「呼吸器外科」の病棟で、正確ではないが80床程度のベット数であると聞いた。そこに30人ほどの看護師さんたちが働いていらっしゃる。

「かわかみさんですよね・・そう呼んでよいのかな?実は私の旧姓がカワカミなのです。それでちょっと戸惑ってしまいました・・」
 と声をかけてくださったのは刈込看護師。刈込さんというお名前の知人が富津にいらっしゃる。ひょっとして奥様かと思い尋ねたが、同じ富津だったけれど、知人とは違っていた。でも親近感がわいてくる。

 30数人の看護師さんそれぞれが、それぞれの個性そのままに語りかけてくださる。語り口や内容は違っても、共通することは、看護師という職業に徹しておられて、プロとしての誇りが自然とにじみ出ているのが分かるのである。交代ごとに挨拶に来られる。正確に情報は次の担当に連絡されていることは、引き継ぎ者に聞かれる事項ですぐわかる。

 30数人のお世話になった看護師さんたちのお名前を記録しようと思ったが、17人で終わった。私の年齢のせいかお名前とお顔が一致しない。退院時の担当は
「お名残り惜しいですね。でも、もう戻ってきてはいけません・・」
そういってニコッと笑ってくださった。松本さんであったろうか、錦織さんであったろうか?
 師長さんを中心に、一糸乱れぬ介護集団お一人お一人に、熱い感謝の念を捧げたい。

▼ 4人の呼吸器外科の先生チーム

 毎日午前中4人の先生が一緒に回診に回ってこられる。飯田先生(部長)、田村先生、尹(ゆん)先生、海寶先生の4人である。それだけではない。海寶先生、尹先生、田村先生も、勤務の合間を縫ってであろうか、思わぬ時間にひょいと現れ「お変わりありませんか?」と声をかけていく。チームが一つになっている。私にはお若い尹先生、海寶先生は研修医の先生かな?(まちがっていたらごめんなさい)と思っている。

 1F外来の壁面には、『研修医制度』について説明がついている。現在の制度では医師免許取得後に、2年以上の臨床研修を行うよう努めるものと定められている(2004年実施)。君津中央病院では、この制度を利用して、研修医と先輩医師とのチームを創り、チーム医療体制を確立したものと私は見ている。
 1F消化器外来でもお世話になっているのだが、丸山先生、妹尾先生、そして現在の石井先生と、私は3代の研修医にお世話になってきた。胃がんの手術も、胆管炎症も快癒させていただいた。私はこのチーム医療体制に万全の信頼を抱いていることを表明したい。

▼ ゴット・フインガーは必要ない。

 2日間の連休の時、田村先生が勤務であった。2日目に
「かわかみさん、もう大丈夫だから、今日チューブを抜きましょう。」
と言ってくださった。チューブが皮膚にくっついて、抜く時は痛いのだろうと思っていた。

「ハイ息を吸って・・いいですよ・・静かにはいてください・・」
その声に合わせて、先生はチューブをスーッと抜いてくださった。痛くもなんともなかった。「先生、神の指ですね・・」というと「そんなのないですよ」と軽く言われた。

 確かに、チーム治療では、治療方法に確信があるのだから、特殊技術など必要がないのかもしれない。どこかの大学病院で、特定の先生が何人もの患者を死なせてしまった記事が出ていた。この病院には関係のないことだけど・・・(続く)


自らの体験から医療問題を考える~その4 [医療問題]

▼ 君津中央病院救急室

 君津中央に着いた。救急患者入口からストレッチャーに移され、すいすいと運ばれたところが手術室であった。小柄な女性がついて指揮しながら運んでくれた。この女性、運びながら耳元でささやくように声をかけてくれた。

「かわかみさん。ついてこられた女性はかわかみさんの奥様ですか?」
「はい、そうです。」
「お若いですね…ひょっとして娘さんかと思った・・・」
「後でそのように伝えますね・・・再婚なものですから・・・」
「川上さん、やりますね・・・寝込んでなんかいられませんよ。私たちのチームが必ず治しますからね。奥様のためにも早く元気になるんですよ・・・」

 80過ぎの年寄りのじいさんにかける言葉としては、決してふさわしい言葉とは言えないと常識的には思うかもしれないけれど、当人の私にとって、なんとさわやかに聞こえたことであろうか・・・。私はディズニー漫画に出てくる、茶目っ気のある妖精が目の前に現れたのかと思った。・・・あいまいな記憶の中に、今もその言葉が、天女の声のようにも聞こえている。(この方のお名前は残念ながら不明であった)

「はっ、はっ、はああ・・」と苦しい呼吸を続けながらも、私の心の中に、手術に耐えねばならぬ・・という意思がわき出てくることを感じた。

 救急室のメンバーは、すべて若い人たちで構成されていたようだ。準備は待つ間もなくできた。誠実という言葉を絵にして額に飾ったような方が、いつの間にか手術台のそばに立っていた。

「かわかみさん、ちょっときついけれど、すぐ終わります。麻酔もかけますが、局部麻酔なので、少しつらいかもしれません。頑張ってくださいね。」

 そういうと、一息つく間もなく、グぐグぐグううううう・・と、めり込むような疼痛が、わき腹を走った。思わずあげていた左手を降ろそうとすると、素早くその手を支えてくれた方がいる。
「もうちょっとです。頑張りましょう!」
その声と共に、二度目のすさまじい疼痛・・・これは激痛ではない。肉を切り裂くのではなく、千枚通しで、肉の間にむりやり揉み込むような痛さであった。

 疼痛が去った。
「さあ、もう通りましたよ。あとは結んで終わりです。」
手際がよいのであろう、流れるように手術が終わり、痛みが徐々に薄れ、気が付くと病室に運ばれていた。

「はっ、はっ、はっ、はあ・・・」という息遣いが、いつの間にか「はあ、はあ、はあ」になり「はふー、はふー・・・・」と変わってきている。肺胞にたまった血液が、作られたルートを通り、外部に導き出されていることが徐々にわかってきた。この夜は、数分おきかと思われるような回数で、看護師さんが、気が付くたび目の前に立っていた。

 救急室に入って手術をし、必要な処置をして病室に行くまで、30分ほどの時間ではなかったのか?まさに流れるような見事な連携治療。ICU隠密集団が、あの病院には隠されているのかもしれない。

★ 手術説明図跋渉(この説明図を書かれた与儀先生が、『誠実を絵に描いて額にはめた』ような先生であったのであろうか・・)
   手術・処置名    胸腔ドレナージ

胸腔ドレナージ.PNG






自らの体験から医療問題を考える~その3 [医療問題]

▼ 三日目の夜、一眠りした午前3時ころ、急に胸が苦しくなった。息ができなくなった
のだ。何らかの調子で、肺胞を傷つけてしまったのであろうか・・・息遣いが激しくなる。「はあ、はあ、はあ・・」と言った調子で吸い込むことができない。今回はすぐ救急車を頼むことにした。たくましい青年救急士が3人、電話で話した通り5分以内で到着した。動けない私を軽々と、痛みを感じさせない配慮を含めて、車に乗せこんだ。

 車の行先を決めるため、リーダーの救急士が、電話をかけている声が聞こえてくる。昨日まで通院していた病院である。その病院からは断られた。正直断られてほっとした。「あの病院では治らない」という気持ちが湧いていたのである。なぜなのかはこの文章の後半部分になれば明らかになるであろう。

▼ 鈴木病院から君津中央病院へ
 次の病院へ電話を入れる。君津の鈴木病院である。袖ケ浦からは一番遠いところだけど、よくそのそばを通っていたことがあるので、病院の所在は分かったが、内容がよく分かっていたわけではない。救急車はその病院目指して走り出した。鈴木病院では、状況に即応され、到着と同時に真直ぐCT室に送られ、レントゲンと併せ撮影した。撮影された写真を見て、担当の先生は決断された。

「この病状は、直ちに手術しなければならないことから、当院施設・スタッフの状況では残念ながら手術不可能である。すぐ君津中央にお願いすべきだ。私が直接お話ししよう。CT資料、レントゲン結果も救急車でそのまま持って行っていただこう!」
 こう話されて、電話された。結果は簡単に出た。文句なく承諾していただいたのである。「鈴木病院とはこのようなスゴイ先生のいらっしゃる病院であるのか・・・」
 と苦しい息の下で私は思った。ありがたいことであった。前者の病院との違いは明白であった。なお先生のお名前は横溝先生という方であることが君津中央からの文書で判明した。

 直ちに君津中央目指して車は走り出したのである。この間息が楽になったわけではない「はあ、はあ、はあ・・・」の状況から「はっ、はっ、はっ、はあ・・・」と言った状況・・・つまり一層苦しくなっていた。

 車が走る。ガタガタと揺れる度痛みが走る。息が苦しい・・・死ぬということは、こういうことなのだな・・息ができなくなったとき、押しつぶされるような胸の痛みの中で呼吸困難に陥る。場合によってはそのまま静かに息を引き取る・・・それが死の現実の姿なのだな・・・私は揺れる車中で、そんなことおぼろげに感じ、思っていた。(続く)


自らの体験から医療問題を考える~その2 [医療問題]

▼ 順番を待つ・・ひたすらに待つ・・待ちくたびれた後に・・

 その病院木更津市にあった。病院の名誉のためにあえて名前は書かないことにする。
正面玄関はすでに閉じられ、奥の夜間入口から病院内に入る。入れすぎたエアコンの冷え冷えする長い待合所に、30人ほどの患者が暗い顔をして待っていた。行き来する看護師たちの数が、圧倒的に少ない。疲れ切った表情からは、患者さんたちは決して元気をもらえないであろうに・・・と思いつつ、順番を待つ。とにかく待つ。それでも1時間ほどで順番が来た。

 静かな中年の先生であった。状況を聴くと、すぐCTとレントゲンを指示された。「レントゲン室の前で待っていてください」と言われ、その場所に移る。そこでも呼ばれるまで待つ。ひたすらに待つ。しかしレントゲン室は使用中の赤ランプが輝いていても、呼び出しはない。

 待ちくたびれて聴きに行こうとしたとき、担当の先生が足早に歩いてきて、レントゲン室に入った。慌ただしく人の動きがあったかと思うと、あわてるように技師がレントゲン室に入り込んできた。いままでどこにいっていたのであろうか・・何があったのかはわからない。

 ようやく撮影が始まった。その結果わかったことは。肋骨が3本折れていること。肺胞内部には損傷がないこと。だから静かに休んでいることを指示され、腕の皮膚の擦り傷の手当てをしてくださった。この間3時間半。痛みは取れていないが、疲れた暗い気持ちのまま帰宅し就寝する。

 翌日もこの病院へ行く。今度は『内・外科』の先生に呼ばれた。昨日は整形外科であった。この病院の先生は、出向が多いらしい。また同じ写真を撮らされ、今日は胸部の損傷の確認をしたという。やはり同じ診断である。スリ傷の手当てをして帰宅する。翌日も「スリ傷の手当」だけでよいという。かくて三日間が過ぎてしまった。(続く)


自らの体験から医療問題を考える~その1~ [医療問題]

自らの体験から医療問題を考える~その1~
 
▼ 「人生一寸先は闇」
「人生一寸先は闇である」という言葉がある。我が家では孫たちの慶び事が二度続いてきていた。「ひょっとして三度目もあるかもしれない・・三度目はなんだろうね」家内と二人そんなことを話していた矢先のことである。 
里山づくりに参加している友人に、以前から頼んでいたことがあった。
「丁度ホタルが最高に出ている時期だから案内するよ・・・」
とのお誘いを受けたのだ。断る手はないと早速出かけることにした。

 ホタル狩りの注意事項として
① 泥地もあるので長靴があればいい。
② 長ズボンに長靴を
③ 懐中電灯
等々の注意を受けた。5月26日(日)夕刻出かけるべく玄関で長靴を出そうとした。靴箱の背後の方にあると聞き、脚立を持ってきて、安定させ、トントンと脚立に登った。

 我が家の各部屋にある、タンスとか冷蔵庫とかには、地震に備えて壁面に打ち付けたり、地震対策の棒つかえなどをしていた。玄関の靴箱も当然そのようになっているものだと思い込んでいた。脚立の上段に上るとき、軽く靴箱の上に手をやり、打ちつけてあると思い込んだまま、引くように力が加わったらしい。その途端、靴箱全体が手前に引かれ、倒れかかってきた。そばにいた家内はあわてて靴箱を抑え、靴箱自体の倒壊は免れたものの、私自身はどうなったのか。カラダのバランスを失って、玄関床面に腰から落ち込み、対面の引き戸を打ちとばし、上がり框の角にずしっとめり込むように腰をぶつけてしまったのだ。

 瞬間息が止まった。ようやく履物の散乱した床の上に座り込み、数分間動けないまま息を整えた。「救急車を呼ぼう」と、家内は言ったが、時刻は6時半を回っている。夜間営業の病院なら間に合うと思い、そこを紹介してもらい行くことにした。

                          kawakami(続く)

参議院選挙結果をどう見るか [選挙]

 今日から医療問題連載予定でしたが、会員から上記課題について、明記しておいたほうが良いのではないかとの提起あり、急きょ掲載いたします。固い文章ですが、一読の要あり…ぜひご覧ください。               kawakami

参議院選挙の結果に関する見解

 2016年7月10日の参議院選挙において、自民党、公明党、おおさか維新、こころの改憲4党は合わせて77議席を獲得、改憲発議に必要な78議席には至らなかったものの、非改選の改憲派無所属議員4名を加えると、戦後初めて、改憲勢力が衆参両院において3分の2を超える議席を占める事態となってしまいました。

 しかしながら、憲法改正が徹底的に争点から隠され、野党共闘と市民の結集そして参議院選挙そのものについてさえ報道が極端に少ない厳しい戦いのなか、私たち市民連合が各地の市民運動と連携しつつ、32の1人区全てにおいて野党統一・市民連合推薦候補の擁立を実現し、そのうち11名が当選を果たしたことは、全国規模で市民の後押しする野党が共闘するという新しい取り組みが一定の成果を上げたものと考えます。

福島沖縄という重要な選挙区においては、市民の力が、安倍政権の現職大臣2名を落選させました。さらにこれまで保守基盤の強かった1人区においても、善戦をはたした選挙区が少なくありませんでした。このことは3年前の参議院選挙において、野党候補が当時31あった1人区でわずか2議席しか獲得することができなかったことと比較すると明らかです。また複数区や比例区においても、広汎な市民が自ら選挙に参加し、野党候補を押し上げ、1人区も含めて3年前の参議院選挙(野党4党で28名)と比較して一定の前進(野党4党で44名)を獲得しました。

 残念ながら、私たちは今回の選挙で改憲勢力の膨張を阻止することができませんでしたが、市民と立憲野党(民進党、共産党、社民党、生活の党)が共闘する新しい政治の模索はまだ始まったばかりです。

日本政治史上初めて、市民が主権者として連帯して野党の統一を促し、市民が政治を変える試みが実現したことの意義は大きいと思います。私たちは、この試みの成功と限界から教訓を学び、安倍政権の下におけるだまし討ちのような改憲の動きに毅然と反対し、個人の尊厳を擁護する政治の実現をめざして、ひきつづき安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めてまいります。

2016年7月11日
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合

今日から再開します [その他]

 6月26日以降、私たちのブログが止まった。途中、7月7日に、会員の投稿があり「パートタイマー賃金の国際比較」が掲載されている。

 このとき山の井さんからのメールがあった。その中で「しばらく、研究会のブログの更新がなかったので、心配をしましたが、本日の更新でほっとしました。」

 ということが書かれてあり、連日休みない活動と、その中で私たちのブログにも目を注いでくださっている姿勢に、『ありがたいことだ』と心から思ったものです。

 実は、26日夕刻、私の不注意で、室内で転倒し、肋骨3本骨折。3日後、救急車で、君津中央病院に搬送され、以降7月10日まで治療の日々が続いていたのです。幸い手厚い治療で、一日一日薄紙をはぐように、体調が回復しつつあります。術後3週間は最低留意することも厳しく指示されていたことから、退院後も2日間猶予を取り、今日から久しぶりにブログを再開することに踏み切ったという次第です。

 入院中は多くの方々から励ましの声をいただきました。感謝申し上げます。参議院選挙も院内期日前投票で責任を果たし、結果を期待したのですが、そう簡単には世の中変わってくれません。歴史の変革にはその時期と時間が必要です。生きている間は、倦まず休まずポツリポツリと歩んでまいりましょう。

 この間びっくりすることもあり、報告します。それはブログのアクセス数です。私たちの仲間にはパソコンのプロがいらして、毎月ブログアクセス数を報告していてくれています。
今年に入ってからのアクセス数を報告しましょう。
 
 1月 21092 通
 2月 20543 通
 3月 23119 通
 4月 21987 通 
5月 63834 通

 5月の記事を確かめましたら石炭火力問題16回、自治会5回、国政・水俣・教育各2回・・・と言った内容で、圧倒的に石炭火力に対する関心が集中していたことになります。

 以上をバネに続けてまいります。当面して明日からは、今回の体験から医療問題を身近なところから考えてみたいと思っています。引き続きご愛読を・・・

5月アクセス.PNG



                              kawakami

パートタイム国際賃金比較表 [国政]

「豊かな?日本」は最低賃金です。

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