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新井綜合に対する意見書 [産廃処理場]

 新井の君津環境整備センター(産廃処分場)第3期増設の許可申請書が県に出されました。
それに対する意見公募が4月17日締め切りでありましたので本日別紙の意見書を郵送しました。

2017年4月12日
君津環境整備センター 第Ⅲ期増設計画に対する意見書
   袖ケ浦市神納2977  関  巌
 地震に関する意見
○地震等による小堰提の崩壊による流出(6-18)
 この項での記載によると、
小堰提を含む埋立法面は最大震度6弱に耐えうるように設計されている。将来千葉県に大きな被害をもたらす可能性がある「東京湾北部地震」「千葉県東方沖地震」「三浦半島断層群」の発生による事業区域での想定震度をそれぞれ5強、5弱、5弱となっていることから小堰提を含む埋立法面は、現在想定されている大地震に対して安全な構造と言えます。
 と述べている。

①1801年久留里で推定マグニチュード6.5の直下型地震が起き久留里城の塀など が破損し民家の潰れるもの多し、との記録がある。(久留里藩黒田家文書)
②「千葉県地域防災計画」では震度分布図を作成し、関東大地震を想定した場合および 元禄地震を想定した場合では、共に久留里で震度6弱から6強を想定している。
③政府の地震調査委員会は2016年6月10日、今後30年以内に震度6弱以上の揺 れに見舞われる確率の分布を表す「全国地震動予測地図」を発表した。それによれば 久留里地区では26%~100%の確率となっている。
④巨大地震は2011年の東日本大震災のように大変長い周期で起こるものもある。ま た、現在の科学では地震についてはまだまだ知見が不十分である。想定外のことが起 こらないとは断定できない。
⑤評価書で千葉県に大きな被害をもたらす地震として「東京湾北部地震」「千葉県東方沖 地震」「三浦半島断層群」としているが、この3個だけで評価すべきではない。
⑤埋め立て地法面勾配が準備書で2割となっていたものを1割8分と急勾配に変更して いて崩壊しやすくなっている。

 以上のことより、有害物質を搬入している管理型処分場としては、震度7に耐えうる強度設計にすべきである。そうでなければその下流で生活している住民にとって全く安心出来るものではない。

 降雨に関する意見
○浸出水処理施設の能力及び浸出水調整槽の規模に対する意見(6-5)
 この項の記載によると、
浸出水処理施設の能力及び浸出水調整槽は、埋め立て期間は20年としているので、同じ20年間の最寄りの観測結果に基づいて計画している。
と述べている。
①しかし、埋め立て期間は26年間としているので、26年間の観測結果とすべきである。
②また、異常気象により集中豪雨などが多発しており、予想をはるかに超えた豪雨が起 こる可能性は非常に高くなっている。そのため、26年間の観測結果でも不十分であ る。100年確率等を踏まえて安全側に取ったデータを元に計画すべきである。


 地層に関する意見
○ 処分場の地層は久留里の上総掘り自噴井戸の取水層の下10mを通るので安全であるかのように述べている。

 これは文献による判断であり、実際に地層をボーリングして得られたものではない。
地層に関しては、新井の主張は地元住民との話し合いの都度ころころ変わってきている。このことは取水層の下10mを通るということがボーリング調査の科学的に裏付けられた結果でないことを示している。
実際地下の構造は複雑であり、傾斜角がわずかにずれたり、地層の厚さがわずかに違ったりすれば10mという深さはすぐに変わってしまう。
 私達の調べによると、処分場の地層は久留里の上総掘り自噴井戸の取水層であることは確実と思われる。
一旦汚染水が漏れたら取り返しのつかない回復不可能なことから、ボーリング調査を行って地層を科学的に調べることは不可欠である。

 事前協議に関する意見
 県の指導要綱によれば申請書を出す前に事前協議を終えるようになっているのにもかかわらず、事前協議を取り下げて申請をしている。
このようなやり方には誠意がまったく感じられず、企業に対する信頼は全く得られない。事前協議をするよう県は指導すべきです。

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