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残土条例討議  4 [残土埋立]

 残土条例についての市議会討議の経過を報告してきた。修正案が持つ基本的認識の誤りや、議会討議の中で浮彫された問題点を明らかにしてきたつもりである。
 その結果修正案は否決された。その上での原案の最終採決は、1票違いの結果に終わった。しかし、当初から議会構成上、残土埋め立て事業に、間接的に関連する議員の方がいらっしゃる会派や、今回、内容は別として、修正案を作成し提起された新風会の議員の方々のご努力には敬意を表するとしても、修正案の内容上、否決に回るのであろうという推測は立っていた。これだけで10名である。あとお一人はだれがなるのであろうか?あるいはひょっとして、その他全員が原案賛成になるのであろうか?市民としての関心は、どうしてもその方向に走らざるを得ないのである。

 その議員は佐藤議員であった。そして佐藤議員は反対討論を展開している。果たして納得できる討論内容であったのか。しっかりと読み取るために、テレビ前で録音した佐藤議員反対討論の文字おこしをした。会員から早速意見が上がってきた。それをそのまま報告し、残土条例最終のまとめにしたいと思う。少し長いのだが、是非目を通していただきたい。(赤字部分が会員意見です)

議長
16番佐藤麗子君

佐藤麗子議員     はい、議長16番

 私は、議案第1号、「袖ケ浦市土砂等の埋め立て等による土壌の汚染および災害の発生の防止に関する条例の全部を改正する条例の制定」について反対の立場から討論をさせていただきます。

 不当に産業廃棄物を投棄する業者や不適切な残土埋め立てによる土壌汚染や土砂災害等の発生は、あってはならないものであり、そうしたものから子供たちや市民を守ることは本市のみならず、国県ともに早急に解決すべき問題です。

 本来、国、県、市が明確な判断基準を設け適切な業者と不適正な業者の振り分けをし、許可権者としての責任を取らなければならないにもかかわらず、その責任を取らぬまま住民を実質的な許可権者とすることで、訴訟リスクを住民に負わせることになること。

 訴訟リスクが実際起こるとは思えない。ありもしないことを仮定して反対理由にすることは説得力に欠ける
 (この意見に対しては、本稿その2の判例集を学習されたし。)

 現在市内で起きている問題について、すでにある条例に違反しているにもかかわらず対応できていない現状で、今回の条例改正で条例違反に関して市が責任を持って問題解決にあたるという、明確な意思が見られないこと。

 具体的に何を指すのか明確にすべき

 また、高齢化が進み、山林や谷津田などの管理ができず、なんとか土地を有効に活用したいと思っている住民にとって財産権の侵害に当たること。

 有効活用が周辺住民に安心出来るものであれば周辺住民は反対しない。財産権と周辺住民の福祉(安心・安全に暮らす権利)を天秤にかければ財産権は制約される

 さらには、何も知らずに騙されたり、勝手に産業廃棄物を埋め立てられてしまった地権者に対しても過剰な責任を負わせてしまうこと。

 だまされる方にも責任はある。勝手に埋められたら業者を相手に損害賠償等を請求できる

 建物を建てたり、道路を整備すれば、必ず残土は発生します。市内でもそうした社会経済活動は行われており残土をゼロにすることはできません。残土の埋め立て事業そのものは悪でないにもかかわらず、住民の同意について明確な基準がないため、住民は合理的な判断な出来ない状態で適正な事業者の権利侵害につながる恐れがあること。

 市内で発生したような問題のない残土であれば同意は取れるでしょう。県外などの発生元がはっきりと分からない残土は住民が反対するのは当然

 前回、議会が反対したにもかかわらず、300m 8割の同意について根拠が曖昧なまま同条件の議案を提出したこと。

 議会は選挙を経ているので再提案することは問題なし、また平川地区など住民からの切実な要望がある

 住民、土地の権利者、適正な事業者、そして行政とともにしっかりと話し合いを行い十分な議論を尽くし、不適切な事業者を締め出し、本当の意味で住民が安心を得ることができる条例の制定を行わないにも関わらず市民協働を謳いながら、+++++パブリックコメントしか行わなかったこと。

 土地の権利者、適正な事業者、などと話し合いを行わなかった、と言うけど具体的に誰と話し合いをするのかが分からない。

これらは市の怠慢と言わざるを得ません。

 以上の理由から私は、本議案に反対いたします。また、早急に地権者や適正に事業を行っている事業者そして、環境を守りたいと考えている市民を含めて、しっかりと話し合いを行い、皆が納得するものを私たち議会とともに作ることを執行部そして今日ここにいらっしゃる議員の皆様にも賛同いただけますようお願いいたしまして、原案および修正案に反対の討論と致します。

 佐藤議員はどのような条例が上記の趣旨(また、早急に地権者や適正に事業を行っている事業者そして、環境を守りたいと考えている市民を含めて、しっかりと話し合いを行い、皆が納得するものを私たち議会とともに作ること)に叶うのか具体的な対案を示して欲しい。  佐藤議員は実際に残土問題が起こっている地区に行って住民の生の声を聞いたことがあるのか。高谷、浜宿、川原井、木更津の富岡などに実際足を運んでいるのか。 現実を見ないで抽象的なことを述べて反対しても市民の支持は得られないだろう。
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